福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
5月19日(日)、26日(日)に会津若松市内で第62回福島県障がい者スポーツ大会が開催されました。本校からは19日に行われたフライングディスク競技(ディスリート5・ディスタンス)に高等部2名、陸上競技(50m・100m)に高等部2名の生徒が出場しました。26日に行われたバスケットボールには、高等部男子バスケットボール部が出場しました。
生徒たちは緊張の中練習の成果を発揮し、精一杯頑張って競技を終えることができました。大会に出場し、経験したことや感じたことをこれからの学校生活に活かしてほしいと思います。本当にお疲れさまでした。
【結果】 ※3位以内の生徒にはメダルが授与されました。
〇フライングディスク競技(グループ内の順位)
・高等部1年森藤結衣さん:2位(アキュラシー) ・高等部1年鴫原恒河さん:1位(ディスタンス)
〇陸上競技(グループ内の順位)
・高等部1年小林歩夢さん:1位(100m) ・高等部2年:3位(50 m)
〇バスケットボール
・高等部男子バスケットボール部:優勝(小笠原快依飛さん・関根日向葵さん・伊丹隆之助さん・亀岡東真さん・鈴木啓介さん)
5月23日(木)、特別支援学校を卒業された2名の方に来校いただき「先輩の話を聞く会」を実施しました。
高齢者ディサービスで働く佐藤伊吹さんと就労継続支援B型事業所で働く末永琉偉さんから、「働く楽しさと厳しさ」について実際に働いている映像や写真を見ながらお話をいただきました。
高等部を卒業してまだ数年ですが、すでにたくさんの業務内容を担当しており、「やりがい」を感じながら生き生きと働いていらっしゃることが分かりました。
参加した中学部、高等部の生徒は熱心にメモをとりながら、話を聞いていました。最後には参加者からの質問にも丁寧にお答えいただきました。
高等部は6月から始まる前期現場実習前に今回の話をお聞きしたことで、現場実習や卒業後に向けての意識を高め、自分の目標や課題を再認識することができました。
2名の先輩方ならびに南東北川俣デイサービス様、工房ひろせ様におかれましては貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
5月17日(金)に、伊達警察署から講師をお迎えし、小・中学部の交通安全教室を行いました。
小学部1年生は体育館に設置した模擬信号を使って、2年生以上は学校周辺の道路や横断歩道を実際に歩いて、それぞれに道路の歩き方・渡り方を学びました。また、パトカーの見学をし、警察官の仕事の一端を知ることができました。
中学部では、「ミニ歩行環境シミュレーターわたろうくん」を使用し、道路の渡り方のシミュレーションを行いました。左右から走ってくる車を見て判断したり、夜の横断歩道の渡り方を体験したりして、安全な移動をイメージすることができました。体験させていただいたシミュレーターは県内に4台しか配置されていないもので、貴重な時間となりました。実地指導では、警察官の方々の指導を受けながら歩行の仕方や横断歩道の渡り方を確認し、交通ルールを守る大切さを学ぶことができました。
交通安全について改めて学ぶ機会を設けることで、その大事さを再認識できたと思います。これからも交通事故に遭わないよう、一人一人気をつけていきたいと思います。
第1回目の避難訓練を、5月15日(水)に実施しました。今回は火災が発生した想定で避難を行い、ハンカチで口を押さえ、整然と避難する児童・生徒の様子が見られました。1年生にとっては本校で初めての避難訓練でしたが、校庭までの避難経路を確認することができました。
今年度は3回の避難訓練が計画されています。もしもの時に落ち着いて行動できるよう、教職員も安全に気を配っていきたいと思います。
5月9日(木)に全職員で校内研究における研修を行いました。月に1回、昨年度に引き続き、校内研究推進計画を基に、各学部のグループで授業研究に取り組んでいきます。
第1回目は、教科等横断的な視点について全職員で共有し、実際の単元でどう取り組んでいくかを各自検討することを目的に実施しました。
子どもたちが分かる授業を目指し、職員間で学び合う研修を進めてまいります。