福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
9月20日(金)に、本宮市にある「プリンス・ウィリアムズ・パーク」に出かけました。雨が一休みしている間に楽しみにしていたキッズタウンや雲の上のツリーハウスなど大型遊具で遊ぶことができました。公民館に場所を移して、おいしくお弁当も食べました。
秋も深まり、各地で秋祭りが行われています。学校のある伊達市保原町でも、太鼓の音色が響く季節になり、児童もウキウキした気持ちです。そこで、4年生では生活単元学習の中で「あきまつりをしよう」という学習を設定し、校内で秋祭りを開いています。
中学部生徒から霊山太鼓を披露してもらったり、地域の祭りの動画を見たりして、まずはイメージを膨らませました。そして出店や御神輿を自分たちで作り、お祭りの準備を進めました。お祭りの中では、魚つりゲームやクレープ屋さんの出店でお客さんに楽しんでもらいます。お祭りのクライマックスでは、御神輿を引いて校内を練り歩きます。「わっしょい」の元気な声を響かせると、他の教室からも児童や先生が出てきて、一緒に参加してくれました。
季節を感じるこのような学習は、楽しみながらいろいろな力が身についていきます。学校で秋祭りを楽しんだ経験が、地域の祭りへの興味や参加につながってほしいと思います。
9月30日(月)に、伊達市梁川町にある屋内遊び場「パレオパークやながわ」に行きました。エアスライダーやクライミング、吊り橋、滑り台、ディノワールドなどなど、いろいろな遊具でたくさん遊ぶことができました。以前に行ったことがあるお子さんも多く、みんなのお気に入りの場所で楽しい思い出ができました。おみやげに、職員の方から折り紙のステッキをいただきました。
6年生が仙台方面へ修学旅行に行ってきました。まず「仙台うみの杜水族館」を見学しました。大きな水槽に近づいて、様々な海の生きものをじっと観察して、その動きに目をキラキラとさせていました。またうみの杜スタジアムでのライブショーでは、目の前で高くジャンプするイルカ達を見て歓声をあげて喜んでいました。
「キリンビアポート」でおいしい昼食を食べ、「仙台空港」に行きました。展望デッキから離着陸する航空機やヘリコプターを見学しました。離陸する旅客機のパイロットが手を振ってくれ、児童も大興奮で手を振り返していました。
普段から仲のよい6年生。事前学習、当日、事後学習とみんなで活動する楽しさを感じながら学習することができ、楽しい思い出となった修学旅行でした。
2学期が始まりましたが、暑い夏はまだまだ続いています。生活の中で季節を感じてもらいたい、とのねらいもあり、2学期も中庭に設置したプールでの水遊びを子どもたちは楽しんでいます。跳びはねたり、水しぶきをあげたり、それぞれに水の感触を全身で感じる様子が見られます。「夏休みにできるようになった」と、水に顔をつける姿を披露してくれる子どももいました。
暑さは続いているものの、プールに吹く風や空に浮かぶ雲からは少しずつ秋を感じられるようになりました。夏の遊びを楽しみながらも、季節の変化に子どもたちも気付いてほしいと願っています。
「同じ地域の小学生と共に学ぶ機会を」とのねらいから、昨年度より始まった伊達市立大田小学校との交流及び共同学習。今年度最初の学習は6月21日(金)に本校で行われました。大田小から5年生が来校し、本校の3~5年生と一緒に活動を行いました。
体育館でグループに分かれて自己紹介をした後、学校探検を行いました。初めは緊張していた様子でしたが、協力して校舎内にあるキーワードを探しているうちに打ち解け、体育館に戻ってから一緒に合言葉を完成させました。最後に全員で手話を交えながら『虹』を歌いました。ともに学ぶことで、新しい気付きをお互いに得ることができたと思います。
今年度も、大田小との交流及び共同学習をあと2回計画しており、子どもたちも次に会えるのを楽しみにしています。
小学部では、5月後半から地域に出かけて学ぶ機会が多くなってきました。学年によって、校内の教室や仕事を学ぶ「学校探検」から、学校周辺の施設や店舗を実際に訪れる「町探検」へと視点を広げていき、高学年では学校のある伊達市保原町全体に目を向けて、電車や店舗を利用することを通して地域について学びを深めています。自分たちが生活している地域を知り、地域社会の一員として生きる、という実感につながることを期待しています。
