福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
10月21日から11月1日にかけて実施された、産業現場等における実習の反省会を行いました。
生徒たちは実習の前に設定した目標に対して振り返り、反省やこれから頑張ってみたいことを発表しました。その後、実習を通して感じた成長や自分の得意なこと、自分の課題について気が付いたことについてまとめる学習を行いました。今後は、実習で得たことを、生徒たちの自立と社会参加に向けて、生きた学びとなるように取り組んでいきたいと思います。
実習に御協力いただきました、実習先の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
11月6日(水)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。
進路指導主事から後期の現場実習の概要説明をし、生徒が自分の目標を意識しながら実習に取り組む様子を動画で見ていただきました。また、1、2年生の保護者には次年度に向けて準備することや流れなどについて説明をしました。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路が決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
11月8日(金)に1学年13名で宮城方面へ学習旅行に行ってきました。
午前中は、大崎市にある『感覚ミュージアム』を見学しました。感覚をテーマとした作品や演出を鑑賞したり、体験したりし、視覚・聴覚・嗅覚といった五感を再認識することができました。
午後は、『仙台市縄文の森広場』へ移動し、土笛づくりを体験しました。スタッフの方の説明を聞きながら事前に考えたデザインを形にしていきました。1、2ヵ月乾燥させ、焼成して完成となります。どのような音色になるのか今から楽しみです。
今回の学習旅行では、友達と協力して学習したり、友達と一緒に楽しく体験したりする姿がたくさん見られました。1学年の絆が更に深まった一日となりました。
10月21日(月)~11月1日(金)の後期校内実習「ソーシャルサービス班」で喫茶接遇や事務作業に取り組みました。
今回は「夢のだてももカフェ」の開店とともに、デリバリーの「ドリーム号」を設け、よりたくさんのお客様に向け、実演会を行いました。日々の練習で身につけた言葉遣いや動作を意識し、笑顔やサービス精神も忘れず、接客をすることができました。
たくさんのお客様に「実習期間が終わってからもお願いしたい。」や「おいしかった、ありがとう。」などのお言葉をいただき、生徒たちの達成感につながりました。
ご来店、ご利用いただき、ありがとうございました!
10月21日(月)~11月1日(金)の10日間、高等部産業現場等における実習が行われました。校内実習のフルーツキャップ班では、企業からお預かりしフルーツキャップを折る・梱包する作業に取り組みました。実習では、「フルーツキャップにごみや髪の毛をつけない」などの清潔な身だしなみに気をつけ、「丁寧で正確な作業を行うこと」「連絡・相談・報告をすること」を心掛けました。実習が進むにつれ、効率の良い折り方ができるようになったり、自分から作業終了の報告ができるようになったりしました。班員全員で協力したことで、フルーツキャップは、無事納期内に終えることができました。生徒たちには、実習での経験、成果、課題をこれからの学校生活に活かしていって欲しいと思います。
10月21日(月)から現場実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から、講師を招いて喫茶接遇についての講習会を行いました。
阿部元様から実演、実技を含めた講習を受け、「接客の基本」として、あいさつ、礼の仕方、プロの手洗い、トレンチの使い方、水の注ぎ方等についての基本を学ぶことができました。
生徒の質問にも丁寧にお答えいただきました。最後にはプロの技を見せていただき、その滑らかな動きに驚きました。教えていただいたことをさらに深めて、実践に生かしていきます。
今回のカフェの名前は「夢のだてっこカフェ」です♪
10月5日(土)は伊達高等学校体育館でバスケットボール競技、だて支援学校でボッチャ競技が開催されました。バスケットボールは、男女ともに3位決定戦で惜しくも敗れてしまいましたが、ともに一生懸命のプレーで盛り上げてくれました。
ボッチャ競技は、団体戦では優勝候補の学校相手に2-0と大健闘でした。個人戦では、OP1で3位入賞を果たしました。
10月12日(土)は、とうほう・みんなのスタジアムにおいて、陸上競技とフライングディスク競技が行われました。
陸上競技は出場した両名ともに100m走において3位入賞を果たしました。
フライングディスク競技では、ディスタンス部門で3位入賞を果たしました。
出場した選手全員の全力のプレーがとても印象的でした。応援いただいた保護者のみなさま、大変お世話になりました。
10月18日(金)2校時に後期産業現場等における実習の激励会を行いました。10月21日(月)から始まる2週間の実習に向けて、学級ごとに生徒一人一人が実習先と実習のめあてを発表しました。前期現場実習の激励会と比べると、ゆっくり、はっきりと話す姿が増えており、自分の言葉に自信をもつことができていることが分かりました。
その後、校長先生からの話を聞いて、しっかりとキーワードをメモしている姿も多くみられました。
3、4校時は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業、福祉)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
自分の目標を常に意識しながら、充実した2週間にしてきてください!
