福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
7月21日(金)だて支援学校初代の卒業生2名とその保護者1名を迎え、同窓生との茶話会を行いました。本校では、「同窓会」がまだ立ち上がっていません。しかし、令和4年度の卒業生と学校が卒業後もつながることで会員同士の親睦を図ったり、生活の豊かさを図ったりすることを目的とし、茶話会形式で気軽に参加できる会を開催いたしました。校長先生や教頭先生、高等部の先生だけでなく、小・中学部の先生方にも多く参加して頂き、卒業生の近況報告や在学時の思い出の写真を見て盛り上がりました。また、参加した卒業生からは「楽しかった。」「これからも頑張ります。」や保護者の方からは、開催したことへの御礼も聞かれました。卒業してまだ数カ月ではありますが、卒業生は、堂々と自分の言葉で気持ちを伝えたり、事業所の方のお名前を覚えてお話をしたり、事業所で頑張っている学習ノート等を見せてくれたりするなど社会で頑張っている様子が伺えました。次年度以降も同窓生が気軽に集まれる機会を卒業生とその保護者の方と一緒に企画していきます。
7月18日(火)校長先生とのおしゃべりタイム(校長先生と保護者の懇談会)を行い、保護者8名が参加しました。自己紹介では、お子さんの好きなことや最近の様子などをお話いただきました。懇談の中では、支援学校に入る前の思いや学校生活の話題など活発な意見交換がありました。参加していただいた保護者の方からは、「昨年より中身の濃いお話ができて良かった。」「校長先生の先生になったきっかけなどを聞けて楽しかった。」「だて支援学校の生徒であるうちに一緒に成長していけたらと思う。」「色々な保護者さんにどんどん参加してほしい。」「大笹生の流れ等も踏まえながら新しいいい学校にしていけたらと思う。」と感想をいただきました。
今年度は、2学期、3学期にも予定しております。
7月20日(木)第1回保護者進路研修会を行い、保護者21名の参加がありました。伊達市健康福祉部社会福祉課障がい福祉係の係長二階堂様、主任主事の 柳田様、同じく主任主事 斎藤様を講師に福祉サービス事業所のそれぞれのサービスの種類についての違い、伊達市・伊達郡にある福祉サービス事業所について具体的な内容、福祉サービス契約までの手続き等についての説明を頂きました。各事業所についてまとめた資料も多く頂きました。また、質疑応答では、事業所の定員や事業所の併用についてなど、質問が上がり、それについても丁寧な返答を頂きました。参加した保護者からは、「漠然としていたものが少し見通しがもてるようになった。」「施設見学に行くための資料となりよかった。」「初めて就労継続支援A型、B型などがあることを知り、これからの本人、私たちのためになった。」など感想を頂きました。今後は、9月に進路座談会を予定しております。
7月20日(木)に、第一学期終業式を小・中学部、高等部それぞれに行いました。参加した児童生徒の表情は、夏休みに向けた期待と楽しみでいっぱいのようです。本田校長からは、「通知票を見て、今学期がんばったこと・できたことをふりかえってほしい」「夏休みを健康に過ごし、二学期に元気に登校してほしい」といった話が、児童生徒に伝えられました。また、児童生徒の代表が今学期の学習を振り返り、がんばったことを紹介しました。
各学部終業式の中で、11月に行う本校初の学校祭の名称が、「だてっこみらいフェスティバル」に決まったことが、実行委員会の生徒から発表されました。また、福島県障がい者スポーツ大会やたなばた展で入賞した児童生徒の表彰も行われました。
終業式とそれに伴う発表・表彰は、一学期中のがんばりをお互いに紹介し、みんなで認め合う機会になったと思います。夏休みには、普段の学校がある日にはできないような経験をして、さらに成長した姿で二学期に会えることを楽しみにしています。
令和5年度の第1回保健委員会が7月13日(木)に行われました。
養護教諭より、今年度の健康診断の結果や本校の課題である肥満についての報告がありました。
意見交換会では、「健康課題である肥満を踏まえた取り組みについて」をテーマに話し合いました。
各学部からは、運動の取り組みの様子を、動画を交えながら紹介しました。また、給食の取り組みとして、栄養士からは、本校の児童生徒の
体格等に合わせて計算したエネルギー目標量で献立を作っているとの話がありました。保護者からは、家庭で肥満対策を行う難しさや偏食の悩
みも話題にあげられました。
学校医からは、肥満には丸飲みやよく噛んでいないという問題もあることや、本人に合わせた楽しい取り組み、肥満の子たちもやってみようと
思えるような内容の工夫があるとよいとの意見をいただきました。皆様からいただいた意見を踏まえながら取り組みを進めていきたいと思います。