4月24日(木)に「入学おめでとう会」がありました。6年生が司会進行をしながら、転入学生が自己紹介をしたり、みんなで作ったプレゼントを渡したりしました。また、みんなでエビカニクスのダンスを踊ったり、バルーンで遊んだりしました。楽しく、仲良く活動することができました。
入学式から1週間がたち、小学部では1年生の給食が始まりました。だて支援学校に入学し、新しい友達や先生と食べる初めての給食。身支度や準備、給食の約束など慣れないこともたくさんありましたが、担任の話を聞きながら、給食の時間を進めることができました。おいしい給食をいっぱい食べて、満足げな表情が教室中に広がりました。
たった1週間で、1年生の表情や姿がすっかり小学生らしくなってきました。たくさんのお兄さん・お姉さんに優しく見守られ、元気に学校生活を送っています。
高等部卒業式を終え、少しさみしくなった校内。3月15日には、小・中学部の卒業式が行われます。卒業式を目前にし、小学部では6年生への感謝や励ましの気持ちが表れた掲示物や作品が、校内にたくさん見られるようになりました。6年生の教室には同級生の似顔絵が飾られ、友達との絆の深さを感じます。
もうすぐ卒業式。みんなの思いが込められた一日になりそうです。
小学部で今年度3回行った、大田小学校との交流及び共同学習。本校の児童にとって非常に貴重な機会となりました。ぜひ大田小学校の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい、と振り返り活動の中でお礼の手紙を書きました。この手紙を届けに、3年生児童が代表して大田小学校を訪問しました。
大田小学校では、交流した5年生と再会し手紙を渡したところ、本校の児童あてに手紙をいただき、大喜びの3年生たち。その後交流を振り返りながら話をしている中で、急遽鼓笛を披露してもらえることとなりました。突然のことにびっくりした本校の児童でしたが、その演奏の素晴らしさに圧倒され、拍手をするのも忘れてしまうほどでした。
帰りには校門まで出て見送ってくれた大田小学校のみなさん。本校の児童もとても喜んでいて、子どもたち自身の、自然で素直な姿の交流になったと感じました。
2月16日(金)に、小学部の「6年生ありがとう会」を行いました。在校生が会場の装飾や記念品等を制作し、5年生が中心となって会を企画・運営し、これまでお世話になった6年生への感謝の気持ちを伝えました。
会の中では、6年生のこれまでの成長の様子が紹介され、この1年間だけでなく小さい頃からの成長をみんなで感じることができました。また、心のこもったメッセージカードや記念品が在校生から贈られたり、全体で「トゥモロー」や校歌を歌ったりして、6年生の笑顔があふれる会となりました。6年生からもお礼のあいさつがあり、お互いに感謝の気持ちを伝え合うことができたと思います。
小学部全体で集まる機会は、そう多くはないのですが、日々の生活の中で6年生の活躍を見てきた在校生には、きっとその姿が心に刻まれているはずです。6年生に感謝し、その姿を受け継いでいこうという在校生の思いが強くなった、そんな「6年生ありがとう会」でした。
小学部では、年間を通して伊達市立大田小学校との交流及び共同学習を進めています。2月6日(水)に大田小の5年生が来校し、本校小学部3~5年生の児童と第3回目の交流及び共同学習を実施しました。
今回は節分をテーマに、クイズやフルーツバスケット、ビンゴでグループごとに活動しました。活動の中では、大田小の児童がクイズやビンゴカードを用意したり、両校でオニのお面を交換してかぶったり、声を掛け合いながら活動する姿も見られ、3回目で互いの交流も深まってきたと感じました。最後にはプレゼントの交換も行われ、嬉しそうな笑顔が体育館に広がりました。
今年度最後の交流及び共同学習でしたが、本校の児童からは「楽しかった」との声がたくさんあがりました。学校から少し広がり、地域とのつながりを児童も感じることができたのではないでしょうか。「地域と共に学ぶ」この点を、さらに大切にしたいと思います。
2月3日の節分を前に、各学級で節分のお話しや鬼退治が行われました。
節分の歌と手遊びで季節を感じたり、新聞紙を丸めて作った「豆」で豆まき遊びをしたりしていると。。。教室に鬼が入ってきて、児童はビックリです。最初は逃げている児童もいましたが、最後は「豆」をぶつけて鬼退治に成功しました。
