福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
10月21日から11月1日にかけて実施された、産業現場等における実習の反省会を行いました。
生徒たちは実習の前に設定した目標に対して振り返り、反省やこれから頑張ってみたいことを発表しました。その後、実習を通して感じた成長や自分の得意なこと、自分の課題について気が付いたことについてまとめる学習を行いました。今後は、実習で得たことを、生徒たちの自立と社会参加に向けて、生きた学びとなるように取り組んでいきたいと思います。
実習に御協力いただきました、実習先の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
11月8日(金)に1学年13名で宮城方面へ学習旅行に行ってきました。
午前中は、大崎市にある『感覚ミュージアム』を見学しました。感覚をテーマとした作品や演出を鑑賞したり、体験したりし、視覚・聴覚・嗅覚といった五感を再認識することができました。
午後は、『仙台市縄文の森広場』へ移動し、土笛づくりを体験しました。スタッフの方の説明を聞きながら事前に考えたデザインを形にしていきました。1、2ヵ月乾燥させ、焼成して完成となります。どのような音色になるのか今から楽しみです。
今回の学習旅行では、友達と協力して学習したり、友達と一緒に楽しく体験したりする姿がたくさん見られました。1学年の絆が更に深まった一日となりました。
10月18日(金)2校時に後期産業現場等における実習の激励会を行いました。10月21日(月)から始まる2週間の実習に向けて、学級ごとに生徒一人一人が実習先と実習のめあてを発表しました。前期現場実習の激励会と比べると、ゆっくり、はっきりと話す姿が増えており、自分の言葉に自信をもつことができていることが分かりました。
その後、校長先生からの話を聞いて、しっかりとキーワードをメモしている姿も多くみられました。
3、4校時は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業、福祉)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
自分の目標を常に意識しながら、充実した2週間にしてきてください!
高等部2学年は10月1日から4日にかけて、3泊4日で北海道方面へ修学旅行に行ってきました。今回の修学旅行は“違い”をテーマに、北海道の文化や食、気候、そして市立札幌みなみの杜高等支援学校様との交流学習を通して、学校の違いや同じ年代の仲間の考え方の違いについて知ることができました。今後は、修学旅行での学びをまとめ、自分たちをより大きく成長させることができるように新しいチャレンジしていきたいと思います。
10月10日(木)に、本校で福島東稜高等学校スポーツ健康コース1年生31名と交流及び共同学習を行いました。初めのうちは緊張している様子も見られましたが、ボッチャや互いの学校紹介クイズ、風船バレーを通して徐々に緊張がほぐれ、良い雰囲気の中で楽しく活動に取り組むことができました。
同年代の生徒と交流できたことは、今後の学校生活の励みにもなる貴重な時間となりました。
参加していただいた福島東稜高等学校の教員・生徒の皆様に感謝いたします。
10月3日(木)に高等部1年生12名で阿武隈急行を利用し、「福島市公設地方卸売市場」「ザ・ビック鎌田店」に社会科見学に行ってきました。
卸売市場では、水産棟や青果棟などを見学したり市場の方のお話を聞いたりしました。たくさんの青果や水産物が全国から届いていることや市場の仕組みについて知ることができました。お昼には、市場の中で海鮮丼や生姜焼き定食をおいしく食べました。
ザ・ビッグ鎌田店ではグループごとに野菜売り場、果物売り場、魚売り場で商品の産地や価格、形態を調べました。グループ内で役割を分担し協力して取り組みました。見学を通して、「流通の仕組み」について学ぶことができた一日になりました。
9月6日、地域連携作業学習第1回を実施しました。
今年度は保原総合公園様、簡易宿泊所とまっぺ様、伊達市役所様にご協力をいただき3箇所、全5回を予定しています。
今年度は働く上での、貢献、協力、達成感をキーワードに学習を展開しています。
第1回を終えた生徒たちからは、「使ってもらう人のことを考えて清掃することが貢献に繋がる。」「協力するためには挨拶や報告が大切。」「一緒に働いてもらった人がとても楽しそうに働いていた。仕事を楽しむことが達成感に繋がる。」という言葉が聞かれ、とても深い学びに繋がったと感じました。本当にありがとうございました。
次回も、よろしくお願いします。