高等部2学年は10月1日から4日にかけて、3泊4日で北海道方面へ修学旅行に行ってきました。今回の修学旅行は“違い”をテーマに、北海道の文化や食、気候、そして市立札幌みなみの杜高等支援学校様との交流学習を通して、学校の違いや同じ年代の仲間の考え方の違いについて知ることができました。今後は、修学旅行での学びをまとめ、自分たちをより大きく成長させることができるように新しいチャレンジしていきたいと思います。
10月10日(木)に、本校で福島東稜高等学校スポーツ健康コース1年生31名と交流及び共同学習を行いました。初めのうちは緊張している様子も見られましたが、ボッチャや互いの学校紹介クイズ、風船バレーを通して徐々に緊張がほぐれ、良い雰囲気の中で楽しく活動に取り組むことができました。
同年代の生徒と交流できたことは、今後の学校生活の励みにもなる貴重な時間となりました。
参加していただいた福島東稜高等学校の教員・生徒の皆様に感謝いたします。
10月3日(木)に高等部1年生12名で阿武隈急行を利用し、「福島市公設地方卸売市場」「ザ・ビック鎌田店」に社会科見学に行ってきました。
卸売市場では、水産棟や青果棟などを見学したり市場の方のお話を聞いたりしました。たくさんの青果や水産物が全国から届いていることや市場の仕組みについて知ることができました。お昼には、市場の中で海鮮丼や生姜焼き定食をおいしく食べました。
ザ・ビッグ鎌田店ではグループごとに野菜売り場、果物売り場、魚売り場で商品の産地や価格、形態を調べました。グループ内で役割を分担し協力して取り組みました。見学を通して、「流通の仕組み」について学ぶことができた一日になりました。
10月2日(水)訪問学級の生徒もリモートにて参加し、高等部1学年全員でスポーツ大会を行いました。3つのチームに分かれ、ボッチャ、風船バレーに挑戦しました。競技の中では、友達がランプスを使って投げる際にみんなで支えあったり、悔しい表情をしている友達に励ましの言葉をかけたりするなど1学年としてのチームの絆が深まる時間となりました。
令和6年9月18日(水)に高等部生徒が校外実習等でお世話になっている企業の皆様や、支援機関の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただきました。また、意見交換会として企業就労に向けて必要な力や支援体制などについて参加者の皆様から御意見をいただきました。
作業学習の見学では、アクティブサービス班では、ビルクリーニングのデモンストレーションや窓ふき等の清掃の様子を御覧いただきました。クリエイティブサービス班では、製作内容について生徒が説明をした後、製作の様子を御覧頂き、生徒たちに質問等で声をかけていただいたり、生徒がお教えしながら製作体験をしていただいたりしました。また、休憩時間にはコーヒー提供を通し、喫茶接遇の学習の成果を発表させていただきました。
意見交換会では、雇用する際に重視することとして「就労意欲があり、素直に話を聞くことができる。」「最後まであきらめずにやり抜くことができること。」など、具体的に御助言をいただきました。また、長く働くために必要なこととして「心身共に健康であること。そのためには家庭の協力が不可欠である。」「安定して働くためには、支援機関との連携と、学校や家庭との情報の共有も大切である。」などの御意見をいただきました。
生徒一人一人の可能性を広げられるように、今回いただきました御助言を教員で共有し、学習活動の中で生かしていきたいと考えています。 参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今年度も、福島公共職業安定所様と県北障害者就業・生活支援センター様に講師としてお越しいただきました。各機関の仕組み、働くために必要な力などについて分かりやすく、お話をいただきました。参加した生徒たちからは、「苦手なことには配慮してもらえますか。」「衣食住についての相談もありますか。」などたくさんの質問がでて、一つ一つ丁寧にお答えいただきました。また、参加していただいた保護者様からは「働く目的や進路について本人と一緒に考えていきたい。」「困った時に相談できる機関があることは親としてありがたい。」という感想が寄せられました。
講師の皆様ありがとうございました。
9月6日、地域連携作業学習第1回を実施しました。
