だて支援学校は3年目を迎えます。高等部卒業生1期生、2期生合わせて17名は、伊達地域において、本校で学んだことを生かして自分らしく地域の一員として過ごしていることと思います。

 創立の年一昨年度は400人、昨年度は360人を超える見学者、内覧者の方々がお見えになりました。施設の素晴らしさ、きれいさばかりでなく、そこで元気に笑顔で学ぶ児童生徒や、かかわる教職員についてもお褒めの言葉をたくさんいただきました。

 さて、令和6年度は小学部10名、中学部13名、高等部13名の新入生を迎え、小学部17学級・44名、中学部8学級・30人、高等部9学級・37人、計34学級・111名の児童生徒の在籍になります。ひとりひとりの良さを認め合い、ひとりひとりの夢の実現のために教職員一丸となって、保護者さん、関係機関の皆様と連携しながら、最大限の力を尽くしてまいります。
 始業式、入学式では児童生徒にこのような話をしました。

  

 だて支援学校の学校目標を伝えます。三つあります。頑張っておぼえてください。一つ目「自ら学び、自ら考え、行動する人」、二つ目「相手を思いやり、協力し合える人」、三つ目「健康な心と体を育む人」です。さて、隣の人をみてください。大切な仲間、友達です。特に今年度は相手を思いやり協力していろいろなことに挑戦してほしいと思います。難しいですか? できそうですか? 校長先生はみなさんならできると思います。先生方が本気で応援します。


 今年度は学校経営運営ビジョンに、高等部生徒会役員が児童生徒の意見を踏まえて策定した、【児童生徒の願い】として「みんなが 自ら あいさつできる 明るい学校」 を加えました。令和6年度も、本校に関わる全ての方々のご期待に応えられますよう、また「地域と共にある学校」となるよう、教職員一同、子どもたちと本気で遊んで、本気で学んで参ります。

                                 令和6年4月 福島県立だて支援学校長 本田 知史