7月31日に行われた第12回福島県特別支援学校作業技能大会報告会を、8月30日に実施しました。出場した生徒たちの実際の映像を学部全員で見た後に、感想発表も行いました。出場した生徒たちからは「練習することでできないことができるようになることが分かった。」「チャレンジしたことで自信がついた。」「お家の人に応援に来てもらえてうれしかった。」という言葉が聞かれました。また、報告会を聞いた生徒たちは「来年は自分もチャレンジしたい。」という言葉が聞かれました。
8月29日(木)高等部始業式を行いました。暑さを考慮し体育館から視聴覚会議室に変更しました。校長先生は『パリオリンピック』や『高校野球』のスポーツ選手の試合に対するあきらめない気持ちやチームワークで事をやり遂げることの大切さ、2学期の行事や進路実現に向けて真剣に取り組むことの大切さについて話されました。また、学部代表の生徒による「2学期の抱負」では、だてっこみらいフェスティバルや後期産業現場等における現場実習に積極的に参加することを力強く発表することができました。
7月18日(木)に高等部1年3組、1年4組、2・3年3組で校外学習を行いました。阿武隈急行と飯坂電車を乗り継ぎ、ダイユーエイトMAXふくしまへ行きました。
電車の乗降車時には、阿武隈急行や飯坂電車の皆さんにスロープの準備をしていただきました。生徒たちは、電車の中から見える流れる景色や揺れる感覚を楽しみながら、快適な電車の旅をすることができました。買い物では、自分で選んだ物品をバーコードリーダーにかざし、会計を済ませることができました。今回、分担して購入してきた色セロハン、アルミホイルは2学期の製作の学習で使用します。大泉駅に到着後、「楽しんできました。」「大泉駅に無事つきました。これから学校へ帰ります。」とリモートで教頭先生へ報告しました。
高等部2学年では、1学期の保健体育の授業にて「けがの防止と応急手当」について学習してきました。第1回では「けがの原因と防止」を学習し、第2回では「けがした時の簡単な応急手当」を養護教諭と連携し、第3回では「大切な人を守るための行動」を日本赤十字社福島支部の方をゲストティーチャーに招いて学習を進めてきました。
単元を学び終えた生徒達からは、「災害等に備えて情報を収集することが大切だ。」「命を救う大変さが分かった。」「もしもの時は助けを呼ぶ。」など命の大切さや応急手当時の対応について様々な言葉が聞かれました。今回の学習で学んだことを学校生活や家庭生活に活かしてほしい思います。
7月6日土曜日、ポリテクセンター福島にて第23回福島県障がい者競技大会が開催されました。本校からは、高等部2名の生徒がビルクリーニング競技に参加しました。生徒達は緊張感のある雰囲気の中、練習の成果を十分に発揮し、競技を終えることができました。
結果は、入賞とはいきませんでしたが、大会を終えた生徒からは「入賞はできなかったけど、練習でやってきたことは出すことができた。」「来年は入賞したい。」などこれまでの練習や競技を終えた達成感や来年を見据えた言葉が聞かれ、凛とした表情が印象的でした。大会に出場し、経験したことや感じたことをこれからの学習に活かしてほしいと思います。お疲れさまでした。
6月10日(月)から始まった校内実習「ソーシャルサービス班」では喫茶接遇と事務サービスの作業に取り組んでいます。
校内実習中、4回の喫茶実演会を予定しており、14日(金)には、1回目の教職員向け実演会が行われました。1週間の練習で身につけた喫茶接遇の基本である言葉遣いや動作に気を付けて接客をすることができました。お客様から「ありがとう。」や「おいしかったよ。」と声をかけていただき、生徒たちも達成感を感じる機会になりました。
3月19日(火)高等部修了式を終えることができました。
1学年代表の大槻穏風さん、2学年代表の小野詩織さんの2名が校長先生から修了証書を授与されました。
校長先生からは1年間の学びについてお話があり、生徒それぞれに振り返ることができました。
新年度では、今年度学び行動したことから更なる成長につながるように期待をしています。
また、修了式後に学部集会が行われ、第138回日本語ワープロ検定、令和5年度日本漢字能力検定合格者への賞状伝達、春休みの過ごし方、離任式、始業式の行事について確認を行いました。
3月1日(金)本校第2回目の高等部卒業証書授与式が行われ、11名が社会へ巣立ちました。
送辞では現生徒会長の鑓水ゆきえさんが、先輩への感謝と旅立つことへのエールを送りました。
答辞では前生徒会長の遠藤雅実さんが、思い出、後輩・保護者・先生方への感謝の言葉や社会人となる決意を述べました。
卒業生の皆さん、だて支援学校での学びを胸に、大きく羽ばたいてください。応援しています。
2月15日(木)に本校にて実施された、第138回ワープロ検定試験に見事、高等部の5人が合格しました。
3年生の3人には、卒業式前日に、校長先生から合格証を頂きました。
3人の努力に拍手を送ります。卒業しても努力を怠らず、大きく羽ばたいてくれることを願っています。おめでとう!!!