今年度は保原総合公園様、簡易宿泊所とまっぺ様、伊達市役所様にご協力をいただき3箇所、全5回を予定しています。
今年度は働く上での、貢献、協力、達成感をキーワードに学習を展開しています。
第1回を終えた生徒たちからは、「使ってもらう人のことを考えて清掃することが貢献に繋がる。」「協力するためには挨拶や報告が大切。」「一緒に働いてもらった人がとても楽しそうに働いていた。仕事を楽しむことが達成感に繋がる。」という言葉が聞かれ、とても深い学びに繋がったと感じました。本当にありがとうございました。
次回も、よろしくお願いします。
7月31日に行われた第12回福島県特別支援学校作業技能大会報告会を、8月30日に実施しました。出場した生徒たちの実際の映像を学部全員で見た後に、感想発表も行いました。出場した生徒たちからは「練習することでできないことができるようになることが分かった。」「チャレンジしたことで自信がついた。」「お家の人に応援に来てもらえてうれしかった。」という言葉が聞かれました。また、報告会を聞いた生徒たちは「来年は自分もチャレンジしたい。」という言葉が聞かれました。
8月29日(木)高等部始業式を行いました。暑さを考慮し体育館から視聴覚会議室に変更しました。校長先生は『パリオリンピック』や『高校野球』のスポーツ選手の試合に対するあきらめない気持ちやチームワークで事をやり遂げることの大切さ、2学期の行事や進路実現に向けて真剣に取り組むことの大切さについて話されました。また、学部代表の生徒による「2学期の抱負」では、だてっこみらいフェスティバルや後期産業現場等における現場実習に積極的に参加することを力強く発表することができました。
令和6年7月31日にビックパレットふくしまを会場に開催された、第12回特別支援学校作業技能大会へ参加しました。成績は以下のとおりです。
部門 |
出場生徒数 作品名 |
結果 | |
ビルクリーニング |
テーブルクロス | 2名 | 1級 |
全種目 |
1名 |
ダスタークロス 1級 水モップ 2級 テーブルクロス 1級 |
|
喫茶接遇サービス | 2名 |
1級 1名 2級 1名 |
|
作業製品品評 | 革工製品 |
革いいBoX 一期一会ケース |
銀賞 最優秀品質賞 |
出場した生徒たちは、普段にない緊張感の中、練習した成果を存分に発揮し、終了後は大きな達成感を味わっていました。また、作業製品品評部門に出品した製品についても普段の作業学習の成果を多くの方に見ていただくことができました。応援、ありがとうございました。
7月18日(木)に高等部1年3組、1年4組、2・3年3組で校外学習を行いました。阿武隈急行と飯坂電車を乗り継ぎ、ダイユーエイトMAXふくしまへ行きました。
電車の乗降車時には、阿武隈急行や飯坂電車の皆さんにスロープの準備をしていただきました。生徒たちは、電車の中から見える流れる景色や揺れる感覚を楽しみながら、快適な電車の旅をすることができました。買い物では、自分で選んだ物品をバーコードリーダーにかざし、会計を済ませることができました。今回、分担して購入してきた色セロハン、アルミホイルは2学期の製作の学習で使用します。大泉駅に到着後、「楽しんできました。」「大泉駅に無事つきました。これから学校へ帰ります。」とリモートで教頭先生へ報告しました。
高等部2学年では、10月の修学旅行の際に訪問する札幌市立札幌みなみの杜高等支援学校さんとオンラインで交流学習を実施いたしました。今回の内容は生徒たちが修学旅行2日目に行う班別研修に向けて、みなみの杜の生徒さんへ「見所」や「おすすめのお土産」、「現地の気温」などを質問しました。生徒たちは、みなみの杜の生徒さんからおすすめされた場所やお土産などを見て歓声を上げたり、北海道の気温と自分たちの地域との気温差に驚いたりしていました。また、準備した質問を終えた後の時間には、生徒たち自らお互いにどんな学習をしているのかなどの話をして違いに驚いたり、自分たちが今悩んでいることを共有したりしていました。
交流学習を通して、お互いに相手のことを考え、伝え方を工夫したり、更に情報を得ようとしたりするなど深い学びの場となりました。
札幌みなみの杜高等支援学校の皆様本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
7月5日(金)に進路に関する学習会を学年ごとに行いました。