それぞれの学級では、自分の心に住む鬼を考えました。節分を機に自分を見つめ直し、これからの学校生活をがんばろう、と前向きな気持ちにつながったと思います。
暖冬と言われるこの冬ですが、だて支援学校にもようやく雪が積もりました。「待ってました!」とばかりに外へ駆け出してゆく子どもたち。みんなで雪山を作り、そり遊びを楽しみます。他にも、雪だるまを作ったり、雪玉を握ったり、友達と雪を掛け合ったり、雪に寝転がったり。思い思いに雪の感触を楽しむ姿が見られました。
雪遊びは冬しかできないスペシャルな活動です。友達との関わりを楽しんだり、自分の感覚を存分に味わったり、一人一人の楽しみ方は異なりますが、思いっきりその「瞬間」を楽しみ、普段の学習とは違ったスペシャルな時間を全力で感じてほしいと思います。
MLBの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグラブが本校にも届き、さっそく小学部3~6年生の児童が体育の授業で使用しました。めあてを「ボールをよく見て、とろう。」とし、キャッチボールで「キャッチ」することに重点を置いて学習しました。
初めてグラブをはめる児童も多かったのですが、グラブにボールが収まった瞬間のうれしさを実感し、楽しくキャッチボールに取り組むことができたと思います。児童からは、「グラブが捕りやすくて、上手にできた。」「大谷選手のおかげで楽しくキャッチボールできた。」などの感想が聞かれました。
このグラブには「野球しようぜ」のメッセージが添えられています。これは、実際に野球をするだけでなく、見ることや調べることも、野球に触れることにつながりますし、大谷選手を通じてアメリカや出身地の岩手県に興味が広がるかもしれません。中学部・高等部も含めて、全校生にグラブに触れてもらう機会を設ける予定です。大谷選手からいただいたグラブをきっかけに、一人一人が何か新しいことに興味を拡げてほしいと思います。
間近に迫った令和6年のスタートを前に、小学部の各クラスでは書き初め展の出品に向けて、書写の学習に取り組んでいます。筆を持って文字を書くことが少ない児童たち。担任からのアドバイスを受けながら、筆と墨汁の柔らかい感覚を味わい、作品を仕上げています。また、硬筆に取り組む低学年では、文字のバランスに気をつけて書き上げていました。
手本を参考にしたり、隣で担任が書くのを真似て書いたり、手をとってもらって一緒に書いたり。それぞれに書き方は異なりますが、一人一人が自分のできるやり方で一生懸命に取り組んでいることが素晴らしいです。これから清書となります。どんな作品に仕上がるか、楽しみです。
本校では、近隣の学校との交流及び共同学習に取り組んでおり、小学部は伊達市立大田小学校の児童と年間3回の交流の機会を設けています。
12月6日(水)に第2回目の交流及び共同学習を実施し、大田小の5年生が来校し、本校の3~5年生と一緒に活動をしました。今回は、大田小の児童が企画を考え、進行を担当しました。クリスマスの歌やクイズ、クリスマスツリーづくりなど、本校の児童が楽しく取り組めるよう考えてくださった企画が満載で、みんなで和気あいあいとした雰囲気の学習になりました。
今年度最後の交流及び共同学習は2月に計画しています。これまでの2回を通して深まった交流を活かし、さらに楽しい時間をお互いに過ごせることを期待しています。
本校では、4年生以上の児童が年間を通して取り組む「あそびクラブ」「おんがくクラブ」「つくろうクラブ」の3つのクラブがあります。
活動期間も後半になり、3年生による見学会を実施しました。普段の学習とは違う活動ですが、上級生と一緒に笑顔で取り組んでいる姿がたくさん見られました。見学会はもう1回行います。この見学会を通して、次の学年への見通しや意欲につながることを期待しています。
5・6年生の児童が、この秋、学校の畑で収穫したサツマイモを使ってスイートポテト作りに挑戦しました。調理室での調理学習は初めてでしたが、担任の指示・支援を受けながら一生懸命に作りました。感想を聞いてみると、「皮をむくのが大変だった。」「イモをつぶすのをがんばった。」「丸めるのが楽しかった。」「カップに入れることをがんばった。」等、一人一人ががんばって取り組んでいた様子がうかがえました。
