福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
2月21日(火)、中学部の卒業生を送る会がありました。
卒業生は、中学部での思い出や得意なことを動画で発表しました。
在校生はダンスやパフォーマンスで卒業生へのお祝いの気持ちを表現し、その様子を撮影・編集した動画を上映しました。また、応援団に扮して卒業生にエールを送ったり、手作りのプレゼントを手渡したりしました。
在校生からたくさんの「おめでとう」のメッセージを受け取り、卒業生も嬉しそうな表情を見せていました。
生活単元学習「ミシンで作ろう」では、ミシンを使い、コースター作りに挑戦しています。
2枚の布を縫い合わせ、裏返して、端ミシンをかけるという過程ですが、ミシンの使い方を学びながら取り組んでいます。
ミシンを扱う時の目は真剣そのもので、布の色や柄を選んだり、縫い目を工夫したりしながら、集中して仕上げる姿が見られました。
生活を彩る一枚になりそうです。
1月31日(火)に保原体育館で行われた「伊達市立志式」に参加しました。
「立志式」は、古来の成人式で元服にあたる14歳に「志」を立て、大人としての自覚を深める儀式です。今回の立志式はⅠ部式典、Ⅱ部芸術鑑賞会の2部構成で行われました。
式典では、立志証書授与、伊達市長の式辞、代表生徒による誓いの言葉等がありました。生徒たちは少し緊張しながらも落ち着いて厳粛な式に臨むことができました。
芸術鑑賞会ではナチュラルダンステアトルによる現代舞踊「さーかす」を鑑賞しました。「前向きに生きる大切さ」と「みんな違ってみんないい」をコンセプトにした「身体表現」でした。様々なライトや音楽、ダンス等を楽しみながら、生徒たちは集中して鑑賞していました。舞台の最後には、その場で簡単な振り付けを全員で覚えて踊りました。講演終了後、劇団の方への花束贈呈があり2年2組の鴫原恒河君が代表としてお礼の言葉と花束贈呈を行いました。とても立派なあいさつができました。
学校に戻ってから校長室で校長先生からひとりひとりに立志証書を手渡していやだきました。
生徒にとって、とても思い出深い式になりました。
1月18日(水)に今年度最後の「中学部 学部集会」を行いました。初めに3学期の予定についてパワーポイントを見ながら説明を聞き、3学期に行われる行事に向けて意識を高めました。その後、2つのグループに分かれて「ターゲットボッチャ」を行いました。ターゲットとなる的をよく見て、上手に投げることができました。自分のチームを応援する声もたくさん聞かれ、とても盛り上がった試合になりました。負けて悔しがる様子も見られましたが、みんなで協力しながら今年度最後の学部集会に取り組むことができました。
中学部「総合的な学習の時間」では、「地域について知ろう」というテーマで、伊達地域の特産物である「あんぽ柿」作りに取り組んでいます。地域の農家の方をゲストティーチャーに迎え、柿について調べて疑問に思ったことを質問したり、あんぽ柿や渋抜き柿の作り方を教えてもらったりしました。実際に作ってみたり、比べたりする場面では、意欲的に活動に取り組み、生徒たちの気づきの言葉もたくさん聞かれました。体験することを通して多くの学びがありました。1月に学習のまとめと発表を行う予定です。