6月の前期産業現場等における実習で経験した業務内容は自分に向いていたか、得意なことや苦手なことなどについてワークシートにまとめていきました。また、校外実習の映像を視聴し、いろいろな作業内容があり、1、2年生は興味のある仕事などを考えました。
どの生徒も、真剣な表情で取り組み、自分の考えや思いを文字にする姿が見られました。
今までの自分の成長を振り返ることで、次の目標についてキャリア・パスポートを活用しながら考えて、進路決定までの道のりを一歩ずつ歩んでほしいと思います。
1年生
2年生
3年生
7月3日(水)に伊達市自立支援協議会就労支援部会の福祉事業所製品販売会で、本校高等部の作業製品を販売する機会をいただきました。
今回は、高等部を代表して3年生6名が販売をしました。
販売した製品は、クリエイティブサービス班の手工芸品とアクティブサービス班の野菜やハーブ苗です。販売活動を通して、お客様から製品について聞かれたことに対して自分の言葉で答えたり、お客様とのやりとりを楽しんだりする姿が見られました。
今回の経験を高等部全生徒で共有し、生徒たちの「働く喜び」や「働く意欲」につなげ、さらに、地域の中で活躍できる人材育成につなげていきたいと思います。
関係者の皆様、貴重な経験をする機会をいただきましてありがとうございました。
高等部2学年では、1学期の保健体育の授業にて「けがの防止と応急手当」について学習してきました。第1回では「けがの原因と防止」を学習し、第2回では「けがした時の簡単な応急手当」を養護教諭と連携し、第3回では「大切な人を守るための行動」を日本赤十字社福島支部の方をゲストティーチャーに招いて学習を進めてきました。
単元を学び終えた生徒達からは、「災害等に備えて情報を収集することが大切だ。」「命を救う大変さが分かった。」「もしもの時は助けを呼ぶ。」など命の大切さや応急手当時の対応について様々な言葉が聞かれました。今回の学習で学んだことを学校生活や家庭生活に活かしてほしい思います。
7月6日土曜日、ポリテクセンター福島にて第23回福島県障がい者競技大会が開催されました。本校からは、高等部2名の生徒がビルクリーニング競技に参加しました。生徒達は緊張感のある雰囲気の中、練習の成果を十分に発揮し、競技を終えることができました。
結果は、入賞とはいきませんでしたが、大会を終えた生徒からは「入賞はできなかったけど、練習でやってきたことは出すことができた。」「来年は入賞したい。」などこれまでの練習や競技を終えた達成感や来年を見据えた言葉が聞かれ、凛とした表情が印象的でした。大会に出場し、経験したことや感じたことをこれからの学習に活かしてほしいと思います。お疲れさまでした。
令和6年6月29日(土)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。土曜日ということで、多くの御家庭の方に御参加いただきました。ありがとうございました。
進路指導主事から現場実習の目的等の説明をし、実習の様子の動画を視聴していただきました。生徒が真摯に実習に取り組む様子を見ていただき、また、1、2年生の保護者にとっては次年度に向けての情報収集の場にもなったかと思います。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路を決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
令和6年6月24日(月)、前期産業現場等における実習反省会を行いました。
生徒たちは、実習の目標に対する反省と併せて、頑張ったことや新たな課題について考え、発表することができました。
その後、実習について更に深く振り返り、自分に合った仕事や目指したい自分について考える時間を設けました。
生徒たちからは充実した表情や言葉が聞かれ、実習を通して一つステップアップした自分を発見することができました。
ソーシャルサービス班では、6月19日・20日にも『だてももカフェ』をオープンし、喫茶実演会を行いました。小学部・中学部の児童・生徒や教職員、保護者の方々に御来店いただき、生徒たちが学んできたことや、練習してきた成果を発揮する機会になりました。お客様から「せんぱいたちが かっこよかったです。」「ありがとう」「丁寧な接客でした。」など、多くの励ましの言葉をいただき、生徒たちの喜びや達成感につながりました。