3級合格 髙橋翼 原大翔
4級合格 本間陽空
2月26日(月)、高等部1年3組と2・3年3組の生徒5名で「3年生ありがとうの会」を行いました。今回の単元は、家庭「調理の基礎」と道徳「感謝」から簡単な調理をすることと感謝の気持ちを伝えることを目標にして進めてきました。
調理では、包丁や泡立て器などの用具を先生と一緒に正しく使いながら、フルーツヨーグルトを作ることができました。それぞれの役割を果たし、片付けまで協力しながら行うことができていました。
会の中では、調理したフルーツヨーグルトを食べながら、これまでの学習の様子を振り返り懐かしむ姿やレクリエーションをしてみんなで楽しむ姿、それぞれの生徒が自分なりの方法で「ありがとう。」を伝える姿が見られ、とても和やかな時間でした。
令和6年2月21日(水)に高等部の作業学習発表会を行いました。
この1年間の学習のまとめとして、アクティブサービス班、クリエイティブサービス班それぞれが、学習内容、成果と今後の課題を発表しました。
発表会では「相手に伝えるために話し方や表現方法を工夫する。」ことや「発表の準備や練習を通して自分の成長に気付くこと。」を目標としました。
互いの発表を聞きながらメモをしたり、相手の頑張りに拍手を送ったりする生徒の様子が見られました。「互いの成長を感じ、次の目標に気持ちを向ける。」機会になったようで、生徒一人一人の達成感に満ちた表情が印象的でした。
2月14日(水)高等部の3年生を送る会を行いました。新生徒会会長から「今までの感謝の気持ちを最大限にという気持ちで盛り上げます。」というあいさつがあり、そのあいさつ通り、3年生に喜んでもらえるように、思い出に残るようにと1,2年生それぞれの学年でクイズ、ダンス、ゲームなど準備したものを披露して一緒に楽しい時間を過ごしました。3年生から、お礼に「今までありがとう」というメッセージをもらい、感動と寂しさで涙ぐむ在校生もいました。心温まる3年生を送る会となりました。
令和6年2月2日(金)本校にて、高等部3学年の企業就労希望生徒を対象に、職業講話を行いました。
講師として福島公共職業安定所 専門援助部門様にいらしていただきました。「就職目前!職業ガイダンス」と題して、「長く働くために大切なこと」や「職場でのルールやマナー」などについて、生徒たちとやりとりを交えながらお話していただきました。4月に就職を控えた生徒たちは真剣に話を聞き、問いかけによく考え、自分の言葉で答える姿が見られました。
就職に向けて心配だったことについても聞くことができ、生徒たちからは「働く意欲を持ち続けられるように心身の健康に気を配るようにする。」「積極的、肯定的、協力的に自ら進んで対応したい。」など前向きな感想が寄せられました。
2月8日(木)に高等部3年生を対象に身だしなみ講座を実施しました。
保原美容組合より5名の方に講師として来校していただきました。
今回の講座では、実際に洗顔やメイク、ヘアセットなどの体験を通して、身だしなみのポイントを教えていただきました。
3週間後の卒業式を控え、社会人となる3年生。社会人にとって身だしなみを整えることは大切なことです。今回学んだことを今後の生活でも実践してほしいと思います。
講師の皆様、今回は貴重な体験をさせていただきにありがとうございました。
1月30日(火)「総合的な探究の時間」のまとめ・表現の場として、報告会が行われました。報告会に向けて、それぞれの学年で設定した課題に向き合い、情報収集したり、集めた情報を整理したりしながら1年間取り組んできました。
報告会では、生徒1人1人が相手に伝えようと、声の大きさや速さ、発表する姿勢などを意識しながら1年間探究したことを報告する姿が見られました。他学年の報告を聞き、Googleフォームで感想を記入し、生徒からは、「京都と大阪の歴史や、食文化、陶芸品などを詳しく知ることができ、良かったです。」「今まで気づかなかったが、こんなにも身近にあると改めて分かりました。」「自分たちの課題をきちんと発表出来ていて良かったと思います。」など自分の視野を広げられたコメントや他者の良さを評価するコメントなどが多くありました。
集約した回答を活用しながら、最後のまとめの学習を行ってほしいと思います。報告会、お疲れさまでした!
