福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和5年12月19日(火)に、令和5年度年金セミナーを開催しました。
昨年度に引き続き、東北福島年金事務所から2名の方に講師として来校していただき、公的年金の仕組みについて御説明をいただきました。
前半は高等部3年生を対象に分かりやすい資料を御準備いただき、丁寧に仕組みや申請の時期などについてお話をいただきました。
後半は、保護者対象に具体的な申請資料などを御呈示いただき、御説明をいただきました。
参加した保護者からは「分かりやすい資料と説明をしていただいたので、安心した。早めに準備をしていきたい。」「今後も毎年セミナーを開催してほしい。」との感想が聞かれました。
講師の皆様、ありがとうございました。
4月から総合的な探究の時間で、自己理解・他者理解について学習し、「みんなでみんなを思いやる、みんな笑顔の学習旅行」をテーマに11月10日(金)松島方面に学習旅行に行ってきました。テーマの通り、友達を思いやる姿や笑顔がたくさん見られた学習旅行となりました。
遊覧船では、少しひんやりとした海風を浴びて気持ちが良かったです。地図を見ながら船内アナウンスを聞いて島を探しました。
海の幸など美味しいものを味わってきました。
歴史班では、松島にゆかりのある伊達政宗の歴史館に行きました。ろう人形の表情の豊かさにびっくりしたり、顔出しパネルで政宗公になりきったりしました。
食班では、かまぼこ焼き体験をしました。膨れ上がるかまぼこから目が離せませんでした。
令和5年12月7日(木)に保原総合運動公園伊達市フットボール場にて高等部1~3年1.2組の体育の授業で「福島ユナイテッドFCサッカー教室」を体験しました。教えてくださったのは福島ユナイテッドFCの3名の指導者の方です。
体育の授業では、12月からサッカーを行っています。この日は人工芝のグラウンドで地域のプロサッカーチームの指導者のもと、実際に試合で使われるボールを使い、ドリブルやパス、シュート練習、そして最後に試合を体験することができました。青空の下、思いっきり体を動かす喜び、サッカーをする楽しさを味わうことができました。
サッカー教室後、体育の授業では、より積極的にボールを追いかける生徒が増えました。
令和5年12月12日に高等部2年生と3年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「福祉サービス事業所を利用するまでの流れを知る。」「相談支援の支援内容を知る。」「社会人のマナーやルールについて知る。」ことをねらいとして取り組みました。
「伊達市役所」では、障がい福祉係の担当者様と伊達市社会福祉協議会 相談支援事業所の担当者様から話をお聞きしました。福祉サービスを利用するまでの流れや相談支援事業所との契約などについて知り、実際の提出書類などを見ることで、一つずつ自分のこととして確認をして進めていかなければならないことを実感することができました。また、「すずらん工房」様では、社会人として必ず身に付けておいてほしいことなどを実例を交えながらお話いただきました。
今回の学習を、自分の進路を自分のこととしてよく考え、自己選択、自己決定することができる力に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
令和5年12月11日に高等部2年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「企業就労するために必要な力について知る。」「就労した後のサポート体制について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
「ホテル福島グリーンパレス」様では、「客室清掃」と「食器洗浄」の作業の様子を見学させていただきました。生徒たちは「お客様のために一個ずつ確認することで完璧な仕上がりを目指す。」ことを自分の目で確認することができました。また、「県北障害者就業・支援センター」様では、就業支援員の方々から支援内容やSNSの使い方などについて話を聞きました。
最後には、それぞれ考えてきた質問をして、丁寧にお答えいただきました。
自分の目で見たり、直接話を聞いたりしたことを、自分の進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
12月14日(木)、高等部1年3組の生徒2名と2.3年3組の生徒3名で阿武隈急行線を利用して福島駅へ向かいました。
駅ビルで昼食のお弁当を購入した後に「子どもの夢を育む施設こむこむ館」へ行き、常設展示室や子どもライブラリーを見学したり、ワークショップ「ランプシェードを作ろう」を体験したりしました。生徒は様々な展示物にわくわくした様子で興味がある物を自分から触れたり、集中して見たりする姿が見られました。
ランプシェード作りでは、生活単元学習で学んだことを生かしながら、粘土をこねたり、型抜きをしたりして、意欲的に取り組むことができました。オリジナルランプシェードは、素焼きの工程をしていただいた後に、完成した物が生徒のもとへ届きます。ランプシェードがどのようになるか楽しみですね。
12月13日(水)に、高等部生活委員会の委員長神野愛輝さん、副委員長の佐藤寧音さん、半澤昊也さんの3名が、本校で赤い羽根共同募金への募金活動で集まった募金を社会福祉協議会の方へお渡ししました。募金総額は、4,640円となりました。御協力、本当にありがとうございました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付されるとのことです。社会福祉協議会の佐藤さんから、「年末に一人暮らし、二人暮らしの高齢の御家庭におせち料理を届けるために募金をつかわせていただきます。御協力をいただき、ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。
自分たちにできることで、地域でのボランティア活動について考える機会となりました。
12月4日(月)~8日(金)の5日間、高等部生活委員会のメンバー7名が、本校昇降口前で赤い羽根共同募金への募金活動を行いました。
寄付を呼び掛ける「募金ボランティア」を体験することで、ボランティアについて身近に感じることと、募金ボランティア活動を通じて、思いやりの心やたすけあいの精神を育むことを目的として行いました。
寒さが厳しい中、「募金への御協力をお願いします。」「ありがとうございました。」と声をかけ、たくさんの児童生徒や保護者の方から募金の御協力をいただきました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付いたします。後日、募金総額についてはおたよりでお知らせいたします。御協力をいただき、ありがとうございました。
12月5日、高等部1学年の生徒9名が福島市にあるあづま授産所様、あづま授産所ぷらす様、cafe桑の実様、福島製鋼株式会社様の職場見学を実施しました。生徒たちは、実際に話を聞いたり、見学させていただいたり、作業を体験させていただいたりしました。生徒たちからは、「立ち仕事は大変。」「野菜を切ることや清掃は普段の家での手伝いが生きる。」「部品の組み立て作業が楽しかった。」「社会人に向けてコミュニケーション力を高めたい。」など普段の学校生活や家庭生活の大切さを実感したり、新たな発見をしたりするなど深い学びとなりました。
令和5年11月25日(土)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。土曜日ということもあり、保護者だけでなく兄弟も参加してくださった家庭もありました。
進路指導主事から後期の現場実習の概要説明をし、実習の様子の動画を視聴していただきました。生徒が真摯に実習に取り組む様子を見ていただき、また、1、2年生の保護者にとっては次年度に向けての情報収集の場にもなったかと思います。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路が決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。