福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
高等部2学年では、10月の修学旅行の際に訪問する札幌市立札幌みなみの杜高等支援学校さんとオンラインで交流学習を実施いたしました。今回の内容は生徒たちが修学旅行2日目に行う班別研修に向けて、みなみの杜の生徒さんへ「見所」や「おすすめのお土産」、「現地の気温」などを質問しました。生徒たちは、みなみの杜の生徒さんからおすすめされた場所やお土産などを見て歓声を上げたり、北海道の気温と自分たちの地域との気温差に驚いたりしていました。また、準備した質問を終えた後の時間には、生徒たち自らお互いにどんな学習をしているのかなどの話をして違いに驚いたり、自分たちが今悩んでいることを共有したりしていました。
交流学習を通して、お互いに相手のことを考え、伝え方を工夫したり、更に情報を得ようとしたりするなど深い学びの場となりました。
札幌みなみの杜高等支援学校の皆様本当にありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。
7月5日(金)に進路に関する学習会を学年ごとに行いました。
6月の前期産業現場等における実習で経験した業務内容は自分に向いていたか、得意なことや苦手なことなどについてワークシートにまとめていきました。また、校外実習の映像を視聴し、いろいろな作業内容があり、1、2年生は興味のある仕事などを考えました。
どの生徒も、真剣な表情で取り組み、自分の考えや思いを文字にする姿が見られました。
今までの自分の成長を振り返ることで、次の目標についてキャリア・パスポートを活用しながら考えて、進路決定までの道のりを一歩ずつ歩んでほしいと思います。
1年生
2年生
3年生
7月3日(水)に伊達市自立支援協議会就労支援部会の福祉事業所製品販売会で、本校高等部の作業製品を販売する機会をいただきました。
今回は、高等部を代表して3年生6名が販売をしました。
販売した製品は、クリエイティブサービス班の手工芸品とアクティブサービス班の野菜やハーブ苗です。販売活動を通して、お客様から製品について聞かれたことに対して自分の言葉で答えたり、お客様とのやりとりを楽しんだりする姿が見られました。
今回の経験を高等部全生徒で共有し、生徒たちの「働く喜び」や「働く意欲」につなげ、さらに、地域の中で活躍できる人材育成につなげていきたいと思います。
関係者の皆様、貴重な経験をする機会をいただきましてありがとうございました。
高等部2学年では、1学期の保健体育の授業にて「けがの防止と応急手当」について学習してきました。第1回では「けがの原因と防止」を学習し、第2回では「けがした時の簡単な応急手当」を養護教諭と連携し、第3回では「大切な人を守るための行動」を日本赤十字社福島支部の方をゲストティーチャーに招いて学習を進めてきました。
単元を学び終えた生徒達からは、「災害等に備えて情報を収集することが大切だ。」「命を救う大変さが分かった。」「もしもの時は助けを呼ぶ。」など命の大切さや応急手当時の対応について様々な言葉が聞かれました。今回の学習で学んだことを学校生活や家庭生活に活かしてほしい思います。
7月6日土曜日、ポリテクセンター福島にて第23回福島県障がい者競技大会が開催されました。本校からは、高等部2名の生徒がビルクリーニング競技に参加しました。生徒達は緊張感のある雰囲気の中、練習の成果を十分に発揮し、競技を終えることができました。
結果は、入賞とはいきませんでしたが、大会を終えた生徒からは「入賞はできなかったけど、練習でやってきたことは出すことができた。」「来年は入賞したい。」などこれまでの練習や競技を終えた達成感や来年を見据えた言葉が聞かれ、凛とした表情が印象的でした。大会に出場し、経験したことや感じたことをこれからの学習に活かしてほしいと思います。お疲れさまでした。