【1学年の報告の様子】
【2学年の報告の様子】
【3学年の報告の様子】
【Googleフォーム記入の様子】
令和5年12月19日(火)に、令和5年度年金セミナーを開催しました。
昨年度に引き続き、東北福島年金事務所から2名の方に講師として来校していただき、公的年金の仕組みについて御説明をいただきました。
前半は高等部3年生を対象に分かりやすい資料を御準備いただき、丁寧に仕組みや申請の時期などについてお話をいただきました。
後半は、保護者対象に具体的な申請資料などを御呈示いただき、御説明をいただきました。
参加した保護者からは「分かりやすい資料と説明をしていただいたので、安心した。早めに準備をしていきたい。」「今後も毎年セミナーを開催してほしい。」との感想が聞かれました。
講師の皆様、ありがとうございました。
4月から総合的な探究の時間で、自己理解・他者理解について学習し、「みんなでみんなを思いやる、みんな笑顔の学習旅行」をテーマに11月10日(金)松島方面に学習旅行に行ってきました。テーマの通り、友達を思いやる姿や笑顔がたくさん見られた学習旅行となりました。
遊覧船では、少しひんやりとした海風を浴びて気持ちが良かったです。地図を見ながら船内アナウンスを聞いて島を探しました。
海の幸など美味しいものを味わってきました。
歴史班では、松島にゆかりのある伊達政宗の歴史館に行きました。ろう人形の表情の豊かさにびっくりしたり、顔出しパネルで政宗公になりきったりしました。
食班では、かまぼこ焼き体験をしました。膨れ上がるかまぼこから目が離せませんでした。
令和5年12月7日(木)に保原総合運動公園伊達市フットボール場にて高等部1~3年1.2組の体育の授業で「福島ユナイテッドFCサッカー教室」を体験しました。教えてくださったのは福島ユナイテッドFCの3名の指導者の方です。
体育の授業では、12月からサッカーを行っています。この日は人工芝のグラウンドで地域のプロサッカーチームの指導者のもと、実際に試合で使われるボールを使い、ドリブルやパス、シュート練習、そして最後に試合を体験することができました。青空の下、思いっきり体を動かす喜び、サッカーをする楽しさを味わうことができました。
サッカー教室後、体育の授業では、より積極的にボールを追いかける生徒が増えました。
令和5年12月12日に高等部2年生と3年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「福祉サービス事業所を利用するまでの流れを知る。」「相談支援の支援内容を知る。」「社会人のマナーやルールについて知る。」ことをねらいとして取り組みました。
「伊達市役所」では、障がい福祉係の担当者様と伊達市社会福祉協議会 相談支援事業所の担当者様から話をお聞きしました。福祉サービスを利用するまでの流れや相談支援事業所との契約などについて知り、実際の提出書類などを見ることで、一つずつ自分のこととして確認をして進めていかなければならないことを実感することができました。また、「すずらん工房」様では、社会人として必ず身に付けておいてほしいことなどを実例を交えながらお話いただきました。
今回の学習を、自分の進路を自分のこととしてよく考え、自己選択、自己決定することができる力に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
令和5年12月11日に高等部2年生が進路に関する事業所見学を実施しました。
「企業就労するために必要な力について知る。」「就労した後のサポート体制について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
「ホテル福島グリーンパレス」様では、「客室清掃」と「食器洗浄」の作業の様子を見学させていただきました。生徒たちは「お客様のために一個ずつ確認することで完璧な仕上がりを目指す。」ことを自分の目で確認することができました。また、「県北障害者就業・支援センター」様では、就業支援員の方々から支援内容やSNSの使い方などについて話を聞きました。
