福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
中学部3年1組では、11月30日に開催される だてっこみらいフェスティバル へ向けた学習に取り組んでいます。
中学部のステージ発表のテーマは、「知ろう 伝えよう やってみよう~わたしたちにできるSDGs」です。そのための大道具や、身に着ける衣装を作りました。また、校内に掲示するポスターを作製したり、昨年度お世話になった先生に招待状を書いたりしました。
中学部全体でのステージ発表の練習を通して、次第に気持ちも盛り上がってきました。
3年1組はみんな生き物が大好きです。その生き物たちは、地球温暖化によってどうなってしまうのでしょうか?20年後の未来が見えるという地球温暖化トンネルを通った先には・・・・?! かっぱの未来は?! 続きが気になる方、ぜひ当日の発表をお楽しみに!生徒の渾身の演技にどうぞご期待ください!
11月7日(木)伊達地方有功会・赤十字奉仕団、社会福祉協議会の皆さんが来校され、中学部の生徒たちとの植栽活動交流が行われました。グループごとに自己紹介をしたり、苗の植え方を教わったりしながら一緒に活動しました。笑顔でやりとりしたり、緊張しながらも活動したりする姿が見られ、それぞれに交流を楽しむことができました。伊達地方有功会・赤十字奉仕団の皆さんとの交流は、今年度で3回目となりました。地域の方と継続しての交流は、生徒たちにとっても貴重な時間となっていると感じられます。今年もきれいな花壇を見るたびに、交流を思い出すことと思います。
10月15日から10月25日までの9日間、産業現場等における実習(校内実習)を行いました。だてっこマルシェで販売する作業製品作りや農作物の収穫、保原総合運動公園の清掃活動などたくさんの活動を最後まで頑張ることができました。
作業製品の製作では、販売する商品であることを理解し傷がつかないように配慮したり、手触りがよくなるように注意するなど“ていねいに“取り組むことを意識することができました。また、油取りパックづくりでは、集めた牛乳パックのフィルムを剝がしたり、細かくちぎったりするなどの活動を長い時間集中して取り組む姿が見られました。
保原総合運動公園の清掃活動では、保原野球場の芝生に生えているキノコを取り除く活動をしました。保原総合運動公園の職員さんから感謝の言葉をいただき、地域と交流することの大切さを感じることができ、とても良い体験となりました。
今年度は、中学部として【 挑戦 】というテーマを掲げ、9日間の校内実習に取り組みました。様々な場面で子どもたちが自分なりに挑戦をしようという姿が見られ、実りある実習として終えることができました。
中学部2年1組では、9月27日に社会科見学として伊達市立図書館を訪問しました。
館長さんを中心に、図書館の屋上や閉書庫など図書館の様々な場所を案内していただきました。また、映像研修室において動く絵本を鑑賞したり、大きな絵本の読み聞かせ会を開いていただいたりして様々な本と親しむことができました。
図書カードを作成したり、事前に学習した日本図書十進法の知識を生かし自分の好きな本を探して読書したりと、図書館を体験する時間も設けていただきました。
社会では以前に公共交通機関の乗り方を学習しました。その知識を生かして、行きではバスを、帰りはタクシーを使用することができました。バスやタクシーに初めて乗ったという生徒もおり、本学習のすべてが良い経験になりました。
図書館見学にあたり子どもたちの気になることを一人一つ直接質問することができました。
1.図書館の役割は何ですか? A.いろいろな情報をみんなに伝えることです。
2.図書館の本を何人で整理していますか? A.約12人で整理しています。
3.図書館で人気の本は何ですか? A.アンパンマン、おしりたんていの本が人気です。
4.中高生に人気の本は何ですか? A.5分後シリーズの本が人気です。
5.館長さんの好きな本は何ですか? A.ダジャレや早口言葉の本が好きです。
6.アニメの本はありますか? A.アンパンマンや名探偵コナンの本などがあります。
10月10日(木)に第3回中学部集会を行いました。
今回は、1年生の学習旅行の思い出発表、3年生の修学旅行の思い出発表、総合的な学習の時間について、の3本立てでした。1年生、3年生ともにそれぞれの方法で思い出の数々を堂々と発表することができました。総合的な学習の時間についての説明では、だてっこみらいフェスティバルでの発表に向けた話を聞きました。
今年のテーマはSDGs!生徒たちが学んだSDGsについてどのような形で発表するのか…だてっこみらいフェスティバルでの生徒たちの姿に乞うご期待!!!