福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
9月20日(金)に、本宮市にある「プリンス・ウィリアムズ・パーク」に出かけました。雨が一休みしている間に楽しみにしていたキッズタウンや雲の上のツリーハウスなど大型遊具で遊ぶことができました。公民館に場所を移して、おいしくお弁当も食べました。
秋も深まり、各地で秋祭りが行われています。学校のある伊達市保原町でも、太鼓の音色が響く季節になり、児童もウキウキした気持ちです。そこで、4年生では生活単元学習の中で「あきまつりをしよう」という学習を設定し、校内で秋祭りを開いています。
中学部生徒から霊山太鼓を披露してもらったり、地域の祭りの動画を見たりして、まずはイメージを膨らませました。そして出店や御神輿を自分たちで作り、お祭りの準備を進めました。お祭りの中では、魚つりゲームやクレープ屋さんの出店でお客さんに楽しんでもらいます。お祭りのクライマックスでは、御神輿を引いて校内を練り歩きます。「わっしょい」の元気な声を響かせると、他の教室からも児童や先生が出てきて、一緒に参加してくれました。
季節を感じるこのような学習は、楽しみながらいろいろな力が身についていきます。学校で秋祭りを楽しんだ経験が、地域の祭りへの興味や参加につながってほしいと思います。
9月30日(月)に、伊達市梁川町にある屋内遊び場「パレオパークやながわ」に行きました。エアスライダーやクライミング、吊り橋、滑り台、ディノワールドなどなど、いろいろな遊具でたくさん遊ぶことができました。以前に行ったことがあるお子さんも多く、みんなのお気に入りの場所で楽しい思い出ができました。おみやげに、職員の方から折り紙のステッキをいただきました。
6年生が仙台方面へ修学旅行に行ってきました。まず「仙台うみの杜水族館」を見学しました。大きな水槽に近づいて、様々な海の生きものをじっと観察して、その動きに目をキラキラとさせていました。またうみの杜スタジアムでのライブショーでは、目の前で高くジャンプするイルカ達を見て歓声をあげて喜んでいました。
「キリンビアポート」でおいしい昼食を食べ、「仙台空港」に行きました。展望デッキから離着陸する航空機やヘリコプターを見学しました。離陸する旅客機のパイロットが手を振ってくれ、児童も大興奮で手を振り返していました。
普段から仲のよい6年生。事前学習、当日、事後学習とみんなで活動する楽しさを感じながら学習することができ、楽しい思い出となった修学旅行でした。
2学期が始まりましたが、暑い夏はまだまだ続いています。生活の中で季節を感じてもらいたい、とのねらいもあり、2学期も中庭に設置したプールでの水遊びを子どもたちは楽しんでいます。跳びはねたり、水しぶきをあげたり、それぞれに水の感触を全身で感じる様子が見られます。「夏休みにできるようになった」と、水に顔をつける姿を披露してくれる子どももいました。
暑さは続いているものの、プールに吹く風や空に浮かぶ雲からは少しずつ秋を感じられるようになりました。夏の遊びを楽しみながらも、季節の変化に子どもたちも気付いてほしいと願っています。