福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和6年度の第1回保健委員会を7月18日(木)に行いました。
養護教諭より、今年度の健康診断の実施状況や性に関する指導アンケート実施についての報告を行いました。
意見交換会では、「性に関する指導についての今年度の取り組みについて」をテーマに話し合いました。
性に関する指導は、自分の体や性について正しい知識をもったり他者と適切なかかわり方を学んだりすることをねらいにあげています。
保護者からは、なんでも相談できる窓口のようなものがあるといい、他人事として考えず自分のこととして考えていくことが大事、年齢や実態の幅も大きい学校なので、集団をしぼって指導していくのもいいのではないか、などの意見をいただきました。
学校医からは、小さい頃からできることとして、「やってはいけないことがルールとしてわかる」「相手が嫌がることはしない」(例.いきなり抱き着いたら相手をびっくさせてしまう、いやだよ)を繰り返し教えていくことが将来の愛情表現につながるとの話がありました。また、されて嫌だと感じたことを嫌と伝えることができるよう教えていくことも大事との話もありました。
今後、子どもたちの指導を考える際に参考となる気づきをたくさん得られた会となりました。