最後には、それぞれ考えてきた質問をして、丁寧にお答えいただきました。
自分の目で見たり、直接話を聞いたりしたことを、自分の進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。
12月14日(木)、高等部1年3組の生徒2名と2.3年3組の生徒3名で阿武隈急行線を利用して福島駅へ向かいました。
駅ビルで昼食のお弁当を購入した後に「子どもの夢を育む施設こむこむ館」へ行き、常設展示室や子どもライブラリーを見学したり、ワークショップ「ランプシェードを作ろう」を体験したりしました。生徒は様々な展示物にわくわくした様子で興味がある物を自分から触れたり、集中して見たりする姿が見られました。
ランプシェード作りでは、生活単元学習で学んだことを生かしながら、粘土をこねたり、型抜きをしたりして、意欲的に取り組むことができました。オリジナルランプシェードは、素焼きの工程をしていただいた後に、完成した物が生徒のもとへ届きます。ランプシェードがどのようになるか楽しみですね。
12月13日(水)に、高等部生活委員会の委員長神野愛輝さん、副委員長の佐藤寧音さん、半澤昊也さんの3名が、本校で赤い羽根共同募金への募金活動で集まった募金を社会福祉協議会の方へお渡ししました。募金総額は、4,640円となりました。御協力、本当にありがとうございました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付されるとのことです。社会福祉協議会の佐藤さんから、「年末に一人暮らし、二人暮らしの高齢の御家庭におせち料理を届けるために募金をつかわせていただきます。御協力をいただき、ありがとうございました。」とお言葉をいただきました。
自分たちにできることで、地域でのボランティア活動について考える機会となりました。
12月4日(月)~8日(金)の5日間、高等部生活委員会のメンバー7名が、本校昇降口前で赤い羽根共同募金への募金活動を行いました。
寄付を呼び掛ける「募金ボランティア」を体験することで、ボランティアについて身近に感じることと、募金ボランティア活動を通じて、思いやりの心やたすけあいの精神を育むことを目的として行いました。
寒さが厳しい中、「募金への御協力をお願いします。」「ありがとうございました。」と声をかけ、たくさんの児童生徒や保護者の方から募金の御協力をいただきました。
募金は、伊達市社会福祉協議会保原支所を通して「社会福祉法人福島県共同募金会」に寄付いたします。後日、募金総額についてはおたよりでお知らせいたします。御協力をいただき、ありがとうございました。
12月5日、高等部1学年の生徒9名が福島市にあるあづま授産所様、あづま授産所ぷらす様、cafe桑の実様、福島製鋼株式会社様の職場見学を実施しました。生徒たちは、実際に話を聞いたり、見学させていただいたり、作業を体験させていただいたりしました。生徒たちからは、「立ち仕事は大変。」「野菜を切ることや清掃は普段の家での手伝いが生きる。」「部品の組み立て作業が楽しかった。」「社会人に向けてコミュニケーション力を高めたい。」など普段の学校生活や家庭生活の大切さを実感したり、新たな発見をしたりするなど深い学びとなりました。
令和5年11月25日(土)に本校にて、保護者対象の高等部現場実習報告会を行いました。土曜日ということもあり、保護者だけでなく兄弟も参加してくださった家庭もありました。
進路指導主事から後期の現場実習の概要説明をし、実習の様子の動画を視聴していただきました。生徒が真摯に実習に取り組む様子を見ていただき、また、1、2年生の保護者にとっては次年度に向けての情報収集の場にもなったかと思います。
