福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
先輩の話を聞く会を開催しました
5月25日(木)に本校体育館を会場に、先輩の話を聞く会を開催しました。
発表者として、サン・ベンディング福島の中野大樹さん、福祉ハウスボネールの髙橋良太さんに来校いただきました。
当日は、中学部、高等部の生徒、希望された保護者様、教員合わせて100名ほどが参加しました。
2名の先輩からは現在の仕事内容や、就労後に大変だったこと、働くことの喜びややりがい、支援学校の高等部在学中に身に付けてよかったことなどについて発表していただきました。
仕事の様子の映像や事前に準備いただいたスライドを見ながら、生徒たちは、真剣な表情で話しを聞いていました。
高等部は6月に現場実習がありますので、自分が実習を通して高めたい力を考える際にとても参考になると思います。中学部生徒は、「働くこと」に対するイメージを高める機会となりました。
2名の先輩方ならびにサン・ベンディング福島様、福祉ハウスボネール様には、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
5月18日(木)福島県選挙管理委員会の方を講師にお招きし、高等部の2・3学年が参加しました。政治参加の第一歩である投票、選挙の実際についての講話を聴きました。その後、実際の選挙で使われている投票記載台や投票用紙、投票箱を使用して、模擬投票を行いました。実物の投票用紙に触れることで、紙ではないことや折っても開くこと、破れにくいことなどが実感できました。
すでに18歳を迎えた生徒は、より真剣に講演を聞く姿が見られました。
また、講演の前後に行われた本校社会科教諭による事前・事後学習をとおして、「決断したら責任がうまれる」ことを学びました。
今回学んだことを生かし、選挙の主役になってほしいと思います。
5月12日(金)、令和5年度生徒会総会が行われました。前半は、役員から昨年度の活動報告や決算報告があり、後半は今年度の活動計画案、予算案、委員会活動計画案についての説明がありました。「生徒会をみんなで作り上げよう」という気持ちのもと、高等部生徒全員が真剣な表情で参加し、役員と一緒に生徒会活動について考える貴重な時間となりました。
高等部1年生の作業学習オリエンテーションを実施しました。生徒たちは作業学習を通して将来の自己実現と社会参加に向けて、どのような力を身に付けてほしいなどの話を聞き、実際に2・3年生の先輩が作業している様子を見学しました。オリエンテーションを終えた後に、生徒たちからは「いろいろな製品があって驚いた。自分も作れるようになりたい。」「先輩たちの真剣な様子を見て、緊張感を感じた。」「園芸の仕事を頑張りたい。」などの言葉が聞かれ、作業学習への学習意欲の高まりを感じました。