福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
10月21日から11月1日にかけて実施された、産業現場等における実習の反省会を行いました。
生徒たちは実習の前に設定した目標に対して振り返り、反省やこれから頑張ってみたいことを発表しました。その後、実習を通して感じた成長や自分の得意なこと、自分の課題について気が付いたことについてまとめる学習を行いました。今後は、実習で得たことを、生徒たちの自立と社会参加に向けて、生きた学びとなるように取り組んでいきたいと思います。
実習に御協力いただきました、実習先の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
11月6日(水)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。
進路指導主事から後期の現場実習の概要説明をし、生徒が自分の目標を意識しながら実習に取り組む様子を動画で見ていただきました。また、1、2年生の保護者には次年度に向けて準備することや流れなどについて説明をしました。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路が決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
11月8日(金)に1学年13名で宮城方面へ学習旅行に行ってきました。
午前中は、大崎市にある『感覚ミュージアム』を見学しました。感覚をテーマとした作品や演出を鑑賞したり、体験したりし、視覚・聴覚・嗅覚といった五感を再認識することができました。
午後は、『仙台市縄文の森広場』へ移動し、土笛づくりを体験しました。スタッフの方の説明を聞きながら事前に考えたデザインを形にしていきました。1、2ヵ月乾燥させ、焼成して完成となります。どのような音色になるのか今から楽しみです。
今回の学習旅行では、友達と協力して学習したり、友達と一緒に楽しく体験したりする姿がたくさん見られました。1学年の絆が更に深まった一日となりました。
10月21日(月)~11月1日(金)の後期校内実習「ソーシャルサービス班」で喫茶接遇や事務作業に取り組みました。
今回は「夢のだてももカフェ」の開店とともに、デリバリーの「ドリーム号」を設け、よりたくさんのお客様に向け、実演会を行いました。日々の練習で身につけた言葉遣いや動作を意識し、笑顔やサービス精神も忘れず、接客をすることができました。
たくさんのお客様に「実習期間が終わってからもお願いしたい。」や「おいしかった、ありがとう。」などのお言葉をいただき、生徒たちの達成感につながりました。
ご来店、ご利用いただき、ありがとうございました!
10月21日(月)~11月1日(金)の10日間、高等部産業現場等における実習が行われました。校内実習のフルーツキャップ班では、企業からお預かりしフルーツキャップを折る・梱包する作業に取り組みました。実習では、「フルーツキャップにごみや髪の毛をつけない」などの清潔な身だしなみに気をつけ、「丁寧で正確な作業を行うこと」「連絡・相談・報告をすること」を心掛けました。実習が進むにつれ、効率の良い折り方ができるようになったり、自分から作業終了の報告ができるようになったりしました。班員全員で協力したことで、フルーツキャップは、無事納期内に終えることができました。生徒たちには、実習での経験、成果、課題をこれからの学校生活に活かしていって欲しいと思います。
10月21日(月)から現場実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から、講師を招いて喫茶接遇についての講習会を行いました。
阿部元様から実演、実技を含めた講習を受け、「接客の基本」として、あいさつ、礼の仕方、プロの手洗い、トレンチの使い方、水の注ぎ方等についての基本を学ぶことができました。
生徒の質問にも丁寧にお答えいただきました。最後にはプロの技を見せていただき、その滑らかな動きに驚きました。教えていただいたことをさらに深めて、実践に生かしていきます。
今回のカフェの名前は「夢のだてっこカフェ」です♪
10月5日(土)は伊達高等学校体育館でバスケットボール競技、だて支援学校でボッチャ競技が開催されました。バスケットボールは、男女ともに3位決定戦で惜しくも敗れてしまいましたが、ともに一生懸命のプレーで盛り上げてくれました。
ボッチャ競技は、団体戦では優勝候補の学校相手に2-0と大健闘でした。個人戦では、OP1で3位入賞を果たしました。
10月12日(土)は、とうほう・みんなのスタジアムにおいて、陸上競技とフライングディスク競技が行われました。
陸上競技は出場した両名ともに100m走において3位入賞を果たしました。
フライングディスク競技では、ディスタンス部門で3位入賞を果たしました。
出場した選手全員の全力のプレーがとても印象的でした。応援いただいた保護者のみなさま、大変お世話になりました。
10月18日(金)2校時に後期産業現場等における実習の激励会を行いました。10月21日(月)から始まる2週間の実習に向けて、学級ごとに生徒一人一人が実習先と実習のめあてを発表しました。前期現場実習の激励会と比べると、ゆっくり、はっきりと話す姿が増えており、自分の言葉に自信をもつことができていることが分かりました。
その後、校長先生からの話を聞いて、しっかりとキーワードをメモしている姿も多くみられました。
3、4校時は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業、福祉)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
自分の目標を常に意識しながら、充実した2週間にしてきてください!
