福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
2月9日(木)に学校保健委員会が行われました。学校医、学校薬剤師、父母と教師の会会長様、副会長様に御参集いただきました。
養護教諭より、今年度の保健指導の取り組みや、課題として見えてきた肥満について、今年度実施した生活習慣・性に関するアンケートの結果について
報告しました。
協議では、先生方からはそれぞれの専門である医療的な視点からの意見、保護者からはご自分のお子さんの生活を踏まえた身近な意見をいただきました。
今後の本校の保健の取り組みを考えるうえで大変有意義な会となりました。
令和5年2月8日、本校保護者を対象に、第2回目となる保護者進路研修会を開催しました。
今回は、伊達市梁川町の社会福祉法人ひろせ福祉会の三浦正一理事長様を講師としてお招きし、「障がい福祉サービス事業所での取り組み」や「卒業後の生活を見据えた保護者の役割」などについて御講話いただきました。
参加した保護者様からの感想を御紹介します。
・就労支援の現状について、まだまだ理解不足な面が多く、今回の研修会を通して話を伺えて大変ためになった。
・卒業後の進路を見据えて、私たち保護者の役割を考えていく良い機会となった。
・基本的な生活習慣を整えることは今すぐできることなので、自分(親)も含めて取り組みたい。
・親の会のありがたみ、人の支えがあって今があることを教えていただきありがたかった。
福祉サービスが現在のように充実するまでに至った経緯などについてもお話いただき、子供達のために親が声をあげて行動する必要性についてなど、改めて考える機会となりました。
三浦理事長様、御講話いただきましてありがとうございました。
次年度も、保護者の皆様からの要望を聞きながら研修会を企画していきます。
令和5年2月8日、本校保護者を対象に、中学部・高等部の作業製品の販売会を開催しました。
今回販売した製品は、高等部クリエイティブサービス班の毛糸を使用した製品や、刺し子の布巾等、また、牛革や伊達市のイノシシ革を使用した革工製品、中学部の木工製品や油取りなどでした。
来場者には、高等部アクティブサービス班より、自分たちが育てた花から取った種のプレゼントもありました。
たくさんの保護者様が来校してくださり、販売担当の生徒とやりとりをしながら、製品をご覧頂きました。その中で、製品について自分の言葉で説明をする生徒の姿が見られました。
後日の振り返りの学習では、保護者様からいただいた感想を読んで、「うれしい言葉」「心に響く言葉」などを確認していきました。生徒たちからは「また来年も販売会をしたい。」「喜んでもらえてうれしかった。」など前向きな言葉が聞かれました。
今回の販売会は、生徒一人一人が「今まで頑張ってきたことが誰かの喜びにつながったこと。それは自分も嬉しいこと。」を実感できる機会となりました。
次年度も「使う人のために」良い製品を目指して、日々の学習に取り組んでまいります。