1、2年生は、次年度に向けて、より具体的に自分の進路を考えていくことができるように取り組んでまいります。3年生はいよいよ進路が決定する時期を迎えますので、進路実現に向けて1つ1つ準備を進めていきます。
高等部2学年は、11月14日(火)~17日(金)、関西方面へ修学旅行に行ってきました。
【1日目】
仙台空港より伊丹空港へ空の旅。大阪到着後は、道頓堀、大阪城、海遊館の散策や見学をし、大阪の歴史や食文化、商業等を知ることができました。
【2日目】
USJでのグループ活動。絶叫系アトラクションでスリルを味わったり、ライブミュージカルに感動したり、それぞれ思う存分満喫しました。
【3日目】
京都市内での班別活動を実施しました。
『京都のレガシーズ(神社・寺院グループ)』は、三十三間堂、伏見稲荷、金閣寺を見学。
『Delicious Eat(食グループ)』は、箸作り体験、動物園見学、抹茶体験。
『SARY探検隊(伝統文化・伝統工芸グループ)』は、金閣寺見学、組み紐作り、着付け体験、錦市場散策。
【4日目】
最終日は、清水寺と京都タワーへ。京都の自然や文化、地理等に触れ、古都の魅力をより感じることができました。見学後は、京都駅から新幹線とバスを乗り継ぎ、帰校しました。
大阪・京都の文化や食等を通し、福島との違いを体感すると共に友だちとの絆が深まる4日間となりました。
11月1日(水)に、第2回保護者進路研修会として、伊達市・伊達郡の福祉サービス事業所の方々に来校していただき、各事業所の説明をしていただきました。
当日は、小・中学部、高等部の保護者が参加し、22カ所の事業所の説明を聞くことができました。パンフレットや事前の資料も御提供いただいたおかげで、情報をたくさん得る機会となりました。
参加した保護者からは「一度にたくさんの話を聞くことができて良かった。」「将来の見通しをもつことができた。」「見学に行く時の参考にさせていただきたい。」など、参加して良かったとの感想をいただきました。
12月には「年金セミナー」を予定していますので、ぜひ御参加ください。
10月13日(月)~27日(金)の2週間、高等部では後期現場実習を行います。
校内実習グループ【フルーツキャップ班】では、午前中は前期現場実習と同様にフルーツキャップ折りの作業、午後は校内の清掃作業に取り組みます。
生徒たちは実習に参加する姿勢や態度を確認し、より一層気を引き締めて後期校内実習のスタートを切ることができました。生徒一人一人の目標に向かって2週間の実習期間を有意義なものにできるよう頑張っていきます!
16日(月)から高等部後期産業現場等における実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から阿部元様、阿部真介様を講師にお招きし、喫茶接遇についての講習会を行いました。
プロとして「おもてなし」「奉仕の精神」でサービス提供をしているお二人の実演、実技を含めた講習を受け、会釈や敬礼のポイント、トレンチの持ち方、プロの手洗い接客マナーなど、「接客に大切なこと」を学ぶことができました。一人一人に丁寧に教えていただき、大変貴重な時間でした。
お忙しい中、講師の皆様ありがとうございました。教えていただいたことを確実にし、実演会の成功目指してがんばります。
10月13日(金)に後期産業現場等における実習激励会を行いました。今日から始まった2週間の実習に向けて、生徒全員が堂々と実習先と実習のめあてを発表しました。校長先生からは、挨拶・元気・感謝の気持ちについて3つのキーワードでがあり、生徒たちは実習に向けて気持ちを高めていました。その後は、校内実習(ソーシャルサービス班、フルーツキャップ班)、校外実習(企業グループ、福祉グループ)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
2週間、自らの力を最大限発揮してほしいと思います。頑張れ!!
