福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
10月11日(火)から10月21日(金)までの後期現場実習が終わり、10月24日(月)に、高等部全員で反省会を行いました。
はじめに、一人ずつ実習のめあてに対する反省を発表しました。「できたこと」と「これから頑張りたいこと」を自分でしっかりと考えて、自分の言葉で発表をすることができました。
その後、進路担当者の話を聞きながら、ワークシートを使って「現場実習の振り返り」と「今後に向けて」ということを考えていきました。具体的には、現場実習中に担当者から褒められたことを振り返ることで「自分が得意なことや長所」の発見につなげ、自己理解を深めました。
11月1日には学年ごとの進路学習会を予定しています。次年度や卒業後のことを自分で考える機会とします。
現場実習では、実習生を受け入れてくださった事業所の皆様、生徒のサポートをしてくださった保護者の皆様、御協力をいただき、大変ありがとうございました。
先日10月8日に行われた特別支援学校スポーツ大会の表彰を行いました。最初にスポーツ大会で戦う様子をまとめたスライドショーを高等部全員で鑑賞しました。その後、校長先生より賞状とトロフィー、そしてバスケット部メンバーそれぞれにメダルが授与されました。
ボッチャ競技、バスケットボール競技ともに改めて生徒たちの頑張りと輝きに大きな拍手が送られました。
そして、2年生の原大翔さんが、応援してくれた家族や先生方への感謝の言葉と今後の取組についての抱負を発表しました。
後期現場実習では、10月11日~1年生を中心に「喫茶グループ」「事務グループ」の2班で学習をしてきました。
実習8日目に当たる10月20日(木)に校内実習の成果の発表の場として、児童生徒や保護者を対象に、喫茶グループの実演会、事務グループの販売会と実演を行いました。
喫茶グループ「グリーンカフェ」では、コーヒーやジュースの提供を行いました。身につけた喫茶接遇の基本を基に、お客様の気持ちを考えながら、言葉遣いや動作に気を付けて接客をすることができました。お客様から「ありがとう。」や「おいしかったよ。」と声をかけていただき、生徒たちも達成感を感じる機会になりました。
事務グループでは、手作りのメモ帳を販売しました。事務作業に使用する道具の使い方を学んだり、同一規格の商品を製造しようとする意識を高めたりしながら、オリジナルのメモ帳を製作しました。たくさん並べたメモ帳が飛ぶように売れていき、お客様から「デザインがいい。」とか「しっかりと作られているね。」などの感想をお聞きすることができ、生徒たちに笑顔があふれていました。
後期現場実習も残り1日となりました。校内実習同様、校外実習の生徒たちもそれぞれの実習先で頑張っています。最終日も、自分の課題を意識しながら、自分の作業や活動に取り組んでほしいと思います。
令和4年10月8日(土)前日の雨もあがりすっきりとした青空の下
あづま総合運動公園を会場に第21回福島県特別支援学校スポーツ大会が行われました。
(※詳細は下記画像をクリックしてご覧ください。)
9月28日~30日の3日間、北海道方面に修学旅行に行ってまいりました。
初日の朝、わずかに雨は降りましたが、ほぼ3日間天候に恵まれ、友達や先生方との楽しい思い出をつくることできました。
初日は福島空港より新千歳空港に向けて飛び立ちました。
機内から地上を見ると「家が小さく見える!」「遠くの景色まで見える。」など、様々な感想を聞くことができました。
千歳水族館においては、遡上してきた鮭の姿に感動し、羊ヶ丘展望台ではクラーク博士像の下で記念撮影をし、北海道の広さを感じていました。
札幌ドームでのプロ野球観戦では、打球音や選手間のコミュニケーション、会場を埋め尽くした観客の大歓声を肌で感じ取ることができ、
生徒から「鳥肌が立った。」という感想を聞くことができました。
2日目は、札幌時計台、さっぽろテレビ塔を見学した後3つのグループに分かれて活動しました。
頂上の藻岩山展望台ではガスがかかってしまい、札幌の夜景を見ることはできませんでしたが、帰りのロープウェイの途中からは、
素晴らしい夜景を見ることができ、「うわー!きれい!」といった歓声が上がりました。
夕食は、本場のジンギスカンを堪能し、「おいしかった。」とすべての生徒から感想が聞かれました。
最終日は、白い恋人パークで、ハート型の白い恋人にチョコレートペンでデコレーションをする体験をしました。
直径14センチのクッキーに自分で考えたデザインを描いていました。
新千歳空港では家族に、友達に北海道のお土産をたくさん購入している姿が見られました。
この3日間の滞在中、生徒は見学や体験学習を通し、福島県と北海道との気候・風土・歴史、産業の違いを知ることができました。