福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
7月5日(金)に進路に関する学習会を学年ごとに行いました。
6月の前期産業現場等における実習で経験した業務内容は自分に向いていたか、得意なことや苦手なことなどについてワークシートにまとめていきました。また、校外実習の映像を視聴し、いろいろな作業内容があり、1、2年生は興味のある仕事などを考えました。
どの生徒も、真剣な表情で取り組み、自分の考えや思いを文字にする姿が見られました。
今までの自分の成長を振り返ることで、次の目標についてキャリア・パスポートを活用しながら考えて、進路決定までの道のりを一歩ずつ歩んでほしいと思います。
1年生
2年生
3年生
7月3日(水)に伊達市自立支援協議会就労支援部会の福祉事業所製品販売会で、本校高等部の作業製品を販売する機会をいただきました。
今回は、高等部を代表して3年生6名が販売をしました。
販売した製品は、クリエイティブサービス班の手工芸品とアクティブサービス班の野菜やハーブ苗です。販売活動を通して、お客様から製品について聞かれたことに対して自分の言葉で答えたり、お客様とのやりとりを楽しんだりする姿が見られました。
今回の経験を高等部全生徒で共有し、生徒たちの「働く喜び」や「働く意欲」につなげ、さらに、地域の中で活躍できる人材育成につなげていきたいと思います。
関係者の皆様、貴重な経験をする機会をいただきましてありがとうございました。
高等部2学年では、1学期の保健体育の授業にて「けがの防止と応急手当」について学習してきました。第1回では「けがの原因と防止」を学習し、第2回では「けがした時の簡単な応急手当」を養護教諭と連携し、第3回では「大切な人を守るための行動」を日本赤十字社福島支部の方をゲストティーチャーに招いて学習を進めてきました。
単元を学び終えた生徒達からは、「災害等に備えて情報を収集することが大切だ。」「命を救う大変さが分かった。」「もしもの時は助けを呼ぶ。」など命の大切さや応急手当時の対応について様々な言葉が聞かれました。今回の学習で学んだことを学校生活や家庭生活に活かしてほしい思います。
7月6日土曜日、ポリテクセンター福島にて第23回福島県障がい者競技大会が開催されました。本校からは、高等部2名の生徒がビルクリーニング競技に参加しました。生徒達は緊張感のある雰囲気の中、練習の成果を十分に発揮し、競技を終えることができました。
結果は、入賞とはいきませんでしたが、大会を終えた生徒からは「入賞はできなかったけど、練習でやってきたことは出すことができた。」「来年は入賞したい。」などこれまでの練習や競技を終えた達成感や来年を見据えた言葉が聞かれ、凛とした表情が印象的でした。大会に出場し、経験したことや感じたことをこれからの学習に活かしてほしいと思います。お疲れさまでした。
令和6年6月29日(土)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。土曜日ということで、多くの御家庭の方に御参加いただきました。ありがとうございました。
進路指導主事から現場実習の目的等の説明をし、実習の様子の動画を視聴していただきました。生徒が真摯に実習に取り組む様子を見ていただき、また、1、2年生の保護者にとっては次年度に向けての情報収集の場にもなったかと思います。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路を決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
令和6年6月24日(月)、前期産業現場等における実習反省会を行いました。
生徒たちは、実習の目標に対する反省と併せて、頑張ったことや新たな課題について考え、発表することができました。
その後、実習について更に深く振り返り、自分に合った仕事や目指したい自分について考える時間を設けました。
生徒たちからは充実した表情や言葉が聞かれ、実習を通して一つステップアップした自分を発見することができました。
ソーシャルサービス班では、6月19日・20日にも『だてももカフェ』をオープンし、喫茶実演会を行いました。小学部・中学部の児童・生徒や教職員、保護者の方々に御来店いただき、生徒たちが学んできたことや、練習してきた成果を発揮する機会になりました。お客様から「せんぱいたちが かっこよかったです。」「ありがとう」「丁寧な接客でした。」など、多くの励ましの言葉をいただき、生徒たちの喜びや達成感につながりました。
