福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
令和5年10月4日(水)に高等部生徒が校外実習等でお世話になっている企業の皆様や、支援機関の皆様に御来校いただき、高等部の作業学習の様子を見学していただいた後、意見交換会として企業就労に向けて必要な力や支援体制などについて話し合いの場をもちました。
作業学習の見学では、アクティブサービス班では、ビルクリーニングのデモンストレーションやトイレ、廊下等の清掃の様子を御覧いただきました。クリエイティブサービス班では、製作内容について生徒が説明をした後、製作の様子を御覧頂き、生徒たちに質問等で声をかけていただきました。
意見交換会では、雇用する際に重視することとして「コミュニケーション能力が大事。作業の技術等は雇用してから育てていく。」「決まった時間に出勤する。自力通勤ができる。毎日出勤できることが必要。」など、具体的に御助言をいただきました。また、長く働くために必要なこととして「安定して働くためには、支援機関との連携が必要であり、職場で問題等を早期に発見して、情報を共有し対応・解決することが大事になってくる。」などの御意見をいただきました。
生徒一人一人の可能性を広げられるように、今回いただきました御助言を学習活動の中で生かしていきたいと考えています。今後も関係者の皆様とのつながりを密にしていきたいと思います。
参加してくださった企業、支援機関の皆様、お忙しい中、貴重な御意見をいただき本当にありがとうございました。