事務サービスでは、パソコンでのメッセージカードの作成や、お菓子の袋詰めなど、カフェを運営するために必要な作業に取り組みました。みんなで協力して作業を行う大切さを学びました。
ソーシャルサービス班で喫茶接遇の基礎を学び、お客様に喜んでいただける経験を通して、充実した2週間の実習になりました。
6月10日(月)から始まった校内実習「ソーシャルサービス班」では喫茶接遇と事務サービスの作業に取り組んでいます。
校内実習中、4回の喫茶実演会を予定しており、14日(金)には、1回目の教職員向け実演会が行われました。1週間の練習で身につけた喫茶接遇の基本である言葉遣いや動作に気を付けて接客をすることができました。お客様から「ありがとう。」や「おいしかったよ。」と声をかけていただき、生徒たちも達成感を感じる機会になりました。
6月10日(月)から現場実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から、講師を招いて喫茶接遇についての講習会を行いました。
阿部元様から実演、実技を含めた講習を受け、「接客の基本」として、あいさつ、礼の仕方、プロの手洗い、トレンチの使い方、水の注ぎ方等についての基本を学ぶことができました。
生徒の質問にも丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。教えていただいたことをさらに深めて、実演会を成功させられるようにがんばります!
5月28日(火)福島県選挙管理委員会の方を講師にお招きし、高等部2年生が参加して、選挙の目的、意義について学びました。選挙は自分たちの生活で大切な活動の一つです。実際の選挙で使われている投票記載台や投票用紙、投票箱を使用して、模擬投票を行いました。本物の投票用紙が紙ではないことで用紙が破れにくいことや、開票作業がやりやすいように折っても自然と開くことが実感できました。
また、事前・事後学習では、18歳から大人(成年)になることで「自身の決断と責任が増える」ことについて学びました。
この講演会を、大人になることの決断と責任、政治にかかわる選挙について深く考える良い機会にしてもらいたいです。
6月7日(金)2校時に前期産業現場等における実習の激励会を行いました。
発表の仕方を確認した後、学級毎に自分の実習のめあてを発表しました。緊張しながらも、「ゆっくりはっきり」話すことで、聞いている仲間に「伝わるように」発表をする姿が見られました。
3校時は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業、福祉事業所)の4つのグループに分かれて、実習中の生活で心掛けること、トラブル回避、情報の取り扱いなどについて確認をしました。
2週間の実習が実り多いものとなりますように。
5月17日(金)に、福島県県北農林事務所における「農業高校等との連携活動」の一環として、福島県県北農林事務所伊達農業普及所より所長の渡辺様、経営支援課長の星様をお招きしました。
今回は、枝豆やラディッシュ、さつまいもの植え付け方法について御指導いただきました。
それぞれの作物によって種や苗の植え方が異なることを分かりやすく御説明いただいた後、実際に正しい手順の手本を見せていただいたり、生徒たちの作業の補助をしていだだいたりしました。生徒たちは専門的な知識を分かりやすく御指導いただき、「確かな学び」の機会となりました。本当にありがとうございました。
また、最後に渡辺様より「作物を育てることで、生命力を感じる機会としてほしい。」というお言葉をいただきました。生徒たちにとって、作業の知識技能を超えて、よりよい生き方について考える機会へ繋げてほしいと感じました。
高等部1年1組、2組では、6月の前期産業現場等における実習に向けて事前学習に取り組みました。
進路担当者の話を聞いて、高等部を卒業したらどんな進路があるのかを知り、そのために高等部では何を頑張っていきたいかを考えて、自分の気持ちや考えを言葉にしてワークシートに記入しました。
その後、昨年度の現場実習の動画を視聴し、「実習の雰囲気」を感じたり、「いろいろな職種があること」を知ったりすることができました。また、現場実習で身につけたい力や生活面で心掛けることなどについて確認をしました。
初めての高等部での実習に向けて、一つずつ準備を進め、充実した実習にできるよう頑張ります!