高等部2学年は10月1日から4日にかけて、3泊4日で北海道方面へ修学旅行に行ってきました。今回の修学旅行は“違い”をテーマに、北海道の文化や食、気候、そして市立札幌みなみの杜高等支援学校様との交流学習を通して、学校の違いや同じ年代の仲間の考え方の違いについて知ることができました。今後は、修学旅行での学びをまとめ、自分たちをより大きく成長させることができるように新しいチャレンジしていきたいと思います。
10月10日(木)に、本校で福島東稜高等学校スポーツ健康コース1年生31名と交流及び共同学習を行いました。初めのうちは緊張している様子も見られましたが、ボッチャや互いの学校紹介クイズ、風船バレーを通して徐々に緊張がほぐれ、良い雰囲気の中で楽しく活動に取り組むことができました。
同年代の生徒と交流できたことは、今後の学校生活の励みにもなる貴重な時間となりました。
参加していただいた福島東稜高等学校の教員・生徒の皆様に感謝いたします。
10月3日(木)に高等部1年生12名で阿武隈急行を利用し、「福島市公設地方卸売市場」「ザ・ビック鎌田店」に社会科見学に行ってきました。
卸売市場では、水産棟や青果棟などを見学したり市場の方のお話を聞いたりしました。たくさんの青果や水産物が全国から届いていることや市場の仕組みについて知ることができました。お昼には、市場の中で海鮮丼や生姜焼き定食をおいしく食べました。
ザ・ビッグ鎌田店ではグループごとに野菜売り場、果物売り場、魚売り場で商品の産地や価格、形態を調べました。グループ内で役割を分担し協力して取り組みました。見学を通して、「流通の仕組み」について学ぶことができた一日になりました。
10月2日(水)訪問学級の生徒もリモートにて参加し、高等部1学年全員でスポーツ大会を行いました。3つのチームに分かれ、ボッチャ、風船バレーに挑戦しました。競技の中では、友達がランプスを使って投げる際にみんなで支えあったり、悔しい表情をしている友達に励ましの言葉をかけたりするなど1学年としてのチームの絆が深まる時間となりました。
令和6年9月18日(水)に高等部生徒が校外実習等でお世話になっている企業の皆様や、支援機関の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただきました。また、意見交換会として企業就労に向けて必要な力や支援体制などについて参加者の皆様から御意見をいただきました。
作業学習の見学では、アクティブサービス班では、ビルクリーニングのデモンストレーションや窓ふき等の清掃の様子を御覧いただきました。クリエイティブサービス班では、製作内容について生徒が説明をした後、製作の様子を御覧頂き、生徒たちに質問等で声をかけていただいたり、生徒がお教えしながら製作体験をしていただいたりしました。また、休憩時間にはコーヒー提供を通し、喫茶接遇の学習の成果を発表させていただきました。
意見交換会では、雇用する際に重視することとして「就労意欲があり、素直に話を聞くことができる。」「最後まであきらめずにやり抜くことができること。」など、具体的に御助言をいただきました。また、長く働くために必要なこととして「心身共に健康であること。そのためには家庭の協力が不可欠である。」「安定して働くためには、支援機関との連携と、学校や家庭との情報の共有も大切である。」などの御意見をいただきました。
生徒一人一人の可能性を広げられるように、今回いただきました御助言を教員で共有し、学習活動の中で生かしていきたいと考えています。 参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今年度も、福島公共職業安定所様と県北障害者就業・生活支援センター様に講師としてお越しいただきました。各機関の仕組み、働くために必要な力などについて分かりやすく、お話をいただきました。参加した生徒たちからは、「苦手なことには配慮してもらえますか。」「衣食住についての相談もありますか。」などたくさんの質問がでて、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。また、参加していただいた保護者様からは「働く目的や進路について本人と一緒に考えていきたい。」「困った時に相談できる機関があることは親としてありがたい。」という感想が寄せられました。
講師の皆様ありがとうございました。
9月6日、地域連携作業学習第1回を実施しました。
