福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
6月7日(金)2校時に前期産業現場等における実習の激励会を行いました。
発表の仕方を確認した後、学級毎に自分の実習のめあてを発表しました。緊張しながらも、「ゆっくりはっきり」話すことで、聞いている仲間に「伝わるように」発表をする姿が見られました。
3校時は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業、福祉事業所)の4つのグループに分かれて、実習中の生活で心掛けること、トラブル回避、情報の取り扱いなどについて確認をしました。
2週間の実習が実り多いものとなりますように。
5月17日(金)に、福島県県北農林事務所における「農業高校等との連携活動」の一環として、福島県県北農林事務所伊達農業普及所より所長の渡辺様、経営支援課長の星様をお招きしました。
今回は、枝豆やラディッシュ、さつまいもの植え付け方法について御指導いただきました。
それぞれの作物によって種や苗の植え方が異なることを分かりやすく御説明いただいた後、実際に正しい手順の手本を見せていただいたり、生徒たちの作業の補助をしていだだいたりしました。生徒たちは専門的な知識を分かりやすく御指導いただき、「確かな学び」の機会となりました。本当にありがとうございました。
また、最後に渡辺様より「作物を育てることで、生命力を感じる機会としてほしい。」というお言葉をいただきました。生徒たちにとって、作業の知識技能を超えて、よりよい生き方について考える機会へ繋げてほしいと感じました。
高等部1年1組、2組では、6月の前期産業現場等における実習に向けて事前学習に取り組みました。
進路担当者の話を聞いて、高等部を卒業したらどんな進路があるのかを知り、そのために高等部では何を頑張っていきたいかを考えて、自分の気持ちや考えを言葉にしてワークシートに記入しました。
その後、昨年度の現場実習の動画を視聴し、「実習の雰囲気」を感じたり、「いろいろな職種があること」を知ったりすることができました。また、現場実習で身につけたい力や生活面で心掛けることなどについて確認をしました。
初めての高等部での実習に向けて、一つずつ準備を進め、充実した実習にできるよう頑張ります!
5月21日(火)にスマートフォン安全教室を行いました。福島県警察本部より県北少年サポートセンターの職員をお招きして、スマートフォンの使用上に潜む危険や、安全な使い方について御講話いただきました。また、警察署よりスマートフォン使用時の3つの約束が伝えられました。
・フィルタリングをかける。→危険なサイトへのアクセスを制限するためにも。
・仲の良い人でも下着姿やそれにかかわる写真を絶対に送らない。→ネットは全世界に広がりをもつ。
・家庭でのルールをつくる。→リビングで使うことや時間を決めることなど。
生徒からは、「オンラインの使い方に気を付ける。」「正しい使い方を知って安全に使用する。」など講話を聞いて今後の使い方を考える声が聞かれました。
5月10日に生徒会総会がありました。生徒会役員が今年度の活動計画案や予算案などの議案を丁寧に説明しました。生徒会会員である高等部の生徒たちは、説明を真剣に聞いて書面表決書に記入していました。その他、各委員会活動や部活動の説明、生徒指導主事より制服の正しい着用の仕方についての話などを聞きました。「高等部の生徒たちは話を聞く姿勢がとても素晴らしい。」と校長先生からお言葉をいただくほど立派な姿勢で最後まで話を聞く姿がみられました。
4月26日(金)に、福島県県北農林事務所における「農業高校等との連携活動」の一環として、福島県県北農林事務所伊達農業普及所より新野 美佐子 様をお招きしました。今年度、アクティブサービス班では月に1回程度、講師の方に来校いただき、アドバイスを受けながら農作物の育成作業に取り組んでいきます。
今回は、畝の役割や正確によりよい畝を作る方法について御指導いただきました。また、安全に作業するための道具の使い方についても手本を交えながら御指導をいただきました。
生徒たちは、御指導いただいたことを確認しながら、協力して畝作りに励むことができました。専門的な知識を分かりやすく、御指導いただき、生徒たちにとって「確かな学び」の機会となりました。本当にありがとうございました。
令和6年4月12日(金)「学部交歓会」を行いました。生徒会役員が中心となり、2,3年生が新入生へ歓迎の意を込めて会を進めました。生徒会長からは、目標を持って生活してほしい、何かあったらいつでも相談してほしいとあたたかい挨拶がありました。1年生は、名前と顔を知ってもらうよう一人ずつ自己紹介をし、2,3年生は、1年生に楽しんでもらえるように自己紹介の他にクイズやダンスなどを披露し会を盛り上げました。はじめは緊張した面持ちの1年生も次第に笑顔になり、一緒に楽しむ様子が見られました。
3月19日(火)高等部修了式を終えることができました。
1学年代表の大槻穏風さん、2学年代表の小野詩織さんの2名が校長先生から修了証書を授与されました。
校長先生からは1年間の学びについてお話があり、生徒それぞれに振り返ることができました。
新年度では、今年度学び行動したことから更なる成長につながるように期待をしています。
また、修了式後に学部集会が行われ、第138回日本語ワープロ検定、令和5年度日本漢字能力検定合格者への賞状伝達、春休みの過ごし方、離任式、始業式の行事について確認を行いました。
3月1日(金)本校第2回目の高等部卒業証書授与式が行われ、11名が社会へ巣立ちました。
送辞では現生徒会長の鑓水ゆきえさんが、先輩への感謝と旅立つことへのエールを送りました。
答辞では前生徒会長の遠藤雅実さんが、思い出、後輩・保護者・先生方への感謝の言葉や社会人となる決意を述べました。
卒業生の皆さん、だて支援学校での学びを胸に、大きく羽ばたいてください。応援しています。
2月15日(木)に本校にて実施された、第138回ワープロ検定試験に見事、高等部の5人が合格しました。
3年生の3人には、卒業式前日に、校長先生から合格証を頂きました。
3人の努力に拍手を送ります。卒業しても努力を怠らず、大きく羽ばたいてくれることを願っています。おめでとう!!!
3級合格 髙橋翼 原大翔
4級合格 本間陽空