5月21日(火)にスマートフォン安全教室を行いました。福島県警察本部より県北少年サポートセンターの職員をお招きして、スマートフォンの使用上に潜む危険や、安全な使い方について御講話いただきました。また、警察署よりスマートフォン使用時の3つの約束が伝えられました。
・フィルタリングをかける。→危険なサイトへのアクセスを制限するためにも。
・仲の良い人でも下着姿やそれにかかわる写真を絶対に送らない。→ネットは全世界に広がりをもつ。
・家庭でのルールをつくる。→リビングで使うことや時間を決めることなど。
生徒からは、「オンラインの使い方に気を付ける。」「正しい使い方を知って安全に使用する。」など講話を聞いて今後の使い方を考える声が聞かれました。
5月10日に生徒会総会がありました。生徒会役員が今年度の活動計画案や予算案などの議案を丁寧に説明しました。生徒会会員である高等部の生徒たちは、説明を真剣に聞いて書面表決書に記入していました。その他、各委員会活動や部活動の説明、生徒指導主事より制服の正しい着用の仕方についての話などを聞きました。「高等部の生徒たちは話を聞く姿勢がとても素晴らしい。」と校長先生からお言葉をいただくほど立派な姿勢で最後まで話を聞く姿がみられました。
4月26日(金)に、福島県県北農林事務所における「農業高校等との連携活動」の一環として、福島県県北農林事務所伊達農業普及所より新野 美佐子 様をお招きしました。今年度、アクティブサービス班では月に1回程度、講師の方に来校いただき、アドバイスを受けながら農作物の育成作業に取り組んでいきます。
今回は、畝の役割や正確によりよい畝を作る方法について御指導いただきました。また、安全に作業するための道具の使い方についても手本を交えながら御指導をいただきました。
生徒たちは、御指導いただいたことを確認しながら、協力して畝作りに励むことができました。専門的な知識を分かりやすく、御指導いただき、生徒たちにとって「確かな学び」の機会となりました。本当にありがとうございました。
令和6年4月12日(金)「学部交歓会」を行いました。生徒会役員が中心となり、2,3年生が新入生へ歓迎の意を込めて会を進めました。生徒会長からは、目標を持って生活してほしい、何かあったらいつでも相談してほしいとあたたかい挨拶がありました。1年生は、名前と顔を知ってもらうよう一人ずつ自己紹介をし、2,3年生は、1年生に楽しんでもらえるように自己紹介の他にクイズやダンスなどを披露し会を盛り上げました。はじめは緊張した面持ちの1年生も次第に笑顔になり、一緒に楽しむ様子が見られました。
3月19日(火)高等部修了式を終えることができました。
1学年代表の大槻穏風さん、2学年代表の小野詩織さんの2名が校長先生から修了証書を授与されました。
校長先生からは1年間の学びについてお話があり、生徒それぞれに振り返ることができました。
新年度では、今年度学び行動したことから更なる成長につながるように期待をしています。
また、修了式後に学部集会が行われ、第138回日本語ワープロ検定、令和5年度日本漢字能力検定合格者への賞状伝達、春休みの過ごし方、離任式、始業式の行事について確認を行いました。
3月1日(金)本校第2回目の高等部卒業証書授与式が行われ、11名が社会へ巣立ちました。
送辞では現生徒会長の鑓水ゆきえさんが、先輩への感謝と旅立つことへのエールを送りました。
答辞では前生徒会長の遠藤雅実さんが、思い出、後輩・保護者・先生方への感謝の言葉や社会人となる決意を述べました。
卒業生の皆さん、だて支援学校での学びを胸に、大きく羽ばたいてください。応援しています。
2月15日(木)に本校にて実施された、第138回ワープロ検定試験に見事、高等部の5人が合格しました。
3年生の3人には、卒業式前日に、校長先生から合格証を頂きました。
3人の努力に拍手を送ります。卒業しても努力を怠らず、大きく羽ばたいてくれることを願っています。おめでとう!!!
