福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
6月に終了した前期産業現場等における実習の様子を見たり、実習先からのアドバイスについて話を聞いたりすることで、進路に関する情報を得たり、自分の進路について考えたりする機会とするために企画しました。
学年が上がるにしたがい、「自分の進路を決めるのは自分」という思いを強く持っていることが感じられました。
ワークシートに取り組みながらの50分では、時間が足りないほど、充実した会になりました。
この学習会で学んだことが、後期産業現場等における実習につながることを信じています。
【1学年】
【2学年】
【3学年】
7月7日(金)、八巻興業株式会社清掃部長人見竜太様に御来校いただきビルクリーニング講習会を実施いたしました。生徒たちは、8月4日に開催される第11回特別支援学校作業技能大会ビルクリーニング部門に出場します。目標とする級の取得を目指し、自分で分からないことを質問したり、休み時間も自ら練習したりするなど真剣に受講していました。
6月19日(月)から30日(金)までの前期現場実習が終わり、7月3日(月)全員で反省会を行いました。
まず、実習の目標に対しての反省を一人一人発表しました。「できたこと」だけではなく、これからの課題についても、自分の考えをしっかり発表することができました。
次に、キャリア支援部長の話を聞きながら、ワークシートに取り組み、実習で取り組んだ作業内容や心がけたことなどを振り返りました。
また、今回の作業内容は自分に向いていたかなど自己理解を深めたり、どんな作業がしたいかなど考えたりしました。
7月13日(木)の進路学習会ではさらに学年ごとに学びを深めたいと思います。
現場実習では、実習生を受け入れてくださった事業所の皆様、生徒のサポートをしてくださった保護者の皆様、御協力をいただき、大変ありがとうございました。
校内実習中、ソーシャルサービス班では、4回の喫茶実演会を実施しました。1回目の教員向けではテイクアウトも行いました。2・3回目は小学部中学部の児童生徒が来店し、全9席、毎回満席になるほどの盛況ぶりでした。4回目は保護者を迎え、また違った緊張感の中で実演会を終了しました。
喫茶のネーミングから、メニュー表、看板まで生徒の意見を取り入れ、手作りしました。無料の「ささやかなエール」「スマイル」の注文も殺到しました。
「エールがうれしかったです。」「接客、言葉づかいが丁寧でよかったです。」「姿勢と声の大きさが良かったです」等、たくさんの励ましの言葉をいただき、生徒の励みになり達成感にもつながりました。
生徒にとって、仕事をする大変さと喜びの両方を感じ取れた2週間でした。
2週間にわたって実施した高等部実習が、本日無事に終わりを迎えました。株式会社内田化工様から委託いただいたフルーツキャップ折り作業については、受注の数を大幅に超えた数のフルーツキャップを折ることができ、生徒も達成感を感じていました。
実習の振り返りでは、生徒から「効率よく作業することが大切だ。」「集中して作業するために作業方法を工夫した。」「休むべき時に休むことが大切だ。」などの発言があり、働くことの厳しさを痛感したと同時に、働くために大切なことを学ぶことができた実りのある実習となりました。
来週から通常の学習となります。実習で学んだこと、感じたことを糧に学校生活を送り、さらなる成長につなげていこう!!!
高等部実習も二週目に入り、終盤を迎えています。生徒たちの表情にも疲れが見え、働くことの大変さを日々感じていると共に、疲れたときの対処方法をどうしたらよいかなど実習中に自分と向き合う姿も見られています。
フルーツキャップ班では、作業班みんなで最終梱包作業を行いました。作業工程の集大成である梱包作業では、いつも以上に丁寧に作業をする姿が見られ、「周りに気をつけてね。」「こうした方が良いよ。」など生徒間でやりとりをしながら取り組んでいました。
実習も残すところ二日、もう一度、自分の目標を振り返り、駆け抜けよう!
19日から始まった高等部実習も一週目が終わり、折り返しを迎えました。高等部に入学し初めての校内実習ということもあり、緊張や不安があったと思います。しかし、一人一人自分で考えた実習目標を意識しながら、生き生きとした表情で実習に取り組む姿がありました。
さて、明日から2日間の休日となります。事前学習でも学習したように働く上で「休むこと」はとても大切なことです。生徒からは「土日しっかり休みます。」「自分の好きなことをしたい。」など体調管理や余暇活動につながる発言等がありました。2日間ゆっくり心と体を休めて、後半戦も頑張りましょう!!!
19日から始まった高等部校内実習も3日目に入りました。フルーツキャップ班では、株式会社内田化工様から委託いただいたフルーツキャップ折りの作業と校内の清掃作業に取り組んでいます。
生徒は、 働くことの大変さを感じつつも、一生懸命作業に取り組むことで、少しずつ手際がよくなっていることを感じ、成長している自分を実感することができています。また、生徒たちから「働くことは大変。これを毎日やっているお父さん、お母さんはすごい。」「昨日より少しでもたくさんできるように頑張りたい。」などの発言があり働くことへの意欲を高める様子が見られました。
19日(月)から現場実習が始まりました。校内実習の「ソーシャルサービス班」では、ホテル福島グリーンパレス様から、講師を招いて喫茶接遇についての講習会を行いました。
阿部元様、阿部真介様から実演、実技を含めた講習を受け、「接客に大切なこと」として、あいさつ、礼の仕方、プロの手洗い、トレンチの使い方等についての基本を学ぶことができました。
お忙しい中、講師の皆様ありがとうございました。教えていただいたことをさらに深めて、実演会を成功させられるようにがんばります!
6月16日(金)2校時に前期産業現場等における実習激励会を行いました。6月19日(月)から始まる2週間の実習に向けて、学級ごとに生徒一人一人が緊張しながらも、堂々と実習先と実習のめあてを発表しました。教頭先生からの激励に、気を引きしめている姿が見られました。
3校時は、校内実習(ソーシャルサービス、フルーツキャップ)、校外実習(企業、福祉)の4グループに分かれて、実習中に心がけることや、マナー、情報の取り扱い、通勤中のトラブル回避について、最終確認をしました。
2週間、目標達成に向けてがんばれ!!