今年度は保原総合公園様、簡易宿泊所とまっぺ様、伊達市役所様にご協力をいただき3箇所、全5回を予定しています。
今年度は働く上での、貢献、協力、達成感をキーワードに学習を展開しています。
第1回を終えた生徒たちからは、「使ってもらう人のことを考えて清掃することが貢献に繋がる。」「協力するためには挨拶や報告が大切。」「一緒に働いてもらった人がとても楽しそうに働いていた。仕事を楽しむことが達成感に繋がる。」という言葉が聞かれ、とても深い学びに繋がったと感じました。本当にありがとうございました。
次回も、よろしくお願いします。
7月31日に行われた第12回福島県特別支援学校作業技能大会報告会を、8月30日に実施しました。出場した生徒たちの実際の映像を学部全員で見た後に、感想発表も行いました。出場した生徒たちからは「練習することでできないことができるようになることが分かった。」「チャレンジしたことで自信がついた。」「お家の人に応援に来てもらえてうれしかった。」という言葉が聞かれました。また、報告会を聞いた生徒たちは「来年は自分もチャレンジしたい。」という言葉が聞かれました。
8月29日(木)高等部始業式を行いました。暑さを考慮し体育館から視聴覚会議室に変更しました。校長先生は『パリオリンピック』や『高校野球』のスポーツ選手の試合に対するあきらめない気持ちやチームワークで事をやり遂げることの大切さ、2学期の行事や進路実現に向けて真剣に取り組むことの大切さについて話されました。また、学部代表の生徒による「2学期の抱負」では、だてっこみらいフェスティバルや後期産業現場等における現場実習に積極的に参加することを力強く発表することができました。
令和6年7月31日にビックパレットふくしまを会場に開催された、第12回特別支援学校作業技能大会へ参加しました。成績は以下のとおりです。
部門 |
出場生徒数 作品名 |
結果 | |
ビルクリーニング |
テーブルクロス | 2名 | 1級 |
全種目 |
1名 |
ダスタークロス 1級 水モップ 2級 テーブルクロス 1級 |
|
喫茶接遇サービス | 2名 |
1級 1名 2級 1名 |
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作業製品品評 | 革工製品 |
革いいBoX 一期一会ケース |
銀賞 最優秀品質賞 |
出場した生徒たちは、普段にない緊張感の中、練習した成果を存分に発揮し、終了後は大きな達成感を味わっていました。また、作業製品品評部門に出品した製品についても普段の作業学習の成果を多くの方に見ていただくことができました。応援、ありがとうございました。
7月18日(木)に高等部1年3組、1年4組、2・3年3組で校外学習を行いました。阿武隈急行と飯坂電車を乗り継ぎ、ダイユーエイトMAXふくしまへ行きました。
電車の乗降車時には、阿武隈急行や飯坂電車の皆さんにスロープの準備をしていただきました。生徒たちは、電車の中から見える流れる景色や揺れる感覚を楽しみながら、快適な電車の旅をすることができました。買い物では、自分で選んだ物品をバーコードリーダーにかざし、会計を済ませることができました。今回、分担して購入してきた色セロハン、アルミホイルは2学期の製作の学習で使用します。大泉駅に到着後、「楽しんできました。」「大泉駅に無事つきました。これから学校へ帰ります。」とリモートで教頭先生へ報告しました。
高等部2学年では、10月の修学旅行の際に訪問する札幌市立札幌みなみの杜高等支援学校さんとオンラインで交流学習を実施いたしました。今回の内容は生徒たちが修学旅行2日目に行う班別研修に向けて、みなみの杜の生徒さんへ「見所」や「おすすめのお土産」、「現地の気温」などを質問しました。生徒たちは、みなみの杜の生徒さんからおすすめされた場所やお土産などを見て歓声を上げたり、北海道の気温と自分たちの地域との気温差に驚いたりしていました。また、準備した質問を終えた後の時間には、生徒たち自らお互いにどんな学習をしているのかなどの話をして違いに驚いたり、自分たちが今悩んでいることを共有したりしていました。
交流学習を通して、お互いに相手のことを考え、伝え方を工夫したり、更に情報を得ようとしたりするなど深い学びの場となりました。
札幌みなみの杜高等支援学校の皆様本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。