3級合格 髙橋翼 原大翔
4級合格 本間陽空
2月26日(月)、高等部1年3組と2・3年3組の生徒5名で「3年生ありがとうの会」を行いました。今回の単元は、家庭「調理の基礎」と道徳「感謝」から簡単な調理をすることと感謝の気持ちを伝えることを目標にして進めてきました。
調理では、包丁や泡立て器などの用具を先生と一緒に正しく使いながら、フルーツヨーグルトを作ることができました。それぞれの役割を果たし、片付けまで協力しながら行うことができていました。
会の中では、調理したフルーツヨーグルトを食べながら、これまでの学習の様子を振り返り懐かしむ姿やレクリエーションをしてみんなで楽しむ姿、それぞれの生徒が自分なりの方法で「ありがとう。」を伝える姿が見られ、とても和やかな時間でした。
令和6年2月21日(水)に高等部の作業学習発表会を行いました。
この1年間の学習のまとめとして、アクティブサービス班、クリエイティブサービス班それぞれが、学習内容、成果と今後の課題を発表しました。
発表会では「相手に伝えるために話し方や表現方法を工夫する。」ことや「発表の準備や練習を通して自分の成長に気付くこと。」を目標としました。
互いの発表を聞きながらメモをしたり、相手の頑張りに拍手を送ったりする生徒の様子が見られました。「互いの成長を感じ、次の目標に気持ちを向ける。」機会になったようで、生徒一人一人の達成感に満ちた表情が印象的でした。
2月14日(水)高等部の3年生を送る会を行いました。新生徒会会長から「今までの感謝の気持ちを最大限にという気持ちで盛り上げます。」というあいさつがあり、そのあいさつ通り、3年生に喜んでもらえるように、思い出に残るようにと1,2年生それぞれの学年でクイズ、ダンス、ゲームなど準備したものを披露して一緒に楽しい時間を過ごしました。3年生から、お礼に「今までありがとう」というメッセージをもらい、感動と寂しさで涙ぐむ在校生もいました。心温まる3年生を送る会となりました。
令和6年2月2日(金)本校にて、高等部3学年の企業就労希望生徒を対象に、職業講話を行いました。
講師として福島公共職業安定所 専門援助部門様にいらしていただきました。「就職目前!職業ガイダンス」と題して、「長く働くために大切なこと」や「職場でのルールやマナー」などについて、生徒たちとやりとりを交えながらお話していただきました。4月に就職を控えた生徒たちは真剣に話を聞き、問いかけによく考え、自分の言葉で答える姿が見られました。
就職に向けて心配だったことについても聞くことができ、生徒たちからは「働く意欲を持ち続けられるように心身の健康に気を配るようにする。」「積極的、肯定的、協力的に自ら進んで対応したい。」など前向きな感想が寄せられました。
2月8日(木)に高等部3年生を対象に身だしなみ講座を実施しました。
保原美容組合より5名の方に講師として来校していただきました。
今回の講座では、実際に洗顔やメイク、ヘアセットなどの体験を通して、身だしなみのポイントを教えていただきました。
3週間後の卒業式を控え、社会人となる3年生。社会人にとって身だしなみを整えることは大切なことです。今回学んだことを今後の生活でも実践してほしいと思います。
講師の皆様、今回は貴重な体験をさせていただきにありがとうございました。
1月30日(火)「総合的な探究の時間」のまとめ・表現の場として、報告会が行われました。報告会に向けて、それぞれの学年で設定した課題に向き合い、情報収集したり、集めた情報を整理したりしながら1年間取り組んできました。
報告会では、生徒1人1人が相手に伝えようと、声の大きさや速さ、発表する姿勢などを意識しながら1年間探究したことを報告する姿が見られました。他学年の報告を聞き、Googleフォームで感想を記入し、生徒からは、「京都と大阪の歴史や、食文化、陶芸品などを詳しく知ることができ、良かったです。」「今まで気づかなかったが、こんなにも身近にあると改めて分かりました。」「自分たちの課題をきちんと発表出来ていて良かったと思います。」など自分の視野を広げられたコメントや他者の良さを評価するコメントなどが多くありました。
集約した回答を活用しながら、最後のまとめの学習を行ってほしいと思います。報告会、お疲れさまでした!
