福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
7月1日、待ちに待った水治訓練室の使用が始まりました。使用開始にあたり、校長先生と一緒にテープカットでお祝いです。だて支援最初の水治訓練室での学習は「からだの時間」。水の抵抗や浮力を感じながら、体を動かしたり緊張を弛めたりして、心身のリラクゼーションを図りました。今後も様々な学習を設定し、たくさん活用していきたいと考えています。
梅雨も明けた6月下旬、小学部では水遊びが始まりました。芝の広場にプールを出して、思い思いに水の感触を楽しみます。自分なりの遊び方を探っている様子に、担当教員も「そうやるの?!」と驚きの連続。発想の豊かさに感動です。これから近隣のプールでの水泳学習や水治訓練室での学習と、水を活用した学習が続きます。だてにも夏が来ました!
校内環境の整備の一環として、校舎前に桜とハナミズキの木が植えられました。だて支援学校・児童生徒たちと一緒に大きく育っていく木々です。小学部ではそのうち1本の桜にみんなで土をかけて、植樹を行いました。「大きくな~れ!」と声をかけながら作業する児童たち。自分たちが卒業する頃にはきれいな花を咲かせてくれるよう、願いをこめました。
3・4・5・6年1組の音楽の授業の様子をお知らせします。新型コロナウイルス感染症の予防対策をとりながら、鍵盤ハーモニカで「きらきらぼし」を演奏しました。久しぶりの鍵盤ハーモニカでの演奏、友達の音を聞きながら、気持ちを合わせて演奏する楽しさを感じることができました。
6月15日(水)に福島キワニスクラブ様が来校し、義捐金、キワニスドール、紙芝居等をいただきました。贈呈式には、小学部児童が出席し、キワニスドールについて教えていただいた後、小学部の児童35名分のキワニスドールをいただきました。教室に戻るとすぐに、人形の顔や洋服を描き、自分だけの人形を作りました。今後も教育活動に活用していきたいと思います。
5月30日(月)から小学部のクラブ活動が始まりました。4~6年生の児童が、「つくろうクラブ」「おんがくクラブ」「あそびクラブ」から1つを選び、学級・学年の枠を超えて活動に取り組みます。
「つくろうクラブ」の1回目は「ぶんぶんごまをつくろう」からスタート。先生に頼らず、作り方を見て、できることは自分で進めていきました。自分で作ったもので上手に遊べたときの表情は、とてもうれしそうです。
これから、各クラブで工夫した活動が進められます。子どもたちには楽しく取り組んでもらいたいと願っています。
5月25日(水)はチャレンジデー。本校がある伊達市では、毎年このイベントに参加しています。小学部のみんなもゲーム感覚で楽しみながら、それぞれに運動に取り組みました。地域の取組にも積極的にチャレンジし、地域で共に学び共に生きるという思いを感じてもらえれば、と思います。
だて支援学校での生活が始まって1ヶ月半。小学部の児童は学校や新たな友だち・先生にも慣れ、元気に学校生活を送っています。
そんな中、3・4年生では「あつまれ 3・4年生!」と題して合同での活動を行い、パネルシアターやダンスで楽しい時間を過ごしました。これから学級の枠を超えた活動の機会も増えてきます。普段は違う学級で学習している友だちとかかわり合うことで、一人一人の生活の幅が拡がっていくといいですね。