高等部3学年生は、9月29日(金)、仙台方面へ学習旅行に行ってきました。前日まではあいにくの天気でしたが、当日は天候に恵まれ、友達や先生方との楽しい思い出をつくることができました。
今回の学習旅行は、「ここでしか見られない」「ここでしか体験できない」「ここでしか味わえない」といった、その土地でしかできないことをテーマとしました。公共交通機関を乗り継いで目的地に向かい、目的地の『鐘崎笹かま館』では笹かまの手作りに挑戦して、成形→焼き→実食といった体験などをしてきました。
旅行中、生徒は見学や体験学習を通し、仙台の食や文化、気候・風土、産業の違い等を知るだけでなく、友達との親睦を一層深めていました。
令和5年10月4日(水)に高等部生徒が校外実習等でお世話になっている企業の皆様や、支援機関の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として企業就労に向けて必要な力や支援体制などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、アクティブサービス班では、ビルクリーニングのデモンストレーションやトイレ、廊下等の清掃の様子を御覧いただきました。クリエイティブサービス班では、製作内容について生徒が説明をした後、製作の様子を御覧頂き、生徒たちに質問等で声をかけていただきました。
意見交換会では、雇用する際に重視することとして「コミュニケーション能力が大事。作業の技術等は雇用してから育てていく。」「決まった時間に出勤する。自力通勤ができる。毎日出勤できることが必要。」など、具体的に御助言をいただきました。また、長く働くために必要なこととして「安定して働くためには、支援機関との連携が必要であり、職場で問題等を早期に発見して、情報を共有し対応・解決することが大事になってくる。」などの御意見をいただきました。
生徒一人一人の可能性を広げられるように、今回いただきました御助言を学習活動の中で生かしていきたいと考えています。今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった企業、支援機関の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。
10月3日(火)、パルセいいざかにて、バリアフリー演劇公演を観劇しました。この公演には「福島県赤い羽根共同募金助成事業(一般公募)」からバス料金の助成を受けて、参加することができました。
公演では、字幕や音声ガイドといったサポートが行われていたり、手話通訳者が役者としてステージ上で手話でストーリーを表現されたりしており、とても興味深く、興味をもって生での演劇を鑑賞することができました。また、講演後の舞台装置見学では、実際のセットを触れたり見たりすることができ、一層、演劇について興味関心をもつ様子がみられました。このような機会をいただき、とても貴重な経験をさせていただきました。寄付者の皆様に心より御礼申し上げます。
令和5年9月27日(水)に伊達市・伊達郡の福祉サービス事業所の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として学校の学習内容についての質問や、卒業後に向けて必要な事などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、生徒たちに質問等で声をかけてくださるようお願いしました。生徒たちは「お客様に聞かれたことに対して、ゆっくりで良いから自分の言葉で答える。」ことを目標としました。見学時には、自分の担当している作業について笑顔で伝えている生徒の姿が多く見られました。そこには「相手に伝えたい気持ち」があり、伝えられたことで、「達成感」を感じている表情があふれていました。
意見交換会では、作業学習の見学から、「答えをすぐに提示せず、本人に考えさせる先生たちのかかわり方を事業所でも心掛けたい。」とか「在学中には、たくさんのことに挑戦し、自分で進路を選択できるようにすると良い。」などたくさんの御感想、御助言をいただきました。
現場実習の際などには、生徒一人一人の支援方法について情報を共有しながら、より充実した実習を実施できるように、今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった事業所の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。
伊達市総合公園内にある簡易宿泊所とまっぺ様において、アクティブサービス班の生徒4名が清掃作業を行わせていただきました。実際に利用者の方が宿泊する部屋の清掃を体験させていただき、とても貴重な体験となりました。生徒たちからは、「技能大会に向けて頑張ったことが、生かせた。」「弟が宿泊した施設を清掃できて嬉しかった。」「次に利用する人たちに気持ちよく使ってもらえたらうれしい。」などの感想が聞かれました。
作業している様子を見ていただいた施設の方からは、「礼儀正しく、丁寧に作業している様子を見ることができ、感動した。」という感想と併せて、「清掃は常に同じ状態を保つために行う。」という仕事の心構えを教えていただきました。
昨年度に引き続き、高等部アクティブサービス班では地域連携作業学習として、保原総合公園の清掃活動を実施しました。