【1学年の報告の様子】
【2学年の報告の様子】
【3学年の報告の様子】
【Googleフォーム記入の様子】
令和5年12月19日(火)に、令和5年度年金セミナーを開催しました。
昨年度に引き続き、東北福島年金事務所から2名の方に講師として来校していただき、公的年金の仕組みについて御説明をいただきました。
前半は高等部3年生を対象に分かりやすい資料を御準備いただき、丁寧に仕組みや申請の時期などについてお話をいただきました。
後半は、保護者対象に具体的な申請資料などを御呈示いただき、御説明をいただきました。
参加した保護者からは「分かりやすい資料と説明をしていただいたので、安心した。早めに準備をしていきたい。」「今後も毎年セミナーを開催してほしい。」との感想が聞かれました。
講師の皆様、ありがとうございました。
4月から総合的な探究の時間で、自己理解・他者理解について学習し、「みんなでみんなを思いやる、みんな笑顔の学習旅行」をテーマに11月10日(金)松島方面に学習旅行に行ってきました。テーマの通り、友達を思いやる姿や笑顔がたくさん見られた学習旅行となりました。
遊覧船では、少しひんやりとした海風を浴びて気持ちが良かったです。地図を見ながら船内アナウンスを聞いて島を探しました。
海の幸など美味しいものを味わってきました。
歴史班では、松島にゆかりのある伊達政宗の歴史館に行きました。ろう人形の表情の豊かさにびっくりしたり、顔出しパネルで政宗公になりきったりしました。
食班では、かまぼこ焼き体験をしました。膨れ上がるかまぼこから目が離せませんでした。
令和5年12月7日(木)に保原総合運動公園伊達市フットボール場にて高等部1~3年1.2組の体育の授業で「福島ユナイテッドFCサッカー教室」を体験しました。教えてくださったのは福島ユナイテッドFCの3名の指導者の方です。
体育の授業では、12月からサッカーを行っています。この日は人工芝のグラウンドで地域のプロサッカーチームの指導者のもと、実際に試合で使われるボールを使い、ドリブルやパス、シュート練習、そして最後に試合を体験することができました。青空の下、思いっきり体を動かす喜び、サッカーをする楽しさを味わうことができました。
サッカー教室後、体育の授業では、より積極的にボールを追いかける生徒が増えました。
令和5年12月12日に高等部2年生と3年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「福祉サービス事業所を利用するまでの流れを知る。」「相談支援の支援内容を知る。」「社会人のマナーやルールについて知る。」ことをねらいとして取り組みました。
「伊達市役所」では、障がい福祉係の担当者様と伊達市社会福祉協議会 相談支援事業所の担当者様から話をお聞きしました。福祉サービスを利用するまでの流れや相談支援事業所との契約などについて知り、実際の提出書類などを見ることで、一つずつ自分のこととして確認をして進めていかなければならないことを実感することができました。また、「すずらん工房」様では、社会人として必ず身に付けておいてほしいことなどを実例を交えながらお話いただきました。
今回の学習を、自分の進路を自分のこととしてよく考え、自己選択、自己決定することができる力に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。