お知らせ
11月4日(火)に本校の体育館で「芸術鑑賞教室」を行いました。
今年度はピアノ奏者で本校の校歌の作曲をしてくださった八巻和也様とメゾソプラノ歌手の武部薫様をお招きし、演奏会を楽しみました。
「栄冠は君に輝く」や「とんがり帽子」といった、福島市出身の古関裕而氏が作曲した曲や、秋の季節を感じる童謡、みんなが知っているジブリの曲、しっとりとしたクラシックなど、様々なジャンルの演奏をしていただきました。子どもたちは、音色にじっと耳を傾けたり、知っている歌を一緒に歌ったりしながら、曲の雰囲気を味わっていました。
最後は、校歌の作曲者である八巻様の生演奏に合わせて、だて支援学校の校歌をみんなで歌いました。八巻様からは、校歌を作る際に、歌詞の意味に合うようにと様々なパターンを考え、7曲目が校歌になったというエピソードもお聞きしました。そのように思いを込めて作ってくださったことを知り、私たちの校歌への思い入れもより深まりました。
地域の方による本物の演奏に触れ、児童生徒にとって貴重な経験となりました。


お知らせ
保原町赤十字奉仕団様より、たくさんのタオルをいただきました。子どもたちの学習や生活環境美化のために活用させていただきます。ありがとうございました。
お知らせ
その他
10月3日(金)に保護者12名が参加して、進路座談会を開催しました。
初めに、キャリア支援部より、高等部産業現場等における実習や進路先決定までの流れなどについて説明をして、実習の動画を視聴しました。次に、卒業生の保護者様お二人に在学中の進路決定までの話をお聞きしました。参加された保護者の方からは、「子どもの気持ちを大切にして進路を決めていけるようにしたい。」「周囲に相談しながら進めていきたい。」などの感想があがりました。また、福祉ハウスボネールさんが、コーヒーとアイスの提供に来てくれました。ボネールさんで活躍している卒業生が提供してくださったコーヒーは一段と美味しく、和やかな座談会になりました。

お知らせ
9月11日(木)の研修日の様子です。高等部のあるグループでは、2学期に取り組む「総合的な探究の時間」における単元構想を話し合いました。
このグループでは、修学旅行後のまとめの学習を行うにあたり、単元の目標を確認し、具体的にどのような姿を目指すかとその姿を引き出すための活動について考える時間としました。生徒が修学旅行先での体験から課題を設定し、その課題解決のための視点や活動と、自分たちの住んでいる地域と比べたり分類したり整理したりすることができるような活動について意見を共有しました。今後、更に授業づくりについて検討し、実践していきます。

お知らせ
9月3日(木)学校の働き方改革推進ワークショップを行いました。株式会社「先生の幸せ研究所」から講師の先生をお招きし、学校の業務課題やその改善策等について話し合いました。和気あいあいとした雰囲気の中、様々な意見や課題解決のためのアイディアがたくさん出されました。
学校の働き方改革は、学校の在り方の変革をすることで、教職員が研修や授業準備等の時間を確保し、授業の向上を図り、子どもの学びを充実させるためのものです。今回みんなで考えた解決策を検討したり、実行したりしながら、子どもたちと向き合うよりよい環境づくりに取り組んでいきたいと思います。
行事
8月26日(火)小学部・中学部始業式、8月28日(木)高等部始業式を行いました。校長先生からは、たくさんある行事に期待感をもって自分から積極的に勉強できると良いこと、学校目標に向かって自分なりに自分らしく取り組んでほしい、などの話がありました。各学部の代表の児童生徒が、夏休みの思い出や2学期の目標の発表をし、たくさんの拍手にうれしそうな表情が見られました。
残暑厳しい中での2学期のスタートです。体調に気を付けながら、それぞれの目標に向かって進んでいきましょう!
小・中学部では「たなばた展」の表彰があり、代表の中学部1年鹿野月楓さん、小学部5年菅野滉人さんが賞状を受け取りました。

高等部では、代表生徒の高等部3年佐野雪絵さんが、作業技能大会に参加しての感想と2学期の目標を発表しました。始業式後には、生徒指導の先生からタブレット端末の使い方について話があり、真剣に聞く姿が見られました。

お知らせ
本校では、医療機関、保健福祉、消防署、保護者と医療的ケアの支援体制を整備するために医療的ケアサポート会議を設置しています。
指導医の小林先生、伊達市健康福祉部社会福祉課障がい福祉係の二階堂様、馬場様、伊達地方消防組合中央消防署の佐藤様、保護者代表の方を交えた医療的ケアサポート会議を8月21日に行いました。
協議では、「医療的ケアを必要とする児童生徒やその家族に対する「卒業後の」保健・医療・福祉関係機関利用における支援体制や情報提供について」や「緊急時の対応について」をテーマに、卒業後の生活を支えるサポートの現状や緊急時に備えた情報や必要物品の確認等、各機関から現在の対応の状況をお話いただき、情報の共有がなされました。

お知らせ
8月25日(月) 講師に福島大学大学院 教職実践研究科 教授 鳴川哲也先生をお招きして、 「理科の資質・能力を育む授業づくり~見方・考え方を働かせるとは~」の演題で御講演をいただきました。鳴川先生は、文部科学省初等中等教育局教育課程科教科調査官及び国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官として、学習指導要領の改訂等に携わられています。
御講演は、鳴川先生の授業のエピソードの話から、昆虫のからだのつくりに触れ、私達もカマキリの「あし」を描き、考え方を可視化するという活動から始まりました。エピソードでの「かまはあしじゃないから昆虫じゃない」と考えた子どもの捉え方にふれ、子どもの認識や捉え方に触れるところから事象に対して疑問をもつこと、事象との出合わせ方の大切さを学ぶことができました。知識を得てもその通りに理解しているとは限らないこと、子どもの知識は更新されていくこと、子ども達はどう認識しているかを読み取ろうとすることが大事であることなどを再確認しました。
理科という教科の特質や育成を目指す資質・能力、そのための見方・考え方について改めて捉え直したり、他教科についても考えたりする機会となりました。教科を学ぶことが自分自身の生き方にどのようにかかわるか、また授業づくりをする際にはゴールから事象との出合いをどのように設定するかを考えることが大切であることが分かり、2学期以降の授業づくりにつながる研修会となりました。

