福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
2月8日(木)に高等部3年生を対象に身だしなみ講座を実施しました。
保原美容組合より5名の方に講師として来校していただきました。
今回の講座では、実際に洗顔やメイク、ヘアセットなどの体験を通して、身だしなみのポイントを教えていただきました。
3週間後の卒業式を控え、社会人となる3年生。社会人にとって身だしなみを整えることは大切なことです。今回学んだことを今後の生活でも実践してほしいと思います。
講師の皆様、今回は貴重な体験をさせていただきにありがとうございました。
1月30日(火)「総合的な探究の時間」のまとめ・表現の場として、報告会が行われました。報告会に向けて、それぞれの学年で設定した課題に向き合い、情報収集したり、集めた情報を整理したりしながら1年間取り組んできました。
報告会では、生徒1人1人が相手に伝えようと、声の大きさや速さ、発表する姿勢などを意識しながら1年間探究したことを報告する姿が見られました。他学年の報告を聞き、Googleフォームで感想を記入し、生徒からは、「京都と大阪の歴史や、食文化、陶芸品などを詳しく知ることができ、良かったです。」「今まで気づかなかったが、こんなにも身近にあると改めて分かりました。」「自分たちの課題をきちんと発表出来ていて良かったと思います。」など自分の視野を広げられたコメントや他者の良さを評価するコメントなどが多くありました。
集約した回答を活用しながら、最後のまとめの学習を行ってほしいと思います。報告会、お疲れさまでした!
【1学年の報告の様子】
【2学年の報告の様子】
【3学年の報告の様子】
【Googleフォーム記入の様子】
令和5年12月19日(火)に、令和5年度年金セミナーを開催しました。
昨年度に引き続き、東北福島年金事務所から2名の方に講師として来校していただき、公的年金の仕組みについて御説明をいただきました。
前半は高等部3年生を対象に分かりやすい資料を御準備いただき、丁寧に仕組みや申請の時期などについてお話をいただきました。
後半は、保護者対象に具体的な申請資料などを御呈示いただき、御説明をいただきました。
参加した保護者からは「分かりやすい資料と説明をしていただいたので、安心した。早めに準備をしていきたい。」「今後も毎年セミナーを開催してほしい。」との感想が聞かれました。
講師の皆様、ありがとうございました。
4月から総合的な探究の時間で、自己理解・他者理解について学習し、「みんなでみんなを思いやる、みんな笑顔の学習旅行」をテーマに11月10日(金)松島方面に学習旅行に行ってきました。テーマの通り、友達を思いやる姿や笑顔がたくさん見られた学習旅行となりました。
遊覧船では、少しひんやりとした海風を浴びて気持ちが良かったです。地図を見ながら船内アナウンスを聞いて島を探しました。
海の幸など美味しいものを味わってきました。
歴史班では、松島にゆかりのある伊達政宗の歴史館に行きました。ろう人形の表情の豊かさにびっくりしたり、顔出しパネルで政宗公になりきったりしました。
食班では、かまぼこ焼き体験をしました。膨れ上がるかまぼこから目が離せませんでした。
令和5年12月7日(木)に保原総合運動公園伊達市フットボール場にて高等部1~3年1.2組の体育の授業で「福島ユナイテッドFCサッカー教室」を体験しました。教えてくださったのは福島ユナイテッドFCの3名の指導者の方です。
体育の授業では、12月からサッカーを行っています。この日は人工芝のグラウンドで地域のプロサッカーチームの指導者のもと、実際に試合で使われるボールを使い、ドリブルやパス、シュート練習、そして最後に試合を体験することができました。青空の下、思いっきり体を動かす喜び、サッカーをする楽しさを味わうことができました。
サッカー教室後、体育の授業では、より積極的にボールを追いかける生徒が増えました。
令和5年12月12日に高等部2年生と3年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「福祉サービス事業所を利用するまでの流れを知る。」「相談支援の支援内容を知る。」「社会人のマナーやルールについて知る。」ことをねらいとして取り組みました。
「伊達市役所」では、障がい福祉係の担当者様と伊達市社会福祉協議会 相談支援事業所の担当者様から話をお聞きしました。福祉サービスを利用するまでの流れや相談支援事業所との契約などについて知り、実際の提出書類などを見ることで、一つずつ自分のこととして確認をして進めていかなければならないことを実感することができました。また、「すずらん工房」様では、社会人として必ず身に付けておいてほしいことなどを実例を交えながらお話いただきました。
今回の学習を、自分の進路を自分のこととしてよく考え、自己選択、自己決定することができる力に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
令和5年12月11日に高等部2年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「企業就労するために必要な力について知る。」「就労した後のサポート体制について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
「ホテル福島グリーンパレス」様では、「客室清掃」と「食器洗浄」の作業の様子を見学させていただきました。生徒たちは「お客様のために一個ずつ確認することで完璧な仕上がりを目指す。」ことを自分の目で確認することができました。また、「県北障害者就業・支援センター」様では、就業支援員の方々から支援内容やSNSの使い方などについて話を聞きました。
最後には、それぞれ考えてきた質問をして、丁寧にお答えいただきました。
自分の目で見たり、直接話を聞いたりしたことを、自分の進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