自分たちで植え、育て、収穫し、調理して食する。普段の食べ物がどのように私たちの口に届くのか、その一端を垣間見ることができたのではないでしょうか1ヶ月後の冬休みに向け、こういった活動が家庭生活にも生きてくることを期待しています。
校内の畑で育ててきたサツマイモ、いよいよ収穫をむかえました。春に公益財団法人コメリ緑育成財団様からコメリ緑資金ボランティアの助成をいただき、コメリ保原店様のご協力のもと植えたサツマイモです。
土の中で大きく育ったサツマイモを見て、児童は大興奮です。なかなか抜けずに苦労しながらも、うまく穫れたときには「やったぞ!」と大きな声で喜んでいました。穫れたサツマイモは、これから各学級でそれぞれに学習に生かしていくことになります。
作物の生長を知ることは、季節を感じていくことにもつながります。このような学習を通して児童の感性が育っていくことを期待しています。
10月20日(金)に、4~6年生の児童が生活の学習の一環として福島東郵便局を見学しました。自分たちの身近な暮らしの中にある郵便局、そこで働く人たちはどのように仕事をしているのかを、実際に見て学んできました。
福島東郵便局では、自分たちが投函した手紙が配達されるまでの流れを知り、たくさんの労力がかかっていることを実感することができました。また、バイクや配達車を見学し、安全に届けるためにたくさんの工夫がされていることに気付きました。見学の中で局員の方に質問したり説明を聞いたりして、郵便局の仕事を直に学ぶことができたと思います。
見学してきた児童たちは、これから年末年始に向け「モモの里ゆうびんきょく」を開局し、校内で年賀状の収集・配達を行います。生活だけでなく、国語や算数、図工といった各教科で学んできた内容も生かし、楽しみながら学習を進めてほしいと思います。
9月29日(金)に、3~5年生の児童が郡山カルチャーパークへ遠足に出かけました。事前学習でどんなアトラクションで楽しもうか、じっくり考えていった子どもたち。友だちや先生と一緒に目一杯楽しむ様子が見られました。
校外に出かけることで、公共施設の使い方やマナーも学ぶことができました。楽しい思い出を各学級で振り返り、これからの学びにつなげていきたいと思います。
2学期が始まって1ヶ月が経ちました。行事が続いていますが、日々の授業は丁寧に進めています。子どもの実態に応じて展開されている授業の数々。個別に設定された課題に取り組む場面もあれば、みんなで一つの課題に取り組む場面もあります。子どもが自分でできること、がんばったらできることを各教師がよく見取り、その授業での学びを深められるような学習を、引き続き進めていきたいと思います。
9月8日(金)、6年生の児童が仙台市方面へ修学旅行に行ってきました。見学先は「仙台うみの杜水族館」です。大きな水槽を前に、たくさんの海の生き物を見て大興奮でした。昼食は「キリンビアポート仙台」でとりました。みんなで食べるおいしい食事に、笑顔も広がります。
普段は教室が離れているので、授業で顔を合わせる機会を多くもつことができないのですが、この修学旅行の中でお互いに話をしたりやりとりをしたりする様子が見られました。小学部での生活もあと半年になります。6年生の絆を強めていく、そんな修学旅行になりました。
9月6日(水)、1・2年生の児童が福島市の十六沼公園まで遠足に出かけました。ぴょんぴょんドームやすべり台等の遊具に大喜びの子どもたち。自分がやってみたいものを見つけ、友だちや先生と一緒に全身を使って遊びました。噴水ではびしょ濡れになるのも気にしません。楽しいことにはいつでも全力で取り組みます。天気にも恵まれ、参加児童全員が大満足の遠足となりました。
7月4日(火)に伊達市内各小中学校の代表児童生徒が集まり、伊達市役所で行われた「伊達っ子の誓い」お披露目式に、本校を代表して鹿野月楓さん(小学部5年)が出席しました。「伊達っ子の誓い」は、伊達市内の各小中学校児童生徒から心がけたいことを募集し、それを「誓い」として5つの指針にまとめたものです。鹿野さんは「誓い」を受け、将来のことを堂々と発表しました。また、出席者を代表して菅野善昌伊達市教育長からクリアファイルの贈呈を受けました。
伊達市内から各小中学校の児童生徒が集まる機会も多くはありません。このような機会に本校の児童生徒も参加していくことで、自分たちも「伊達っ子」の一人として地域の中で生きていくことを実感してほしいと願います。
