福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
7月26日(金)に医療的ケア専門研修を行いました。
須賀川支援学校郡山校教諭(前郡山支援学校長)齋藤恵子先生を講師にお招きし、「~子どもの学びを支え、広げる医療的ケア~学校、保護者、地域、医療機関との連携」という演題で講演をしていただきました。
医療的ケアのこれまでの経緯や、福島県の現状、医療的ケア児とその家族を支援するためにこれから求められることなどのお話がありました。医療的ケア児とその家族が地域の中で豊かな生活を送るために、地域における理解と啓発の進展が必要であるとのことでした。
また、子どもの学びを支え、広げるための授業の在り方や、協働して支援をするために必要な視点についてもお話いただきました。子どもの「いつもの状態」を把握し、積み重ねを大切にした関わりについて、より一層、注力してきたいと思います。
今回の研修では、家族の負担軽減や、子どもの充実した学びのために、地域や医療機関と連携することの重要性を学ぶことができました。