高等部
2月14日(金)に高等部の作業学習発表会を行いました。
この1年間の学習のまとめとして、アクティブサービス班、クリエイティブサービス班それぞれが、今年度学習してきた内容や成果について発表しました。
発表会では「相手に伝えるために話し方や表現方法を工夫する。」ことや「発表の準備や練習を通して自分の成長に気付くこと。」を目標としました。
互いの発表をよく聞いたり、友達の頑張りに拍手を送ったりする生徒の様子が見られました。「互いの成長を感じ、次の目標に気持ちを向ける。」機会になったようで、生徒一人一人の達成感に満ちた表情が印象的でした。

高等部
クリエイティブサービス班では、今年度学んできた技術やデザイン力を発揮する場として、今回初めて「頂上決定戦」を開催しました。「ニットマグネット」「キーホルダー(牛革)」「印鑑ケース(牛革)」の3部門の1つにエントリーをして、限られた期間で、生徒たちは自分の力で製品を仕上げました。
1月29日から2月5日まで、投票が行われました。児童生徒や教職員、そして来校者の皆様にもご協力いただき、なんと総票数166票となりました。1つずつよくご覧いただき、「一番良い」と思う製品を選んでいただきました。児童生徒もとても迷いながら、1つに決める姿が見られました。


2月6日(木)に開票作業が行われました。各部門の頂上に輝いた皆さんを紹介します。
(1) ニットマグネット部門:3年生

(2) キーホルダー部門:2年生

(3) 印鑑ケース部門:2年生

頂上製品以外の製品にも、「デザインや色が良い。」などのコメントをいただきました。皆様からの声を励みに、クリエイティブサービス班では、今後もより良い製品作りを目指していきます。
ありがとうございました。
高等部
令和7年1月31日(金)本校にて、高等部3学年の企業就労希望生徒を対象に、職業講話を行いました。
講師として福島公共職業安定所 専門援助部門様にいらしていただきました。「職業ガイダンス」と題して、「長く働くために大切なこと」や「職場でのルールやマナー」などについて、生徒たちとやりとりを交えながらお話していただきました。4月に就職を控えた生徒たちは真剣に話を聞き、問いかけによく考え、自分の言葉で答える姿が見られました。
就職に向けて心配だったことについても聞くことができ、生徒たちからは「組織の一員として責任のある行動をしていきたい。」「SNSのトラブルなどに気をつけて、何かあれば周囲に相談していきたい。」など前向きな感想を最後に発表しました。

高等部
令和7年2月3日(月)に本校にて高等部3学年生徒を対象に「身だしなみ講座」を開催しました。
1ヶ月後の卒業式を前に、身だしなみのポイントや大切さについて、より理解を深めるために、外部講師として、保原美容組合より7名の方にいらしていただきました。
内容としては、ホットタオルで顔をさっぱりとした後、化粧水の付け方やヘアセット、メイクの仕方などを教えていただきました。活動の中で、講師の方に自分の希望の髪型を伝えたり、メイクの方法を教えていただいたりしながら、やりとりを楽しむ様子が見られました。
終わった後、生徒からは「朝は、髪の毛をとかしたり、肌のお手入れをしたりして、仕事に行くようにしたい。」などの感想が聞かれました。
社会人にとって身だしなみを整えることは大切なことです。今回学んだことを、新生活でも生かして頑張ってほしいと思います。
講師の皆様、今回は貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。



高等部
高等部
令和7年1月8日(水)に本校にて「あんぽ柿できました!会」を開催しました。
昨年11月22日に、社会福祉法人ひろせ福祉会の皆様にあんぽ柿の作り方を教えていただき、本校の高等部クリエイティブサービス班の生徒が柿の皮むきとひもにかける作業を行いました。
その後、ひろせ福祉会様の方で硫黄燻蒸と干す作業をしていただき、約50日間できれいな色のあんぽ柿に仕上がりました。
当日は、ひろせ福祉会理事長様より、燻蒸や柿の変化について説明を聞いた後、自分がむいた柿を1人ずつ受け取りました。どの生徒も笑顔で受け取り、「きれいな色になった。」、「家族と一緒に食べたい。」などの感想が聞かれました。
今回のあんぽ柿作り体験をとおして、「《伊達のあんぽ柿》としてGI登録されたこと」や「干し柿とあんぽ柿の違い」「硫黄燻蒸」などについて知ることができました。今後も地域の特産品などについて興味を広げていくことにつながると良いと思います。
ひろせ福祉会様の皆様、貴重な経験をさせていただきまして本当にありがとうございました。

