福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和5年12月12日に高等部2年生と3年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「福祉サービス事業所を利用するまでの流れを知る。」「相談支援の支援内容を知る。」「社会人のマナーやルールについて知る。」ことをねらいとして取り組みました。
「伊達市役所」では、障がい福祉係の担当者様と伊達市社会福祉協議会 相談支援事業所の担当者様から話をお聞きしました。福祉サービスを利用するまでの流れや相談支援事業所との契約などについて知り、実際の提出書類などを見ることで、一つずつ自分のこととして確認をして進めていかなければならないことを実感することができました。また、「すずらん工房」様では、社会人として必ず身に付けておいてほしいことなどを実例を交えながらお話いただきました。
今回の学習を、自分の進路を自分のこととしてよく考え、自己選択、自己決定することができる力に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
令和5年12月11日に高等部2年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「企業就労するために必要な力について知る。」「就労した後のサポート体制について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
「ホテル福島グリーンパレス」様では、「客室清掃」と「食器洗浄」の作業の様子を見学させていただきました。生徒たちは「お客様のために一個ずつ確認することで完璧な仕上がりを目指す。」ことを自分の目で確認することができました。また、「県北障害者就業・支援センター」様では、就業支援員の方々から支援内容やSNSの使い方などについて話を聞きました。
最後には、それぞれ考えてきた質問をして、丁寧にお答えいただきました。
自分の目で見たり、直接話を聞いたりしたことを、自分の進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
12月14日(木)、高等部1年3組の生徒2名と2.3年3組の生徒3名で阿武隈急行線を利用して福島駅へ向かいました。
駅ビルで昼食のお弁当を購入した後に「子どもの夢を育む施設こむこむ館」へ行き、常設展示室や子どもライブラリーを見学したり、ワークショップ「ランプシェードを作ろう」を体験したりしました。生徒は様々な展示物にわくわくした様子で興味がある物を自分から触れたり、集中して見たりする姿が見られました。
ランプシェード作りでは、生活単元学習で学んだことを生かしながら、粘土をこねたり、型抜きをしたりして、意欲的に取り組むことができました。オリジナルランプシェードは、素焼きの工程をしていただいた後に、完成した物が生徒のもとへ届きます。ランプシェードがどのようになるか楽しみですね。
12月13日(水)に、高等部生活委員会の委員長神野愛輝さん、副委員長の佐藤寧音さん、半澤昊也さんの3名が、本校で赤い羽根共同募金への募金活動で集まった募金を社会福祉協議会の方へお渡ししました。募金総額は、4,640円となりました。御協力、本当にありがとうございました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付されるとのことです。社会福祉協議会の佐藤さんから、「年末に一人暮らし、二人暮らしの高齢の御家庭におせち料理を届けるために募金をつかわせていただきます。御協力をいただき、ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。
自分たちにできることで、地域でのボランティア活動について考える機会となりました。
12月4日(月)~8日(金)の5日間、高等部生活委員会のメンバー7名が、本校昇降口前で赤い羽根共同募金への募金活動を行いました。
寄付を呼び掛ける「募金ボランティア」を体験することで、ボランティアについて身近に感じることと、募金ボランティア活動を通じて、思いやりの心やたすけあいの精神を育むことを目的として行いました。
寒さが厳しい中、「募金への御協力をお願いします。」「ありがとうございました。」と声をかけ、たくさんの児童生徒や保護者の方から募金の御協力をいただきました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付いたします。後日、募金総額についてはおたよりでお知らせいたします。御協力をいただき、ありがとうございました。
12月5日、高等部1学年の生徒9名が福島市にあるあづま授産所様、あづま授産所ぷらす様、cafe桑の実様、福島製鋼株式会社様の職場見学を実施しました。生徒たちは、実際に話を聞いたり、見学させていただいたり、作業を体験させていただいたりしました。生徒たちからは、「立ち仕事は大変。」「野菜を切ることや清掃は普段の家での手伝いが生きる。」「部品の組み立て作業が楽しかった。」「社会人に向けてコミュニケーション力を高めたい。」など普段の学校生活や家庭生活の大切さを実感したり、新たな発見をしたりするなど深い学びとなりました。
令和5年11月25日(土)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。土曜日ということもあり、保護者だけでなく兄弟も参加してくださった家庭もありました。
進路指導主事から後期の現場実習の概要説明をし、実習の様子の動画を視聴していただきました。生徒が真摯に実習に取り組む様子を見ていただき、また、1、2年生の保護者にとっては次年度に向けての情報収集の場にもなったかと思います。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路が決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
高等部2学年は、11月14日(火)~17日(金)、関西方面へ修学旅行に行ってきました。
【1日目】
仙台空港より伊丹空港へ空の旅。大阪到着後は、道頓堀、大阪城、海遊館の散策や見学をし、大阪の歴史や食文化、商業等を知ることができました。
【2日目】
USJでのグループ活動。絶叫系アトラクションでスリルを味わったり、ライブミュージカルに感動したり、それぞれ思う存分満喫しました。
【3日目】
京都市内での班別活動を実施しました。
『京都のレガシーズ(神社・寺院グループ)』は、三十三間堂、伏見稲荷、金閣寺を見学。
『Delicious Eat(食グループ)』は、箸作り体験、動物園見学、抹茶体験。
『SARY探検隊(伝統文化・伝統工芸グループ)』は、金閣寺見学、組み紐作り、着付け体験、錦市場散策。
【4日目】
最終日は、清水寺と京都タワーへ。京都の自然や文化、地理等に触れ、古都の魅力をより感じることができました。見学後は、京都駅から新幹線とバスを乗り継ぎ、帰校しました。
大阪・京都の文化や食等を通し、福島との違いを体感すると共に友だちとの絆が深まる4日間となりました。
11月1日(水)に、第2回保護者進路研修会として、伊達市・伊達郡の福祉サービス事業所の方々に来校していただき、各事業所の説明をしていただきました。
当日は、小・中学部、高等部の保護者が参加し、22カ所の事業所の説明を聞くことができました。パンフレットや事前の資料も御提供いただいたおかげで、情報をたくさん得る機会となりました。
参加した保護者からは「一度にたくさんの話を聞くことができて良かった。」「将来の見通しをもつことができた。」「見学に行く時の参考にさせていただきたい。」など、参加して良かったとの感想をいただきました。
12月には「年金セミナー」を予定していますので、ぜひ御参加ください。
11月7日(火)1学年、2学年それぞれに進路学習会を実施しました。
後期現場実習の様子のビデオを見て、自分に合っている(得意)と思う作業内容を考えたり、具体的な項目について自分がどの程度できているかを考えたりしました。また、反省会や評価表によるアドバイスを受けて、今後の学校生活での課題を意識することができました。
「どんどん情報を収集して、よく考えて、相談しながら準備をしていきましょう。」というキャリア支援部長からのエールに、生徒は力強くうなずいていました。