12月14日(木)、高等部1年3組の生徒2名と2.3年3組の生徒3名で阿武隈急行線を利用して福島駅へ向かいました。
駅ビルで昼食のお弁当を購入した後に「子どもの夢を育む施設こむこむ館」へ行き、常設展示室や子どもライブラリーを見学したり、ワークショップ「ランプシェードを作ろう」を体験したりしました。生徒は様々な展示物にわくわくした様子で興味がある物を自分から触れたり、集中して見たりする姿が見られました。
ランプシェード作りでは、生活単元学習で学んだことを生かしながら、粘土をこねたり、型抜きをしたりして、意欲的に取り組むことができました。オリジナルランプシェードは、素焼きの工程をしていただいた後に、完成した物が生徒のもとへ届きます。ランプシェードがどのようになるか楽しみですね。
12月13日(水)に、高等部生活委員会の委員長神野愛輝さん、副委員長の佐藤寧音さん、半澤昊也さんの3名が、本校で赤い羽根共同募金への募金活動で集まった募金を社会福祉協議会の方へお渡ししました。募金総額は、4,640円となりました。御協力、本当にありがとうございました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付されるとのことです。社会福祉協議会の佐藤さんから、「年末に一人暮らし、二人暮らしの高齢の御家庭におせち料理を届けるために募金をつかわせていただきます。御協力をいただき、ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。
自分たちにできることで、地域でのボランティア活動について考える機会となりました。
12月4日(月)~8日(金)の5日間、高等部生活委員会のメンバー7名が、本校昇降口前で赤い羽根共同募金への募金活動を行いました。
寄付を呼び掛ける「募金ボランティア」を体験することで、ボランティアについて身近に感じることと、募金ボランティア活動を通じて、思いやりの心やたすけあいの精神を育むことを目的として行いました。
寒さが厳しい中、「募金への御協力をお願いします。」「ありがとうございました。」と声をかけ、たくさんの児童生徒や保護者の方から募金の御協力をいただきました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付いたします。後日、募金総額についてはおたよりでお知らせいたします。御協力をいただき、ありがとうございました。
12月5日、高等部1学年の生徒9名が福島市にあるあづま授産所様、あづま授産所ぷらす様、cafe桑の実様、福島製鋼株式会社様の職場見学を実施しました。生徒たちは、実際に話を聞いたり、見学させていただいたり、作業を体験させていただいたりしました。生徒たちからは、「立ち仕事は大変。」「野菜を切ることや清掃は普段の家での手伝いが生きる。」「部品の組み立て作業が楽しかった。」「社会人に向けてコミュニケーション力を高めたい。」など普段の学校生活や家庭生活の大切さを実感したり、新たな発見をしたりするなど深い学びとなりました。
令和5年11月25日(土)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。土曜日ということもあり、保護者だけでなく兄弟も参加してくださった家庭もありました。
進路指導主事から後期の現場実習の概要説明をし、実習の様子の動画を視聴していただきました。生徒が真摯に実習に取り組む様子を見ていただき、また、1、2年生の保護者にとっては次年度に向けての情報収集の場にもなったかと思います。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路が決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
高等部2学年は、11月14日(火)~17日(金)、関西方面へ修学旅行に行ってきました。
【1日目】
仙台空港より伊丹空港へ空の旅。大阪到着後は、道頓堀、大阪城、海遊館の散策や見学をし、大阪の歴史や食文化、商業等を知ることができました。
【2日目】
USJでのグループ活動。絶叫系アトラクションでスリルを味わったり、ライブミュージカルに感動したり、それぞれ思う存分満喫しました。
【3日目】
京都市内での班別活動を実施しました。
『京都のレガシーズ(神社・寺院グループ)』は、三十三間堂、伏見稲荷、金閣寺を見学。
『Delicious Eat(食グループ)』は、箸作り体験、動物園見学、抹茶体験。
『SARY探検隊(伝統文化・伝統工芸グループ)』は、金閣寺見学、組み紐作り、着付け体験、錦市場散策。
【4日目】
最終日は、清水寺と京都タワーへ。京都の自然や文化、地理等に触れ、古都の魅力をより感じることができました。見学後は、京都駅から新幹線とバスを乗り継ぎ、帰校しました。
大阪・京都の文化や食等を通し、福島との違いを体感すると共に友だちとの絆が深まる4日間となりました。
11月1日(水)に、第2回保護者進路研修会として、伊達市・伊達郡の福祉サービス事業所の方々に来校していただき、各事業所の説明をしていただきました。
当日は、小・中学部、高等部の保護者が参加し、22カ所の事業所の説明を聞くことができました。パンフレットや事前の資料も御提供いただいたおかげで、情報をたくさん得る機会となりました。
参加した保護者からは「一度にたくさんの話を聞くことができて良かった。」「将来の見通しをもつことができた。」「見学に行く時の参考にさせていただきたい。」など、参加して良かったとの感想をいただきました。
12月には「年金セミナー」を予定していますので、ぜひ御参加ください。
10月13日(月)~27日(金)の2週間、高等部では後期現場実習を行います。
校内実習グループ【フルーツキャップ班】では、午前中は前期現場実習と同様にフルーツキャップ折りの作業、午後は校内の清掃作業に取り組みます。
生徒たちは実習に参加する姿勢や態度を確認し、より一層気を引き締めて後期校内実習のスタートを切ることができました。生徒一人一人の目標に向かって2週間の実習期間を有意義なものにできるよう頑張っていきます!
