福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
「同じ地域の小学生と共に学ぶ機会を」とのねらいから、昨年度より始まった伊達市立大田小学校との交流及び共同学習。今年度最初の学習は6月21日(金)に本校で行われました。大田小から5年生が来校し、本校の3~5年生と一緒に活動を行いました。
体育館でグループに分かれて自己紹介をした後、学校探検を行いました。初めは緊張していた様子でしたが、協力して校舎内にあるキーワードを探しているうちに打ち解け、体育館に戻ってから一緒に合言葉を完成させました。最後に全員で手話を交えながら『虹』を歌いました。ともに学ぶことで、新しい気付きをお互いに得ることができたと思います。
今年度も、大田小との交流及び共同学習をあと2回計画しており、子どもたちも次に会えるのを楽しみにしています。
小学部では、5月後半から地域に出かけて学ぶ機会が多くなってきました。学年によって、校内の教室や仕事を学ぶ「学校探検」から、学校周辺の施設や店舗を実際に訪れる「町探検」へと視点を広げていき、高学年では学校のある伊達市保原町全体に目を向けて、電車や店舗を利用することを通して地域について学びを深めています。自分たちが生活している地域を知り、地域社会の一員として生きる、という実感につながることを期待しています。