福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
11月14日(木)に全校児童生徒が集まっての「芸術鑑賞教室」を行いました。本年度はフルート奏者の石澤由美子様とピアノ奏者の小野部玲子様をお招きし、演奏会を楽しみました。
演目の前半は、『夢をかなえてドラえもん』や『レット・イット・ゴー』などの、みんなが知っているアニメの曲。石澤様の周りに集まり、フルートの演奏に合わせて、時にはダンスも交えながら、楽しく歌いました。後半は、『ひまわりの約束』や『いのちの歌』などの曲を、フルートとピアノの演奏でしっとり聴きました。特に『ロンドンデリー』の演奏では、石澤様からみんなにぜひ聞いてほしいとの思いが紹介され、児童生徒もじっくり曲の雰囲気を味わうことができました。
石澤様は、本校の敷地にかつて建っていた旧保原小学校の卒業生とのことで、「母校で演奏するようで嬉しい」とおっしゃっていました。地域の方による本物の演奏に触れ、児童生徒にとっても貴重な経験になりました。
第2回避難訓練を、9月24日(火)に実施しました。今回の訓練は、地震発生からの火災が起きる状況を想定した避難訓練でした。地震発生時の安全な行動と火災発生時の避難の仕方について確認することができました。また、避難終了後には、高等部生徒で模擬消火器を使用して消火体験も行いました。
避難訓練を生かして、もしものときに安全に行動できること、普段から気を付けておくこと等、児童生徒と確認して、安全な学校生活を送れるようにしていきたいと思います。
5月31日(金)に、緊急時引き渡し訓練を実施しました。新型コロナウイルスの影響で、これまでメール送受信での実施でしたが、今回の訓練では、保護者の方に迎えに来ていただき、実際の車や児童生徒、教員の動きを確認することができました。安全、安心な学校生活へ向けて、日頃から防災への意識を高めていきたいと思います。保護者の皆様には、御協力いただきありがとうございました。
5月17日(金)に、伊達警察署から講師をお迎えし、小・中学部の交通安全教室を行いました。
小学部1年生は体育館に設置した模擬信号を使って、2年生以上は学校周辺の道路や横断歩道を実際に歩いて、それぞれに道路の歩き方・渡り方を学びました。また、パトカーの見学をし、警察官の仕事の一端を知ることができました。
中学部では、「ミニ歩行環境シミュレーターわたろうくん」を使用し、道路の渡り方のシミュレーションを行いました。左右から走ってくる車を見て判断したり、夜の横断歩道の渡り方を体験したりして、安全な移動をイメージすることができました。体験させていただいたシミュレーターは県内に4台しか配置されていないもので、貴重な時間となりました。実地指導では、警察官の方々の指導を受けながら歩行の仕方や横断歩道の渡り方を確認し、交通ルールを守る大切さを学ぶことができました。
交通安全について改めて学ぶ機会を設けることで、その大事さを再認識できたと思います。これからも交通事故に遭わないよう、一人一人気をつけていきたいと思います。
第1回目の避難訓練を、5月15日(水)に実施しました。今回は火災が発生した想定で避難を行い、ハンカチで口を押さえ、整然と避難する児童・生徒の様子が見られました。1年生にとっては本校で初めての避難訓練でしたが、校庭までの避難経路を確認することができました。
今年度は3回の避難訓練が計画されています。もしもの時に落ち着いて行動できるよう、教職員も安全に気を配っていきたいと思います。
暖かい春風が信達野を包み込む季節となり、だて支援学校の令和6年度がスタートしました。
4月8日(月)に行った入学式では、新入生が期待と緊張の入り交じった表情の中、たくさんの方々に見守られながら、本校の一員として迎えられました。式辞では、本田知史校長より新入生に向けて期待していることや頑張ってほしいことが伝えられました。また、新入生誓いのことばを高等部1年神野望愛さん、歓迎のことばを高等部3年鑓水ゆきえさんがそれぞれ述べ、これからの学校生活への期待を発表しました。
小学部10名、中学部13名、高等部13名の新入生を迎え、全校児童生徒は111名となります。今年度も伊達地域と共に、だて支援学校は進んでいきます。
3月22日(金)に令和5年度小・中学部修了式が行われました。各学部代表の小学部5年髙橋利紀さん、中学部2年髙橋優希さんを通して、児童生徒に修了証書が授与されました。式では「1年間さまざまなことを経験して、体も心も成長したこと。」や春休みの2つのお願いと約束として「お世話になった方たちへ感謝の気持ちを伝えること。好きなことや熱中することを見つけること。新学期に元気に登校すること。」などの話がありました。
1年間頑張ったことを自信にして、新学期にまた元気な笑顔が見られることを楽しみにしています。
3月15日(金)に小・中学部の卒業証書授与式が行われ、小学部8名、中学部11名の卒業生が各学部を旅立ちました。
緊張しつつも、堂々とした表情で本田校長より卒業証書を授与された卒業生たち。校長の式辞では、クラスごとの活躍の様子が紹介され、「自分の持っている力を信じて、ゆっくりと、しっかりと歩んでいってください。」と激励をもらいました。在校生からは小学部5年の鹿野月楓さんと中学部2年の大友海翔さんが代表として、卒業生とのこれまでの思い出を交えて「おくることば」を述べました。また、卒業生代表の小学部の板橋隆斗さんと中学部の小林歩夢さんが「わかれのことば」として、友達との思い出やこれからの決意、先生や家族への感謝の気持ちなどを伝えました。
開校して2年、各学部の基礎をみんなで協力して築いてくれた卒業生たちです。それぞれに次のステージでさらに活躍してくれることを、心から期待しています。ご卒業、おめでとうございます!
1月9日(火)に、小・中学部の第三学期始業式及び高等部の第三学期始業式を実施しました。校長からは、「三学期は『言葉』について考えてほしい。相手を思いやる言葉、お互いに気持ちの良い言葉を使っていこう。」との話がありました。また、MLBの大谷翔平選手から寄贈いただいたグローブが校長より紹介され、「野球しようぜ」のメッセージに合わせて、「野球に限らず、自分がやりたいと思うことに、一生懸命取り組んでほしい。」と話がありました。各学部の代表児童生徒による発表では、冬休みの思い出や三学期にがんばることなどを発表しました。
三学期は短い期間ですが、1年間のまとめとともに次の学年・ステージに向かう大事な時期となります。体調に気をつけ、元気に三学期を過ごしていきたいと思います。
12月22日(金)に、小・中学部の第二学期終業式及び高等部の第二学期終業式を実施しました。校長からは、二学期始業式で伝えた「挑戦」について振り返り、「挑戦してできたことや学んだことが大事だ。」「冬休みは家族が喜ぶことを自分で考えて、取り組んでほしい。」との話がありました。また、各学部からの代表児童生徒が、二学期に頑張ったことや楽しかったことを発表しました。遠足や学習旅行・修学旅行、現場実習、だてっこみらいフェスティバルとたくさんの学びの機会を振り返り、自分たちの成長を実感できたと思います。
高等部では、終業式後に学部集会を行いました。その中で選択音楽を学んでいる生徒によるトーンチャイムの演奏もあり、『歓びの歌(ベートーベン)』を披露し日頃の学習の成果を発表しました。
新年を迎え、三学期を新たな気持ちで気持ちよくスタートできるよう、17日間の冬休みを楽しく有意義に過ごしてほしいと願っています。