16日(月)から高等部後期産業現場等における実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から阿部元様、阿部真介様を講師にお招きし、喫茶接遇についての講習会を行いました。
プロとして「おもてなし」「奉仕の精神」でサービス提供をしているお二人の実演、実技を含めた講習を受け、会釈や敬礼のポイント、トレンチの持ち方、プロの手洗い接客マナーなど、「接客に大切なこと」を学ぶことができました。一人一人に丁寧に教えていただき、大変貴重な時間でした。
お忙しい中、講師の皆様ありがとうございました。教えていただいたことを確実にし、実演会の成功目指してがんばります。
10月13日(金)に後期産業現場等における実習激励会を行いました。今日から始まった2週間の実習に向けて、生徒全員が堂々と実習先と実習のめあてを発表しました。校長先生からは、挨拶・元気・感謝の気持ちについて3つのキーワードでがあり、生徒たちは実習に向けて気持ちを高めていました。その後は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業グループ、福祉グループ)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
2週間、自らの力を最大限発揮してほしいと思います。頑張れ!!
高等部3学年生は、9月29日(金)、仙台方面へ学習旅行に行ってきました。前日まではあいにくの天気でしたが、当日は天候に恵まれ、友達や先生方との楽しい思い出をつくることができました。
今回の学習旅行は、「ここでしか見られない」「ここでしか体験できない」「ここでしか味わえない」といった、その土地でしかできないことをテーマとしました。公共交通機関を乗り継いで目的地に向かい、目的地の『鐘崎笹かま館』では笹かまの手作りに挑戦して、成形→焼き→実食といった体験などをしてきました。
旅行中、生徒は見学や体験学習を通し、仙台の食や文化、気候・風土、産業の違い等を知るだけでなく、友達との親睦を一層深めていました。
令和5年10月4日(水)に高等部生徒が校外実習等でお世話になっている企業の皆様や、支援機関の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として企業就労に向けて必要な力や支援体制などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、アクティブサービス班では、ビルクリーニングのデモンストレーションやトイレ、廊下等の清掃の様子を御覧いただきました。クリエイティブサービス班では、製作内容について生徒が説明をした後、製作の様子を御覧頂き、生徒たちに質問等で声をかけていただきました。
意見交換会では、雇用する際に重視することとして「コミュニケーション能力が大事。作業の技術等は雇用してから育てていく。」「決まった時間に出勤する。自力通勤ができる。毎日出勤できることが必要。」など、具体的に御助言をいただきました。また、長く働くために必要なこととして「安定して働くためには、支援機関との連携が必要であり、職場で問題等を早期に発見して、情報を共有し対応・解決することが大事になってくる。」などの御意見をいただきました。
生徒一人一人の可能性を広げられるように、今回いただきました御助言を学習活動の中で生かしていきたいと考えています。今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった企業、支援機関の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。
10月3日(火)、パルセいいざかにて、バリアフリー演劇公演を観劇しました。この公演には「福島県赤い羽根共同募金助成事業(一般公募)」からバス料金の助成を受けて、参加することができました。
公演では、字幕や音声ガイドといったサポートが行われていたり、手話通訳者が役者としてステージ上で手話でストーリーを表現されたりしており、とても興味深く、興味をもって生での演劇を鑑賞することができました。また、講演後の舞台装置見学では、実際のセットを触れたり見たりすることができ、一層、演劇について興味関心をもつ様子がみられました。このような機会をいただき、とても貴重な経験をさせていただきました。寄付者の皆様に心より御礼申し上げます。