福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
10月7日(土)に第22回福島県特別支援学校スポーツ大会が行われました。本校からは、バスケットボール競技に男女各1チーム、ボッチャの団体戦に1チームが出場しました。
バスケットボール競技は福島県立伊達高等学校を会場に行われました。男子チームは残念ながら1回戦で敗退となりましたが、女子チームは初出場ながら準優勝に輝きました。
ボッチャ競技は本校を会場に行われました。生徒4人で団体戦を戦いましたが、善戦むなしく1回戦で敗退となりました。
10月13日(金)には女子バスケットボール部に賞状伝達を行いました。
悔しさをばねに、今後の活躍を期待します!!
10月13日(月)~27日(金)の2週間、高等部では後期現場実習を行います。
校内実習グループ【フルーツキャップ班】では、午前中は前期現場実習と同様にフルーツキャップ折りの作業、午後は校内の清掃作業に取り組みます。
生徒たちは実習に参加する姿勢や態度を確認し、より一層気を引き締めて後期校内実習のスタートを切ることができました。生徒一人一人の目標に向かって2週間の実習期間を有意義なものにできるよう頑張っていきます!
16日(月)から高等部後期産業現場等における実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から阿部元様、阿部真介様を講師にお招きし、喫茶接遇についての講習会を行いました。
プロとして「おもてなし」「奉仕の精神」でサービス提供をしているお二人の実演、実技を含めた講習を受け、会釈や敬礼のポイント、トレンチの持ち方、プロの手洗い接客マナーなど、「接客に大切なこと」を学ぶことができました。一人一人に丁寧に教えていただき、大変貴重な時間でした。
お忙しい中、講師の皆様ありがとうございました。教えていただいたことを確実にし、実演会の成功目指してがんばります。
10月13日(金)に後期産業現場等における実習激励会を行いました。今日から始まった2週間の実習に向けて、生徒全員が堂々と実習先と実習のめあてを発表しました。校長先生からは、挨拶・元気・感謝の気持ちについて3つのキーワードでがあり、生徒たちは実習に向けて気持ちを高めていました。その後は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業グループ、福祉グループ)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
2週間、自らの力を最大限発揮してほしいと思います。頑張れ!!
高等部3学年生は、9月29日(金)、仙台方面へ学習旅行に行ってきました。前日まではあいにくの天気でしたが、当日は天候に恵まれ、友達や先生方との楽しい思い出をつくることができました。
今回の学習旅行は、「ここでしか見られない」「ここでしか体験できない」「ここでしか味わえない」といった、その土地でしかできないことをテーマとしました。公共交通機関を乗り継いで目的地に向かい、目的地の『鐘崎笹かま館』では笹かまの手作りに挑戦して、成形→焼き→実食といった体験などをしてきました。
旅行中、生徒は見学や体験学習を通し、仙台の食や文化、気候・風土、産業の違い等を知るだけでなく、友達との親睦を一層深めていました。
令和5年10月4日(水)に高等部生徒が校外実習等でお世話になっている企業の皆様や、支援機関の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として企業就労に向けて必要な力や支援体制などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、アクティブサービス班では、ビルクリーニングのデモンストレーションやトイレ、廊下等の清掃の様子を御覧いただきました。クリエイティブサービス班では、製作内容について生徒が説明をした後、製作の様子を御覧頂き、生徒たちに質問等で声をかけていただきました。
意見交換会では、雇用する際に重視することとして「コミュニケーション能力が大事。作業の技術等は雇用してから育てていく。」「決まった時間に出勤する。自力通勤ができる。毎日出勤できることが必要。」など、具体的に御助言をいただきました。また、長く働くために必要なこととして「安定して働くためには、支援機関との連携が必要であり、職場で問題等を早期に発見して、情報を共有し対応・解決することが大事になってくる。」などの御意見をいただきました。
生徒一人一人の可能性を広げられるように、今回いただきました御助言を学習活動の中で生かしていきたいと考えています。今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった企業、支援機関の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。
10月3日(火)、パルセいいざかにて、バリアフリー演劇公演を観劇しました。この公演には「福島県赤い羽根共同募金助成事業(一般公募)」からバス料金の助成を受けて、参加することができました。
公演では、字幕や音声ガイドといったサポートが行われていたり、手話通訳者が役者としてステージ上で手話でストーリーを表現されたりしており、とても興味深く、興味をもって生での演劇を鑑賞することができました。また、講演後の舞台装置見学では、実際のセットを触れたり見たりすることができ、一層、演劇について興味関心をもつ様子がみられました。このような機会をいただき、とても貴重な経験をさせていただきました。寄付者の皆様に心より御礼申し上げます。
令和5年9月27日(水)に伊達市・伊達郡の福祉サービス事業所の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として学校の学習内容についての質問や、卒業後に向けて必要な事などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、生徒たちに質問等で声をかけてくださるようお願いしました。生徒たちは「お客様に聞かれたことに対して、ゆっくりで良いから自分の言葉で答える。」ことを目標としました。見学時には、自分の担当している作業について笑顔で伝えている生徒の姿が多く見られました。そこには「相手に伝えたい気持ち」があり、伝えられたことで、「達成感」を感じている表情があふれていました。
意見交換会では、作業学習の見学から、「答えをすぐに提示せず、本人に考えさせる先生たちのかかわり方を事業所でも心掛けたい。」とか「在学中には、たくさんのことに挑戦し、自分で進路を選択できるようにすると良い。」などたくさんの御感想、御助言をいただきました。
現場実習の際などには、生徒一人一人の支援方法について情報を共有しながら、より充実した実習を実施できるように、今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった事業所の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。
伊達市総合公園内にある簡易宿泊所とまっぺ様において、アクティブサービス班の生徒4名が清掃作業を行わせていただきました。実際に利用者の方が宿泊する部屋の清掃を体験させていただき、とても貴重な体験となりました。生徒たちからは、「技能大会に向けて頑張ったことが、生かせた。」「弟が宿泊した施設を清掃できて嬉しかった。」「次に利用する人たちに気持ちよく使ってもらえたらうれしい。」などの感想が聞かれました。
作業している様子を見ていただいた施設の方からは、「礼儀正しく、丁寧に作業している様子を見ることができ、感動した。」という感想と併せて、「清掃は常に同じ状態を保つために行う。」という仕事の心構えを教えていただきました。
昨年度に引き続き、高等部アクティブサービス班では地域連携作業学習として、保原総合公園の清掃活動を実施しました。
第一回の9月8日(金)は「ほばら大泉球場の清掃活動」、第二回の9月15日(金)は「フットボール場の清掃活動」を行いました。残暑厳しい中での活動となりましたが、生徒一人ひとりが地域の一員として自分にできる活動を懸命に行う姿が見られました。
地域連携作業学習は12月1日(金)と12月15日(金)と実施予定ですので、地域に貢献するという気持ちをもって頑張って欲しいと思います。