第一回の9月8日(金)は「ほばら大泉球場の清掃活動」、第二回の9月15日(金)は「フットボール場の清掃活動」を行いました。残暑厳しい中での活動となりましたが、生徒一人ひとりが地域の一員として自分にできる活動を懸命に行う姿が見られました。
地域連携作業学習は12月1日(金)と12月15日(金)と実施予定ですので、地域に貢献するという気持ちをもって頑張って欲しいと思います。
9月19日(火)に、阿武隈急行線と飯坂線を乗り継ぎ、曽根田駅に向かい、ダイユーエイトMAXふくしま店へ行きました。電車内では、事前学習で学んだ公共のマナーやルールを意識しながら、車窓からの景色や電車の揺れを楽しむ姿が見られました。買い物学習では、今後の学習で使用するオーブン粘土を購入し、先生と一緒にセルフレジにて会計を済ませ購入することができました。それぞれ目標を立てて校外学習に臨み、初めての体験に戸惑う場面も見られましたが、先生とやりとりしながら楽しく活動する姿が見られ、実りのある学習となりました。校外学習を楽しみにしていた生徒たちは終始良い表情で活動していました。購入したオーブン粘土がどのような作品に生まれ変わるか楽しみです。
昨年度に引き続き、福島公共職業安定所様と県北障害者就業・生活支援センター様に講師としてお越しいただきました。各機関の仕組み、働くために必要な力などについて分かりやすく、お話をいただきました。参加した生徒たちからは、「仕事を選ぶ際の参考になった。」「人間関係を良好にするために自分から挨拶をしたい。」などの言葉が聞かれました。また、参加していただいた保護者様からは「生徒の将来にむけて、各機関と連携していきたい。」「進路や職業生活へ不安があったが、いろいろな相談する機関があることを知ることができてよかった。」という感想が寄せられました。
高等部奉仕活動を初めて実施しました。学校周辺から、普段通学路で使用している大泉駅方面、伊達高等学校周辺のゴミ拾いや除草作業を行いました。生徒会会長の「みんなや地域の人たちが気持ち良く過ごせるようにきれいにしましょう。地域の人に会ったら元気よくあいさつしましょう。」という挨拶を聞き、生徒たちも「学校の建物の周りをきれいにしよう。」「普段使っているところをきれいにして気持ちよく通学しよう。」と袋いっぱいになるまで懸命にゴミを拾ったり、除草したりしていました。拾ってきたごみを自分たちで分別するなど環境保全にも関心を持って取り組みました。生徒たちから、拾ったごみを見て「こんなごみもあったんだ。」「たくさんゴミ拾えたなあ。」などの声が聞かれ達成感を感じたようでした。
高等部全員が協力しながら作業し、有意義な奉仕活動になりました。
8月4日に行われる第11回福島県特別支援学校作業技能大会に向けて、校内発表会を行いました。生徒たちは夏休み期間中、大会に向けて真剣に練習を積み重ねてきました。校内発表では、校内の先生方の前で発表することで、大会当日に近い緊張感を味わうことができました。この経験を本番に生かし、自分のベストを発揮することを期待したいと思います。
7月12日(水)に伊達市自立支援協議会就労支援部会の福祉事業所製品販売会で、本校高等部の作業製品を販売する機会をいただきました。
今回は、高等部を代表して3年生4名が販売をしました。
販売した製品は、クリエイティブサービス班の手工芸品とアクティブサービス班の花苗です。一般の方を対象に販売するのは、だて支援学校が開校してから初めての機会でした。市役所に来所した方々から製品について聞かれて、自分の言葉で一生懸命に説明する姿が見られました。
今回の経験を高等部生徒で共有し、生徒たちの「働く喜び」や「働く意欲」につなげ、さらに、地域の中で活躍できる人材育成につなげていきたいと思います。
関係者の皆様、貴重な経験をいただきましてありがとうございました。
今年度初めての行事となる「第1回スポーツ大会」が開かれました。1,2,3学年問わず紅白に分かれてチーム対抗で行う競技、好きな球技を選択して行う競技、部活動紹介など多くのスポーツに触れ合う形で行われました。
チーム対抗の競技では、学校にまつわる〇✕クイズ、難易度を変えた紅白玉入れ、ボールの大きさや運ぶアイテムを変えたボール運びリレー、ボッチャ、ダンスは全員で参加し、生徒たちは、どの競技も張り切って楽しんで参戦していました。また、同じチームの人を懸命に応援する姿も随所で見られチームの一体感が感じられました。
選択競技では、好きな球技を選択して先生方相手に楽しみながら本気で対戦していました。風船バレーやパラバルーンの活動でも、みんなが笑顔で身体全体を使って動いていました。
参観していた保護者の方からは、「先生も生徒もみんなが楽しんでいて、見ている方も楽しい気持ちになりました」「生徒たちが生き生きとスポーツを楽しんでいたと感じました」という感想をいただきました。
6月に終了した前期産業現場等における実習の様子を見たり、実習先からのアドバイスについて話を聞いたりすることで、進路に関する情報を得たり、自分の進路について考えたりする機会とするために企画しました。
学年が上がるにしたがい、「自分の進路を決めるのは自分」という思いを強く持っていることが感じられました。
ワークシートに取り組みながらの50分では、時間が足りないほど、充実した会になりました。
この学習会で学んだことが、後期産業現場等における実習につながることを信じています。
【1学年】
【2学年】
【3学年】