7月になり、水を用いた活動が増えてきています。昨年から取り組んでいる水治訓練室での活動、伊達市保原プールでの水泳教室に加え、今年度はかがやき広場に簡易プールを設置して、生活単元学習での水遊びを進める予定です。小学部では活動を始めるにあたり、担当教員でプールの設置作業を行いました。プールのサイズはどうか、児童がプールに入るまでの動線はどうか、壁の高さを考えどのように入水するか。教員同士で確認し合いつつ、元気に楽しく活動している姿を想像しながら、無事設置作業が終了しました。
これから水を張り、夏休み前に何度か使用する計画です。児童のいきいきした笑顔を見られる機会がさらに増えていくことが楽しみです。
「同じ地域の小学生と共に学ぶ機会を」とのねらいから、小学部では伊達市立大田小学校との交流及び共同学習を今年度より始めています。最初の学習は6月9日(金)に本校で行われました。大田小から5年生が来校し、本校の3~5年生と一緒に活動を行いました。
体育館で最初に顔を合わせたときには、お互いに緊張している様子もありましたが、さすがは小学生たちです。グループごとの自己紹介や学校探検をしながら、すぐに打ち解けて仲良くなっていきました。学校探検では、手をつないで校舎を案内したり、大田小の児童に車イスを押してもらったり。一緒に活動することで、新しい気付きをお互いに得ることができたと思います。
今年度は、大田小との交流及び共同学習をあと2回計画しています。同じ伊達地域で学ぶ児童として、今回の出会いがさらにお互いを理解し合うための機会となるよう期待しています。
6月になり、小学部ではクラブ活動がスタートしました。4~6年生の児童が「あそびクラブ」「おんがくクラブ」「つくろうクラブ」の3つのクラブから、自分が興味のある活動を選んで取り組みます。
第1回の活動では、各クラブでクラブ長・副クラブ長を決め、さっそく活動しました。上級生がリーダーとなって下級生を引っ張る姿には、頼もしさが感じられます。学級・学年の枠を超え、みんなで目一杯楽しくクラブ活動に取り組んでほしいと思います。
入学式から1ヶ月半、1年生も学校に慣れて元気に学習を行っています。各学級での学習の約束も覚え、一人一人が課題に真剣に取り組んでいる様子が見られます。
小学部では、6年生がALTのジェイシー先生と外国語活動に取り組みます。今回は初めての外国語活動の学習でドキドキしている様子でしたが、歌やジェスチャーも交えて楽しく学ぶことができました。授業後には一緒に廊下を歩いて見送り、おしゃべりを楽しむ姿もありました。
月1回程度の学習ですが、年間を通して外国語や外国の文化に慣れ親しむ機会になることを期待しています。
入学式から2週間が経ち、小学部では「入学おめでとう会」が開かれました。1年生一人一人の自己紹介や、ダンス、バルーンといった活動を通して、楽しい時間を過ごしました。上級生からは、心のこもったプレゼントや、丁寧で一生懸命な進行・あいさつといったおもてなしもありました。
小学部のみんなが集まってこうしたレクリエーションを楽しむのは、だて支援学校開校以来初めてです。1年生を迎え、これから小学部41人でたくさんの思い出を作っていきたいと思います。
卒業式を翌日に控えた3月15日に、6年生がみんなで作り上げた卒業制作の贈呈式を校長室で行いました。大好きな校章を、板に彫刻刀で彫ったり、クラフトテープを貼ったり、色の砂で桃の花を表したり、それぞれに得意な方法で飾って完成させたプレートです。だて支援学校最初の卒業生として、長く使ってもらえるものを協力して作りました。校長先生からもあたたかい言葉をかけてもらい、翌日の卒業式を立派に迎えようという気持ちが強くなった贈呈式となりました。
2月17日(金)に「6年生ありがとう会」が、開かれました。5年生が中心となり、1~5年生みんなで準備した会です。6年生に感謝の思いを込めて、プレゼントやメッセージを送りました。6年生の小さい頃からの写真も紹介され、これまでの成長の歩みに感極まる姿も見られました。6年生からはお礼の言葉として、中学生に向けての決意を発表してもらいました。
会に参加したのは4年生以上の児童でしたが、3年生以下の児童も同じ時間に各教室で、6年生の紹介や1~5年生からのメッセージ動画を視聴しました。小学部のメンバーでの残り少ない時間を大事に過ごそう、という気持ちを強くもつことができたと思います。
