福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和5年9月27日(水)に伊達市・伊達郡の福祉サービス事業所の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として学校の学習内容についての質問や、卒業後に向けて必要な事などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、生徒たちに質問等で声をかけてくださるようお願いしました。生徒たちは「お客様に聞かれたことに対して、ゆっくりで良いから自分の言葉で答える。」ことを目標としました。見学時には、自分の担当している作業について笑顔で伝えている生徒の姿が多く見られました。そこには「相手に伝えたい気持ち」があり、伝えられたことで、「達成感」を感じている表情があふれていました。
意見交換会では、作業学習の見学から、「答えをすぐに提示せず、本人に考えさせる先生たちのかかわり方を事業所でも心掛けたい。」とか「在学中には、たくさんのことに挑戦し、自分で進路を選択できるようにすると良い。」などたくさんの御感想、御助言をいただきました。
現場実習の際などには、生徒一人一人の支援方法について情報を共有しながら、より充実した実習を実施できるように、今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった事業所の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。