事務サービスでは、パソコンでのメッセージカードの作成や、お菓子の袋詰めなど、カフェを運営するために必要な作業に取り組みました。みんなで協力して作業を行う大切さを学びました。
ソーシャルサービス班で喫茶接遇の基礎を学び、お客様に喜んでいただける経験を通して、充実した2週間の実習になりました。
6月10日(月)から始まった校内実習「ソーシャルサービス班」では喫茶接遇と事務サービスの作業に取り組んでいます。
校内実習中、4回の喫茶実演会を予定しており、14日(金)には、1回目の教職員向け実演会が行われました。1週間の練習で身につけた喫茶接遇の基本である言葉遣いや動作に気を付けて接客をすることができました。お客様から「ありがとう。」や「おいしかったよ。」と声をかけていただき、生徒たちも達成感を感じる機会になりました。
6月10日(月)から現場実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から、講師を招いて喫茶接遇についての講習会を行いました。
阿部元様から実演、実技を含めた講習を受け、「接客の基本」として、あいさつ、礼の仕方、プロの手洗い、トレンチの使い方、水の注ぎ方等についての基本を学ぶことができました。
生徒の質問にも丁寧にお答えいただき、ありがとうございました。教えていただいたことをさらに深めて、実演会を成功させられるようにがんばります!
5月28日(火)福島県選挙管理委員会の方を講師にお招きし、高等部2年生が参加して、選挙の目的、意義について学びました。選挙は自分たちの生活で大切な活動の一つです。実際の選挙で使われている投票記載台や投票用紙、投票箱を使用して、模擬投票を行いました。本物の投票用紙が紙ではないことで用紙が破れにくいことや、開票作業がやりやすいように折っても自然と開くことが実感できました。
また、事前・事後学習では、18歳から大人(成年)になることで「自身の決断と責任が増える」ことについて学びました。
この講演会を、大人になることの決断と責任、政治にかかわる選挙について深く考える良い機会にしてもらいたいです。
6月7日(金)2校時に前期産業現場等における実習の激励会を行いました。
発表の仕方を確認した後、学級毎に自分の実習のめあてを発表しました。緊張しながらも、「ゆっくりはっきり」話すことで、聞いている仲間に「伝わるように」発表をする姿が見られました。
3校時は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業、福祉事業所)の4つのグループに分かれて、実習中の生活で心掛けること、トラブル回避、情報の取り扱いなどについて確認をしました。
2週間の実習が実り多いものとなりますように。
5月17日(金)に、福島県県北農林事務所における「農業高校等との連携活動」の一環として、福島県県北農林事務所伊達農業普及所より所長の渡辺様、経営支援課長の星様をお招きしました。
今回は、枝豆やラディッシュ、さつまいもの植え付け方法について御指導いただきました。
それぞれの作物によって種や苗の植え方が異なることを分かりやすく御説明いただいた後、実際に正しい手順の手本を見せていただいたり、生徒たちの作業の補助をしていだだいたりしました。生徒たちは専門的な知識を分かりやすく御指導いただき、「確かな学び」の機会となりました。本当にありがとうございました。
また、最後に渡辺様より「作物を育てることで、生命力を感じる機会としてほしい。」というお言葉をいただきました。生徒たちにとって、作業の知識技能を超えて、よりよい生き方について考える機会へ繋げてほしいと感じました。
高等部1年1組、2組では、6月の前期産業現場等における実習に向けて事前学習に取り組みました。
進路担当者の話を聞いて、高等部を卒業したらどんな進路があるのかを知り、そのために高等部では何を頑張っていきたいかを考えて、自分の気持ちや考えを言葉にしてワークシートに記入しました。
その後、昨年度の現場実習の動画を視聴し、「実習の雰囲気」を感じたり、「いろいろな職種があること」を知ったりすることができました。また、現場実習で身につけたい力や生活面で心掛けることなどについて確認をしました。
初めての高等部での実習に向けて、一つずつ準備を進め、充実した実習にできるよう頑張ります!
