福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和5年1月23日に高等部2年1組の進路に関する事業所見学を実施しました。
「ホテル福島グリーンパレス」様と「県北障害者就業・生活支援センター」様の2カ所を見学させていただきました。
「「働く」ことについて考える。」「就労するために必要な力について理解を深める。」「就労した後のサポート体制について情報を得る。」ことをねらいとして取り組みました。
ホテル福島グリーンパレス様では、客室清掃の様子を見学させていただき、鮮やかな手さばきでベッドメーキングを行う姿に、生徒たちの第一声は「かっこいい!」でした。説明の中で、「初めは誰でも、先輩に教えてもらいながら働くが、一つ一つきちんと覚えていけば、徐々に1人でできるようになっていく。」とあり、生徒たちは就職への不安な気持ちが少し軽減したようでした。
県北障害者就業・生活支援センター様では、センターの概要を聞いた後に、就労してからのトラブルへの対応方法について、選択方式で考え、その理由について一つずつ一緒に確認をしていきました。また、最後には、考えてきた質問をして、丁寧にお答えいただき、学校に戻ってからしっかりと振り返り、学習をまとめることができました。
自分の目で見たり、話を聞いたりしたことを、自分の進路を考える際に生かしていきたいと思います。
事業所の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、本当にありがとうございました。