福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
小学部で今年度3回行った、大田小学校との交流及び共同学習。本校の児童にとって非常に貴重な機会となりました。ぜひ大田小学校の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい、と振り返り活動の中でお礼の手紙を書きました。この手紙を届けに、3年生児童が代表して大田小学校を訪問しました。
大田小学校では、交流した5年生と再会し手紙を渡したところ、本校の児童あてに手紙をいただき、大喜びの3年生たち。その後交流を振り返りながら話をしている中で、急遽鼓笛を披露してもらえることとなりました。突然のことにびっくりした本校の児童でしたが、その演奏の素晴らしさに圧倒され、拍手をするのも忘れてしまうほどでした。
帰りには校門まで出て見送ってくれた大田小学校のみなさん。本校の児童もとても喜んでいて、子どもたち自身の、自然で素直な姿の交流になったと感じました。
2月16日(金)に、小学部の「6年生ありがとう会」を行いました。在校生が会場の装飾や記念品等を制作し、5年生が中心となって会を企画・運営し、これまでお世話になった6年生への感謝の気持ちを伝えました。
会の中では、6年生のこれまでの成長の様子が紹介され、この1年間だけでなく小さい頃からの成長をみんなで感じることができました。また、心のこもったメッセージカードや記念品が在校生から贈られたり、全体で「トゥモロー」や校歌を歌ったりして、6年生の笑顔があふれる会となりました。6年生からもお礼のあいさつがあり、お互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたと思います。
小学部全体で集まる機会は、そう多くはないのですが、日々の生活の中で6年生の活躍を見てきた在校生には、きっとその姿が心に刻まれているはずです。6年生に感謝し、その姿を受け継いでいこうという在校生の思いが強くなった、そんな「6年生ありがとう会」でした。
小学部では、年間を通して伊達市立大田小学校との交流及び共同学習を進めています。2月6日(水)に大田小の5年生が来校し、本校小学部3~5年生の児童と第3回目の交流及び共同学習を実施しました。
今回は節分をテーマに、クイズやフルーツバスケット、ビンゴでグループごとに活動しました。活動の中では、大田小の児童がクイズやビンゴカードを用意したり、両校でオニのお面を交換してかぶったり、声を掛け合いながら活動する姿も見られ、3回目で互いの交流も深まってきたと感じました。最後にはプレゼントの交換も行われ、嬉しそうな笑顔が体育館に広がりました。
今年度最後の交流及び共同学習でしたが、本校の児童からは「楽しかった」との声がたくさんあがりました。学校から少し広がり、地域とのつながりを児童も感じることができたのではないでしょうか。「地域と共に学ぶ」この点を、さらに大切にしたいと思います。
2月3日の節分を前に、各学級で節分のお話しや鬼退治が行われました。
節分の歌と手遊びで季節を感じたり、新聞紙を丸めて作った「豆」で豆まき遊びをしたりしていると。。。教室に鬼が入ってきて、児童はビックリです。最初は逃げている児童もいましたが、最後は「豆」をぶつけて鬼退治に成功しました。
それぞれの学級では、自分の心に住む鬼を考えました。節分を機に自分を見つめ直し、これからの学校生活をがんばろう、と前向きな気持ちにつながったと思います。
暖冬と言われるこの冬ですが、だて支援学校にもようやく雪が積もりました。「待ってました!」とばかりに外へ駆け出してゆく子どもたち。みんなで雪山を作り、そり遊びを楽しみます。他にも、雪だるまを作ったり、雪玉を握ったり、友達と雪を掛け合ったり、雪に寝転がったり。思い思いに雪の感触を楽しむ姿が見られました。
雪遊びは冬しかできないスペシャルな活動です。友達との関わりを楽しんだり、自分の感覚を存分に味わったり、一人一人の楽しみ方は異なりますが、思いっきりその「瞬間」を楽しみ、普段の学習とは違ったスペシャルな時間を全力で感じてほしいと思います。