福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
校内の畑で育ててきたサツマイモ、いよいよ収穫をむかえました。春に公益財団法人コメリ緑育成財団様からコメリ緑資金ボランティアの助成をいただき、コメリ保原店様のご協力のもと植えたサツマイモです。
土の中で大きく育ったサツマイモを見て、児童は大興奮です。なかなか抜けずに苦労しながらも、うまく穫れたときには「やったぞ!」と大きな声で喜んでいました。穫れたサツマイモは、これから各学級でそれぞれに学習に生かしていくことになります。
作物の生長を知ることは、季節を感じていくことにもつながります。このような学習を通して児童の感性が育っていくことを期待しています。
10月20日(金)に、4~6年生の児童が生活の学習の一環として福島東郵便局を見学しました。自分たちの身近な暮らしの中にある郵便局、そこで働く人たちはどのように仕事をしているのかを、実際に見て学んできました。
福島東郵便局では、自分たちが投函した手紙が配達されるまでの流れを知り、たくさんの労力がかかっていることを実感することができました。また、バイクや配達車を見学し、安全に届けるためにたくさんの工夫がされていることに気付きました。見学の中で局員の方に質問したり説明を聞いたりして、郵便局の仕事を直に学ぶことができたと思います。
見学してきた児童たちは、これから年末年始に向け「モモの里ゆうびんきょく」を開局し、校内で年賀状の収集・配達を行います。生活だけでなく、国語や算数、図工といった各教科で学んできた内容も生かし、楽しみながら学習を進めてほしいと思います。
9月29日(金)に、3~5年生の児童が郡山カルチャーパークへ遠足に出かけました。事前学習でどんなアトラクションで楽しもうか、じっくり考えていった子どもたち。友だちや先生と一緒に目一杯楽しむ様子が見られました。
校外に出かけることで、公共施設の使い方やマナーも学ぶことができました。楽しい思い出を各学級で振り返り、これからの学びにつなげていきたいと思います。
2学期が始まって1ヶ月が経ちました。行事が続いていますが、日々の授業は丁寧に進めています。子どもの実態に応じて展開されている授業の数々。個別に設定された課題に取り組む場面もあれば、みんなで一つの課題に取り組む場面もあります。子どもが自分でできること、がんばったらできることを各教師がよく見取り、その授業での学びを深められるような学習を、引き続き進めていきたいと思います。
9月8日(金)、6年生の児童が仙台市方面へ修学旅行に行ってきました。見学先は「仙台うみの杜水族館」です。大きな水槽を前に、たくさんの海の生き物を見て大興奮でした。昼食は「キリンビアポート仙台」でとりました。みんなで食べるおいしい食事に、笑顔も広がります。
普段は教室が離れているので、授業で顔を合わせる機会を多くもつことができないのですが、この修学旅行の中でお互いに話をしたりやりとりをしたりする様子が見られました。小学部での生活もあと半年になります。6年生の絆を強めていく、そんな修学旅行になりました。
9月6日(水)、1・2年生の児童が福島市の十六沼公園まで遠足に出かけました。ぴょんぴょんドームやすべり台等の遊具に大喜びの子どもたち。自分がやってみたいものを見つけ、友だちや先生と一緒に全身を使って遊びました。噴水ではびしょ濡れになるのも気にしません。楽しいことにはいつでも全力で取り組みます。天気にも恵まれ、参加児童全員が大満足の遠足となりました。
7月4日(火)に伊達市内各小中学校の代表児童生徒が集まり、伊達市役所で行われた「伊達っ子の誓い」お披露目式に、本校を代表して鹿野月楓さん(小学部5年)が出席しました。「伊達っ子の誓い」は、伊達市内の各小中学校児童生徒から心がけたいことを募集し、それを「誓い」として5つの指針にまとめたものです。鹿野さんは「誓い」を受け、将来のことを堂々と発表しました。また、出席者を代表して菅野善昌伊達市教育長からクリアファイルの贈呈を受けました。
伊達市内から各小中学校の児童生徒が集まる機会も多くはありません。このような機会に本校の児童生徒も参加していくことで、自分たちも「伊達っ子」の一人として地域の中で生きていくことを実感してほしいと願います。
7月になり、水を用いた活動が増えてきています。昨年から取り組んでいる水治訓練室での活動、伊達市保原プールでの水泳教室に加え、今年度はかがやき広場に簡易プールを設置して、生活単元学習での水遊びを進める予定です。小学部では活動を始めるにあたり、担当教員でプールの設置作業を行いました。プールのサイズはどうか、児童がプールに入るまでの動線はどうか、壁の高さを考えどのように入水するか。教員同士で確認し合いつつ、元気に楽しく活動している姿を想像しながら、無事設置作業が終了しました。
これから水を張り、夏休み前に何度か使用する計画です。児童のいきいきした笑顔を見られる機会がさらに増えていくことが楽しみです。
「同じ地域の小学生と共に学ぶ機会を」とのねらいから、小学部では伊達市立大田小学校との交流及び共同学習を今年度より始めています。最初の学習は6月9日(金)に本校で行われました。大田小から5年生が来校し、本校の3~5年生と一緒に活動を行いました。
体育館で最初に顔を合わせたときには、お互いに緊張している様子もありましたが、さすがは小学生たちです。グループごとの自己紹介や学校探検をしながら、すぐに打ち解けて仲良くなっていきました。学校探検では、手をつないで校舎を案内したり、大田小の児童に車イスを押してもらったり。一緒に活動することで、新しい気付きをお互いに得ることができたと思います。
今年度は、大田小との交流及び共同学習をあと2回計画しています。同じ伊達地域で学ぶ児童として、今回の出会いがさらにお互いを理解し合うための機会となるよう期待しています。
6月になり、小学部ではクラブ活動がスタートしました。4~6年生の児童が「あそびクラブ」「おんがくクラブ」「つくろうクラブ」の3つのクラブから、自分が興味のある活動を選んで取り組みます。
第1回の活動では、各クラブでクラブ長・副クラブ長を決め、さっそく活動しました。上級生がリーダーとなって下級生を引っ張る姿には、頼もしさが感じられます。学級・学年の枠を超え、みんなで目一杯楽しくクラブ活動に取り組んでほしいと思います。