5月21日(火)にスマートフォン安全教室を行いました。福島県警察本部より県北少年サポートセンターの職員をお招きして、スマートフォンの使用上に潜む危険や、安全な使い方について御講話いただきました。また、警察署よりスマートフォン使用時の3つの約束が伝えられました。
・フィルタリングをかける。→危険なサイトへのアクセスを制限するためにも。
・仲の良い人でも下着姿やそれにかかわる写真を絶対に送らない。→ネットは全世界に広がりをもつ。
・家庭でのルールをつくる。→リビングで使うことや時間を決めることなど。
生徒からは、「オンラインの使い方に気を付ける。」「正しい使い方を知って安全に使用する。」など講話を聞いて今後の使い方を考える声が聞かれました。
5月10日に生徒会総会がありました。生徒会役員が今年度の活動計画案や予算案などの議案を丁寧に説明しました。生徒会会員である高等部の生徒たちは、説明を真剣に聞いて書面表決書に記入していました。その他、各委員会活動や部活動の説明、生徒指導主事より制服の正しい着用の仕方についての話などを聞きました。「高等部の生徒たちは話を聞く姿勢がとても素晴らしい。」と校長先生からお言葉をいただくほど立派な姿勢で最後まで話を聞く姿がみられました。
4月26日(金)に、福島県県北農林事務所における「農業高校等との連携活動」の一環として、福島県県北農林事務所伊達農業普及所より新野 美佐子 様をお招きしました。今年度、アクティブサービス班では月に1回程度、講師の方に来校いただき、アドバイスを受けながら農作物の育成作業に取り組んでいきます。
今回は、畝の役割や正確によりよい畝を作る方法について御指導いただきました。また、安全に作業するための道具の使い方についても手本を交えながら御指導をいただきました。
生徒たちは、御指導いただいたことを確認しながら、協力して畝作りに励むことができました。専門的な知識を分かりやすく、御指導いただき、生徒たちにとって「確かな学び」の機会となりました。本当にありがとうございました。
令和6年4月12日(金)「学部交歓会」を行いました。生徒会役員が中心となり、2,3年生が新入生へ歓迎の意を込めて会を進めました。生徒会長からは、目標を持って生活してほしい、何かあったらいつでも相談してほしいとあたたかい挨拶がありました。1年生は、名前と顔を知ってもらうよう一人ずつ自己紹介をし、2,3年生は、1年生に楽しんでもらえるように自己紹介の他にクイズやダンスなどを披露し会を盛り上げました。はじめは緊張した面持ちの1年生も次第に笑顔になり、一緒に楽しむ様子が見られました。
3月19日(火)高等部修了式を終えることができました。
1学年代表の大槻穏風さん、2学年代表の小野詩織さんの2名が校長先生から修了証書を授与されました。
校長先生からは1年間の学びについてお話があり、生徒それぞれに振り返ることができました。
新年度では、今年度学び行動したことから更なる成長につながるように期待をしています。
また、修了式後に学部集会が行われ、第138回日本語ワープロ検定、令和5年度日本漢字能力検定合格者への賞状伝達、春休みの過ごし方、離任式、始業式の行事について確認を行いました。
3月1日(金)本校第2回目の高等部卒業証書授与式が行われ、11名が社会へ巣立ちました。
送辞では現生徒会長の鑓水ゆきえさんが、先輩への感謝と旅立つことへのエールを送りました。
答辞では前生徒会長の遠藤雅実さんが、思い出、後輩・保護者・先生方への感謝の言葉や社会人となる決意を述べました。
卒業生の皆さん、だて支援学校での学びを胸に、大きく羽ばたいてください。応援しています。
2月15日(木)に本校にて実施された、第138回ワープロ検定試験に見事、高等部の5人が合格しました。
3年生の3人には、卒業式前日に、校長先生から合格証を頂きました。
3人の努力に拍手を送ります。卒業しても努力を怠らず、大きく羽ばたいてくれることを願っています。おめでとう!!!
3級合格 髙橋翼 原大翔
4級合格 本間陽空