福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
12月13日(水)に、本校中学部3年生と大笹生支援学校中学部3年生との交流及び共同学習を行いました。本校開校前は、一緒の学校で学習していた生徒たち。久しぶりの再会に最初から笑顔がいっぱいの交流会となりました。互いの学習の様子を話したり、ターゲットボッチャをしたりと楽しいひと時を過ごすことができました。
「おわりの会」では、「わくわくした。」「楽しかった。」と感想を発表し、これから控えている受験に向けて、お互いにエールを送り合いました。「またあいたいな…。」「さみしいな…。」と言いながら、大笹生支援学校のバスが見えなくなるまで、手を振り続けた生徒たちでした。今後も手紙やビデオレターのやりとりを通して、交流を深めていきたいと思います。
生活単元学習「ウインターフェスティバル」の学習に取り組みました。冬は日照時間も短く、曇っている日も多いので、そんな日の暗さを利用して、「光」に注目した学習に挑戦しました。
中学部1.2年2組、2年3組の友達と一緒に、蛍光塗料やリース、スノード、カラーセロハンを使ってクリスマスツリーを作り、ブラックライトやミラーボールなど、様々な照明機器で照らし、「ボヤっとした光」「チカチカした光」など様々な光り方を楽しむことができました。中でもミラーボールで光るクリスマスツリーコーナーは大人気で、生徒たちみんながそのキラキラした光に魅了されていました。
中学部3年2組では、家庭科の学習で「パンチニードル」に取り組んでいます。パンチニードルとは専用のニードルに毛糸を通して、絵を描くようにステッチする手芸です。力の入れ具合や毛糸を引き抜く加減、毛糸の色や太さで風合いが変わり、個性あふれる作品になります。
はじめは簡単な図案から始めましたが、コツをつかんだ生徒は制作意欲と創造力がグングンあがり、自分の好きなマークやキャラクター、食べ物などを仕上げることができました。パンチニードルに取り組む集中力はとても素晴らしく、教室はまるでパンチニードル工房のようです。未来のパンチニードル作家たちの作品をご覧ください。
11月25日に開催する「だてっこみらいフェスティバル」に向けて意欲的に取り組んでいます。
1つ目は、「実行委員会での取り組み」です。中学部3年生としてフェスティバルを盛り上げたいという気持ちから、学級全員が委員になりました。定期的に行われる委員会に参加し、オープニングのVTR作りや、各学級への連絡、実行委員会としての企画の練習などに取り組みました。
2つ目は「中学部の発表に向けた取り組み」です。「地域の祭り」をテーマに、霊山太鼓を粘り強く練習したり、桑折町の御柱祭りや川俣シャモを表現するVTR作りでは、みんなで意見を出し合ったりしました。
3つ目は、「フェスティバルを成功させる取り組み」です。プログラムに使うテーマに沿ったイラストを考えて描いたり、太鼓を置く台を設計し、自分の力で作ったりしました。また、作業製品販売用の横断幕を役割分担して仕上げることができました。
今回の活動を通して、みんなで協力し、意見を出し合って作り上げる素晴らしさを実感しています。本番まであと少しですが、頑張っていきたいと思います。
中学部では11月1日(水)に総合的な学習の時間に伊達地方有功会・赤十字奉仕団の16名の皆さんと植栽活動を通じて交流学習を行いました。合計300ポットの色とりどりのパンジーやビオラの花苗を、本校のかがやき広場の花壇に植えることができました。
活動中には地域の方々と楽しくやりとりしながら苗を植えて交流することができ、大変有意義な時間となりました。
10月16日(月)~27日(金)までの10日間、中学部では校内実習を行いました。1年1組、2年1組、3年1組、3年2組では、フルーツコンテナ・パソコンラック製作の木工作業を中心に、保原総合公園での地域との交流清掃活動も行いました。
木工作業では、材料のやすり掛けや塗装、組み立てなどを行いました。電動ドリルやドライバー、かなづちなどを使った作業では、安全に気を付けながら取り組むことができました。
地域との交流清掃活動では、伊達市スポーツ振興公社様の御厚意で保原総合公園の野球場内の除草をさせていただきました。
また、1年2組、1・2年2組、2年3組、3年3組では生活単元学習で、「油取りパック」作りを行いました。
9月29日(金)に事業所見学を行いました。今回は、社会福祉法人ひろせ福祉会工房ひろせ、社会福祉法人ひろせ福祉会生活介護事業所さくら、有限会社すずらん工房に2つのグループに分かれて、見学・体験を行ってきました。施設について生徒自身が見て、肌で感じることで「働くこと」のイメージを深めることができました。
また、振り返りを通して生徒から「校内実習を頑張りたい。」「自力通学を頑張りたい。」「パン作りをしてみたい。」「カフェをやってみたい。」など前向きの言葉が聞かれました。10月に行われる校内実習を頑張ろうという気持ちが高まりました。
9月27日に第2回学部集会を行い、今回は1年生が学習旅行、2年生が宿泊学習へ行ってきた感想をそれぞれ発表しました。1,2年生とも、楽しかった様子が伝わり、生徒たちから「いいな~」という声も聞こえてきました。発表の後は、みんなが楽しみにしていたボッチャ大会!今回も赤チーム、青チームにそれぞれ分かれて行いました。先攻後攻をじゃんけんで決め、青チームからの攻撃になりました。的を狙って全力で投げたり、応援したりチームが勝つために頑張りました。接戦の末勝ったのは青チーム!!学部主事から表彰状が授与されました。
中学部2年生は9月21・22日の2日間にわたり、国立磐梯青少年交流の家へ宿泊学習に行ってきました。
国立磐梯青少年交流の家では、自然散策や会津漆蒔絵体験など様々な学習に積極的に取り組みました。
1日目の夕食は野外炊飯を行い、カレーライスを作りました。薪を使って火起こしから始まり大きな釜での調理でしたが、事前学習で練習したこともあり、みんなで協力しながら美味しいカレーライスを作ることができました。
天候は小雨が降ることもありましたが予定通り野外で活動でき、大自然の中で有意義な時間を過ごすことができました。生徒にとっては初めての宿泊学習で、不安を感じる部分もありましたが、来年の修学旅行へ向けてとても貴重な経験となりました。
私たち中学部1年生8名は、9月15日、郡山ふれあい科学館スペースパークへ行ってきました。
目的地までの往復には、阿武隈急行と東北新幹線を利用しました。自分で運賃を支払うこと、自動改札機に切符を通すこと、エスカレーターを乗り降りすること…生徒によっては初めてづくしとなったようで、貴重な経験を積むことができました。
郡山ふれあい科学館スペースパークでは、展示ゾーンで宇宙に関する様々な展示物を見学しました。中には体験できる展示物もあり、興味深く過ごすことができました。また、宇宙劇場(プラネタリウム)では、「星座を見つけよう」の番組を観ました。惑星や星座に興味津々の生徒たちは、45分間食い入るように星空を眺め、解説員の方の話を聞くことができました。
お昼は郡山駅に移動し、1階のフードバザー(フードコート)で各自食べたいメニューを選んで友達とおしゃべりしながらおいしく食べました。生徒によってはお土産も購入し、終始充実した学習旅行を楽しむことができました。