小学部

大谷選手、ありがとう!

 MLBの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグラブが本校にも届き、さっそく小学部3~6年生の児童が体育の授業で使用しました。めあてを「ボールをよく見て、とろう。」とし、キャッチボールで「キャッチ」することに重点を置いて学習しました。

 初めてグラブをはめる児童も多かったのですが、グラブにボールが収まった瞬間のうれしさを実感し、楽しくキャッチボールに取り組むことができたと思います。児童からは、「グラブが捕りやすくて、上手にできた。」「大谷選手のおかげで楽しくキャッチボールできた。」などの感想が聞かれました。

 このグラブには「野球しようぜ」のメッセージが添えられています。これは、実際に野球をするだけでなく、見ることや調べることも、野球に触れることにつながりますし、大谷選手を通じてアメリカや出身地の岩手県に興味が広がるかもしれません。中学部・高等部も含めて、全校生にグラブに触れてもらう機会を設ける予定です。大谷選手からいただいたグラブをきっかけに、一人一人が何か新しいことに興味を拡げてほしいと思います。

書き初めに「全集中!」

 間近に迫った令和6年のスタートを前に、小学部の各クラスでは書き初め展の出品に向けて、書写の学習に取り組んでいます。筆を持って文字を書くことが少ない児童たち。担任からのアドバイスを受けながら、筆と墨汁の柔らかい感覚を味わい、作品を仕上げています。また、硬筆に取り組む低学年では、文字のバランスに気をつけて書き上げていました。

 手本を参考にしたり、隣で担任が書くのを真似て書いたり、手をとってもらって一緒に書いたり。それぞれに書き方は異なりますが、一人一人が自分のできるやり方で一生懸命に取り組んでいることが素晴らしいです。これから清書となります。どんな作品に仕上がるか、楽しみです。

第2回目の大田小との交流及び共同学習

 本校では、近隣の学校との交流及び共同学習に取り組んでおり、小学部は伊達市立大田小学校の児童と年間3回の交流の機会を設けています。

 12月6日(水)に第2回目の交流及び共同学習を実施し、大田小の5年生が来校し、本校の3~5年生と一緒に活動をしました。今回は、大田小の児童が企画を考え、進行を担当しました。クリスマスの歌やクイズ、クリスマスツリーづくりなど、本校の児童が楽しく取り組めるよう考えてくださった企画が満載で、みんなで和気あいあいとした雰囲気の学習になりました。

 今年度最後の交流及び共同学習は2月に計画しています。これまでの2回を通して深まった交流を活かし、さらに楽しい時間をお互いに過ごせることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

クラブ活動見学会を実施しました

 本校では、4年生以上の児童が年間を通して取り組む「あそびクラブ」「おんがくクラブ」「つくろうクラブ」の3つのクラブがあります。

 活動期間も後半になり、3年生による見学会を実施しました。普段の学習とは違う活動ですが、上級生と一緒に笑顔で取り組んでいる姿がたくさん見られました。見学会はもう1回行います。この見学会を通して、次の学年への見通しや意欲につながることを期待しています。

スイートポテト作りに挑戦

 5・6年生の児童が、この秋、学校の畑で収穫したサツマイモを使ってスイートポテト作りに挑戦しました。調理室での調理学習は初めてでしたが、担任の指示・支援を受けながら一生懸命に作りました。感想を聞いてみると、「皮をむくのが大変だった。」「イモをつぶすのをがんばった。」「丸めるのが楽しかった。」「カップに入れることをがんばった。」等、一人一人ががんばって取り組んでいた様子がうかがえました。

 自分たちで植え、育て、収穫し、調理して食する。普段の食べ物がどのように私たちの口に届くのか、その一端を垣間見ることができたのではないでしょうか1ヶ月後の冬休みに向け、こういった活動が家庭生活にも生きてくることを期待しています。