小学部3~6年1組の児童9名は、12月から1月にかけて、生活単元学習で「モモのさとゆうびんきょく」の学習に取り組みました。梁川郵便局を見学し、郵便局の仕組みを学習した後、校内に「モモのさとゆうびんきょく」を開局しました。切手やポストを手作りして、全校の児童生徒や先生から年賀状を受け付け、集荷・消印押し・仕分け・配達の仕事を協力して行いました。自分の描いた絵が切手になったのを誇らしげに見せ合ったり、ハガキを受け取った友達の嬉しそうな顔を見て「喜んでくれて嬉しい。」と話したり。自分たちの「仕事」に達成感を味わうことができた学習でした。
3学期が始まって1週間、プレイルームでたくさんの器具が使えるようになりました。小学部の児童もすべり台やボールプールなどで、体を大きく使って遊びながら活動に取り組んでいます。自立活動や生活単元学習の時間が主となりますが、器具を用いた遊びを通して、体を動かす感覚や友達と一緒にいる心地よさを味わってほしいと願っています。
二学期最後の1週間は、だて支援学校に初めて積もった雪で始まりました。大喜びの子どもたちは、荷物の片付け・係といった朝の活動をてきぱき終え、かがやき広場へ出てさっそくの雪遊びです。雪を投げたり、雪だるまを作ったり、寝転んだり、思い思いに雪の感触を楽しみました。その時にしかできない活動を通して、子どもたちの感性が豊かになっていくことを願っています。
小学部では、4年生以上の児童が「つくろうクラブ」「おんがくクラブ」「あそびクラブ」の3つから興味があるものを選び、クラブ活動に取り組んでいます。そんな中、来年度のクラブ活動に向けて、3年生が各クラブの見学・体験を行いました。今回参加したのはつくろうクラブとあそびクラブ。上級生の様子を見て、その真似をしながらそれぞれの活動を楽しむことができました。次の学年を見据え、2学期中に全ての3年生が全クラブを見学・体験する予定です。
11月2日(水)に、郡山市にある遊園地「郡山カルチャーパーク」に行きました。ジェットコースターやメリーゴーラウンド、観覧車やコーヒーカップなどたくさんの乗り物に乗ることができ、とても楽しい思い出になりました。
教員の指導力向上のために、教員同士で授業参観を行う授業研究会を、本校で初めて1・2年生の学級で行いました。多くの教員が参観している様子に子どもたちも戸惑っていましたが、これまで親しんできたゲーム教材を楽しみながら、友達同士のかかわりをより深めることができました。
教職員はよりよい授業を行うために、日々工夫を重ねています。今後もこのような授業研究を進めながら、子どもたちのさらなる成長につなげていきたいと考えています。
1・2年生が「あきをさがそう」の合同学習として、近くの『薬師堂』まで行ってきました。色が変わったイチョウやモミジの落ち葉を見つけ、季節が移り変わっている様子を実感できました。また、歴史のある建物が学校の近くにあることに気付いたことで、自分たちが暮らしている地域に向けた興味がさらに高まることを期待しています。
10月13日(木)に、4~6年生児童が伊達地方消防本部の見学に出かけました。学校で消防署の仕事について学習をしていましたが、実際に消防車や救急車、防火服等を見せていただき、児童たちは、その迫力に驚いている様子でした。気付いたことや分かったことをまとめ、社会の様子について理解を深めているところです。
昨夏の東京パラリンピックでも話題となった「ボッチャ」競技。本校の児童も気軽に楽しんでいます。ジャックボールに狙いを定め、力の入れ具合を加減しながら自分の色のボールを投げ合いました。スポーツが決して特別なものではなく、気軽に楽しめるものでありたいですね。
修学旅行で仙台方面にいきました。「仙台うみの杜水族館」では、授業で事前に学習した海の生き物を実際に見て名前や特徴を確認したり、スタジアムライブでは、目の前で高くジャンプするイルカ達に歓声をあげたりして、海の生き物を身近に感じることができました。「キリンビアポート」では、おいしいランチでお腹いっぱいになりました。天候にも恵まれ、友達や先生方との楽しい思い出ができました。
9月7日(水)に、道の駅ふくしまにある「ももRabiキッズパーク」にいきました。砂場、立体迷路のモッキンガム、木のおもちゃ等、好きな遊びにじっくり取り組んだり、すべての遊具を回ってたくさん体を動かしたり、友達を誘って遊んだり、時間いっぱい思い思いに活動しました。
