福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
10月7日(金)に来週から始まる後期産業現場等における実習に向けての激励会を行いました。
高等部31名の生徒全員が参加し、一人ずつ自分で考えた実習の目標を発表しました。その発表する姿は、6月の前期現場実習の時に較べると、大きく成長しており、はっきり、ゆっくりと話し、みんなに伝えようという気持ちが感じられました。
また、校長先生からの話を聞き、大事なことをメモする姿も多く見られました。
全体の激励会の後は、グループごとに分かれて、より具体的な話を聞いたり、最終確認をしたりしました。
10月11日(火)から21日(金)まで、1年生は校内実習(ソーシャルサービス班の喫茶グループと事務グループ)、2・3年生は校外での実習に取り組みます。
2週間後の生徒の姿が楽しみです。健康に気を付けて、実り多い現場実習にします。
高等部では月1回、「あいさつの日」を設けて、生徒会役員と有志数名が昇降口に立ち、登校してくる小学部の児童や中学部の生徒、保護者の方へ朝のあいさつをしています。
あいさつ運動は10月7日(金)で4回目となりました。回を重ねるごとに、生徒たちは自分から大きな声であいさつできるようになってきました。
10月11日(火)から始まる現場実習でも、自分から進んであいさつをしてくれることと思います。
9月2日に第10回特別支援学校作業技能大会(8月5日開催)の報告会を行いました。出場した生徒たちは校長先生より検定証や賞状を受け取り、一人一人感想を発表しました。
検定部門(ビルクリーニング部門・喫茶接遇サービス部門)に出場した生徒たちからは、「手順を覚えることが大変だったが、一生懸命やってよかった。」「最初は不安だったが、やればできると思えた。」「次、出ることができれば更に上の級を目指したい。」など作業技能大会を通しての成果を実感し、今後の学習への意欲を見せていました。
品評部門(手工芸製品部門・革工芸製品部門)の代表生徒からは「賞をもらうことができてうれしい。もっとよい製品をつくりたい。」「丁寧な作品づくりをしてきてよかった。賞を自信にして、お客様に喜ばれる製品を作りたい。」と受賞できたことを励みにしている姿が見られました。
(大会の様子は8月8日に掲載しています。)
令和4年9月12日(月)に「高等部進路ガイダンス」を開催しました。
福島公共職業安定所と県北障害者就業・生活支援センターから講師として3名の方にいらしていただきました。
当日は、生徒、教員、保護者合わせて約50名が参加し、「働く目的」や「仕事選びのヒント」「どんな仕事があるのか」「卒業後の支援機関」などについて話を聞きました。
生徒は大事なポイントを聞き取ってメモを取ったり、質問に挙手で答えたりしていました。
卒業後に対して不安な気持ちを感じていた生徒も、話を聞いて不安な気持ちが和らいだようでした。
講師の皆様、お忙しい中、御講話いただきましてありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
9月9日(金)に高等部アクティブサービス班で地域連携作業学習として、保原総合公園に行きトイレ清掃、保原大泉球場の草むしりを行いました。地域連携作業学習は2学期中7回実施します。今日は気温も高く暑い中での活動となりましたが、生徒一人ひとりが地域の一員として懸命に作業を行う姿が見られました。
活動の際には、初めて行う作業内容もありましたが、シルバー人材センターの皆さんの説明をよく聞き、地域の方と協力して取り組むことができました。今後も地域連携作業学習は続きますが、地域に貢献するという気持ちを持ってこれから頑張って欲しいと思います。