福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和6年11月30日(土)に、本校にて「だてっこみらいフェスティバル」が開催されました。高等部では、だてっこマルシェで、3つの班に分かれて、作業学習の成果を発表しました。
「アクティブサービス班」では、ビルクリーニングの実演と育てた野菜等の販売をしました。「クリエイティブサービス班」では、刺し子などの手工芸品と革製品を販売し、来場者にキーホルダー等の製作体験をしていただきました。そして、「ソーシャルサービス班」では、「カフェテリアDATE」というカフェで、コーヒーなどの提供をしました。
約2時間の販売会が終わった後、生徒たちからは「もっとやりたかった。」「来年はここを工夫したい。」などの感想が聞かれ、充実感に満ちた表情が見られました。
たくさんのお客様とやりとりを交わしながら、笑顔や笑い声のあふれる1日となりました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
パート2もお楽しみに!!
<アクティブサービス班>
<クリエイティブサービス班>
<ソーシャルサービス班>
11月14日(木)に全校児童生徒が集まっての「芸術鑑賞教室」を行いました。本年度はフルート奏者の石澤由美子様とピアノ奏者の小野部玲子様をお招きし、演奏会を楽しみました。
演目の前半は、『夢をかなえてドラえもん』や『レット・イット・ゴー』などの、みんなが知っているアニメの曲。石澤様の周りに集まり、フルートの演奏に合わせて、時にはダンスも交えながら、楽しく歌いました。後半は、『ひまわりの約束』や『いのちの歌』などの曲を、フルートとピアノの演奏でしっとり聴きました。特に『ロンドンデリー』の演奏では、石澤様からみんなにぜひ聞いてほしいとの思いが紹介され、児童生徒もじっくり曲の雰囲気を味わうことができました。
石澤様は、本校の敷地にかつて建っていた旧保原小学校の卒業生とのことで、「母校で演奏するようで嬉しい」とおっしゃっていました。地域の方による本物の演奏に触れ、児童生徒にとっても貴重な経験になりました。
11月6日(水)に本校にて保護者対象の研修会を行いました。
今回は「ウエルシアオアシス株式会社」の営業支援部長 相繁様、茨城営業所長 大前様、指導員 山口様を講師にお招きし、「企業就労について考える」をテーマにお話しいただきました。
小・中学部、高等部の保護者が参加し、御準備いただいた資料や動画を見ながら、「企業就労で求められること」を中心にお聞きしました。特に、在学中に身につけておくことや家庭で育てる力について丁寧に御説明をいただきました。
保護者からは「就職に向けて今からできることをたくさん聞くことができたので、これから本人と話し合いながら成長できたらと思います。」など、今後の道筋が分かったので、準備を進めていきたいという前向きな感想を多くいただきました。
講師の皆様、貴重なお話しをいただきまして本当にありがとうございました。
11月1日(金)に、保護者を対象とした給食試食会を実施しました。
だて支援学校の給食について、調理の対応や給食の安全確保等、栄養士からの説明を聞いたり、保護者の方々で配膳したりしました。本校の給食では、日常の食事で不足しがちな野菜、海藻、豆類などを取り入れていることや、素材を生かした味付けにしている等の話がありました。
給食を食べていただいた際は、「給食、懐かしい!」「美味しいです!」等、様々な声をいただきました。
保原町赤十字奉仕団様より、タオルをいただきました。子どもたちの生活環境美化のために使わせていただきたいと思います。ありがとうございました。
10月29日(火)「アスリート派遣等による体育行事等の充実・高度化の促進事業」の一環として、講師に中里隆太先生をお迎えし、体育の授業を行いました。今回は器械体操の跳び箱運動の内容でした。始めに準備・基礎運動として、ストレッチ等を行い、実演を交えて跳び箱運動に取り組みました。講師の先生から身体の動かし方の助言や補助をしていただきながら活動することで、短い時間に上達する姿が見られました。授業を通して、興味関心をもって活動したり、できた嬉しさを味わい、挑戦する気持ちをもったりすることができました。