高等部
令和6年12月12日(木)に高等部2年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「企業就労するために必要な力について知る。」「就労した後にサポート体制について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
「ホテル福島グリーンパレス」様では、「客室清掃」について見学させていただきました。生徒たちは「決められた時間内で、お客様が気持ちよく過ごすことができる客室を整える」作業の様子を自分の目で見て、そのスピード感を感じることができました。
また、「県北障害者就業・支援センター」様では、就業支援員の方々から支援内容やトラブル防止、相談することの大切さなどについて話を聞きました。
最後には、それぞれ考えてきた質問をして、丁寧にお答えいただきました。
自分の目で見たり、直接話を聞いたりしたことを、自分の進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。

高等部
令和6年12月17日(火)に、令和6年度年金セミナーを開催しました。
昨年度に引き続き、東北福島年金事務所から2名の方に講師として来校していただき、公的年金の仕組みについて御説明をいただきました。
前半は高等部3年生を対象に分かりやすい資料を御準備いただき、丁寧に仕組みや申請の時期などについてお話をいただきました。
後半は、保護者対象に具体的な申請資料などを御呈示いただき、障害年金を中心に御説明をいただきました。
参加した保護者からは「分かりやすい資料と丁寧な説明をしていただいたので、これからの準備に見通しがもてた。参加して良かった。」「来年もセミナーを開催してほしい。」との感想が聞かれました。
講師の皆様、ありがとうございました。

高等部
令和6年12月10日(火)に高等部1年1組、1年2組の進路に関する事業所見学を実施しました。
「ウエルシア薬局伊達新梁川店」様と「有限会社すずらん工房」様の2カ所を見学させていただきました。
「働いている方々を見て、『働く』ことについて考える。」「いろいろな職種について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
ウエルシア薬局様では、実際に店内で品出し作業を体験せていただきました。品出しの方法や注意点等についてウエルシアオアシスの担当者様より御説明をいただいた後、商品を丁寧に扱いながら、決められた場所に並べていきました。また、お客様が通る際には、「いらっしゃいませ。」と声を掛けることにもチャレンジしました。実際に体験したことで、「接客」や「品出し作業」についての理解が深まることにつながりました。
すずらん工房様では、社長様より福祉サービスについて説明を聞いたり、実際に皆様が作業をしている様子を見学させていただいたりして、福祉サービス事業所について情報を得ることができました。また、一つの事業所内でも、いろいろな作業があることについても知ることができました。昼食は、「カフェすずらん」で、各自好きなメニューを注文し、おいしくいただきました。
実際に体験したり、話を聞いたりしたことを、次年度の校外実習や進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。

高等部
令和6年12月9日(月)に高等部2年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「福祉サービス事業所を利用するまでの流れを知る。」「相談支援の支援内容を知る。」「在学中に身に付けておきたいことについて知る。」ことをねらいとして取り組みました。
「伊達市役所」では、障がい福祉係の担当者様と伊達市社会福祉協議会 相談支援事業所の担当者様から話をお聞きしました。福祉サービスを利用するまでの流れや相談支援事業所との契約などについて知り、実際の提出書類などを見ることで、一つずつ自分のこととして確認をして進めていかなければならないことを実感することができました。また、「ボネール」様では、在学中に身に付けておきたい5つのことをお話いただきました。
今回の学習を、自分の進路を自分のこととしてよく考え、自己選択、自己決定することができる力に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