7月13日(水)に、伊達警察署やJA共済ふくしま様からのご協力をいただき、交通安全教室が行われました。小学部ではDVD視聴で気をつけることを確認した後、学級ごとに近隣の交差点まで歩いて実地訓練を実施しました。普段何気なく歩いている歩道や交差点でも、安全に通るために大事なことを改めて確認。夏休みに向けて、自分の命を自分で守る意識が高まりました。
3年生以上の児童が、新体力テストに取り組んでいます。校庭がまだ工事中のため、50m走とソフトボール投げは、近くの保原総合公園グラウンドをお借りして実施しました。広いグラウンドに大喜びの児童たち。体育館での練習以上に力を込め、自己ベストの記録を目指して種目に取り組みました。
天気のすっきりしない日々が続いていますが、小学部の子どもたちは元気いっぱい。太陽がのぞいたら、外に出て体を動かします。中庭での水遊びでは、自分の好きな遊びを通して、友達や先生とのかかわりを楽しんでいます。一学期も残り6日となりました。だてで新たに広がった人間関係を実感しながら過ごしてほしいと思います。
7月1日、待ちに待った水治訓練室の使用が始まりました。使用開始にあたり、校長先生と一緒にテープカットでお祝いです。だて支援最初の水治訓練室での学習は「からだの時間」。水の抵抗や浮力を感じながら、体を動かしたり緊張を弛めたりして、心身のリラクゼーションを図りました。今後も様々な学習を設定し、たくさん活用していきたいと考えています。
梅雨も明けた6月下旬、小学部では水遊びが始まりました。芝の広場にプールを出して、思い思いに水の感触を楽しみます。自分なりの遊び方を探っている様子に、担当教員も「そうやるの?!」と驚きの連続。発想の豊かさに感動です。これから近隣のプールでの水泳学習や水治訓練室での学習と、水を活用した学習が続きます。だてにも夏が来ました!
校内環境の整備の一環として、校舎前に桜とハナミズキの木が植えられました。だて支援学校・児童生徒たちと一緒に大きく育っていく木々です。小学部ではそのうち1本の桜にみんなで土をかけて、植樹を行いました。「大きくな~れ!」と声をかけながら作業する児童たち。自分たちが卒業する頃にはきれいな花を咲かせてくれるよう、願いをこめました。
3・4・5・6年1組の音楽の授業の様子をお知らせします。新型コロナウイルス感染症の予防対策をとりながら、鍵盤ハーモニカで「きらきらぼし」を演奏しました。久しぶりの鍵盤ハーモニカでの演奏、友達の音を聞きながら、気持ちを合わせて演奏する楽しさを感じることができました。
6月15日(水)に福島キワニスクラブ様が来校し、義捐金、キワニスドール、紙芝居等をいただきました。贈呈式には、小学部児童が出席し、キワニスドールについて教えていただいた後、小学部の児童35名分のキワニスドールをいただきました。教室に戻るとすぐに、人形の顔や洋服を描き、自分だけの人形を作りました。今後も教育活動に活用していきたいと思います。
5月30日(月)から小学部のクラブ活動が始まりました。4~6年生の児童が、「つくろうクラブ」「おんがくクラブ」「あそびクラブ」から1つを選び、学級・学年の枠を超えて活動に取り組みます。
「つくろうクラブ」の1回目は「ぶんぶんごまをつくろう」からスタート。先生に頼らず、作り方を見て、できることは自分で進めていきました。自分で作ったもので上手に遊べたときの表情は、とてもうれしそうです。
これから、各クラブで工夫した活動が進められます。子どもたちには楽しく取り組んでもらいたいと願っています。
5月25日(水)はチャレンジデー。本校がある伊達市では、毎年このイベントに参加しています。小学部のみんなもゲーム感覚で楽しみながら、それぞれに運動に取り組みました。地域の取組にも積極的にチャレンジし、地域で共に学び共に生きるという思いを感じてもらえれば、と思います。
だて支援学校での生活が始まって1ヶ月半。小学部の児童は学校や新たな友だち・先生にも慣れ、元気に学校生活を送っています。
そんな中、3・4年生では「あつまれ 3・4年生!」と題して合同での活動を行い、パネルシアターやダンスで楽しい時間を過ごしました。これから学級の枠を超えた活動の機会も増えてきます。普段は違う学級で学習している友だちとかかわり合うことで、一人一人の生活の幅が拡がっていくといいですね。