福島県立だて支援学校は、小学部、中学部、高等部の児童生徒が通学する特別支援学校です。
このたびの人事異動により、10名の教職員がだて支援学校を離れることとなりました。3月28日(火)に離任式が行われ、離任される教職員から児童生徒へ最後のメッセージが送られました。涙を流して別れを惜しむ子どもたちの姿も見られ、大変さみしい気持ちですが、春の別れを新たな出発ととらえ、新年度に向けて進んでいきたいと思います。
3月20日(月)に高等部で、23日(木)に小・中学部で、それぞれの修了式が行われ、各学部代表を通じて児童生徒に今学年の修了証書が渡されました。
本田校長からは、今年度がんばってきたことへの称賛と、「お世話になった人を思い出し、『ありがとう』と伝えてほしい」「熱中できること、好きなことを見つけてほしい」と春休みに期待することの話がありました。4月に元気な笑顔を見られることを楽しみにしています。
だて支援学校が開校して最初の卒業証書授与式が、高等部、小・中学部それぞれに行われました。
高等部は3月1日(水)に7名の卒業生が本校を旅立ちました。2年生の遠藤雅実さんの送辞を受けて、卒業生代表の髙木優人さんが答辞として高等部の思い出やこれからの決意を述べました。
小・中学部は3月16日(木)に小学部5名、中学部3名の卒業生が各学部での学びを終えました。小学部板橋隆斗さん、中学部小林歩夢さんが在校生代表として「おくることば」を伝えると、卒業生代表の「わかれのことば」を小学部佐藤ルキアさん、中学部鈴木啓介さんがそれぞれ述べ、これまでの思い出を発表しました。
社会人として、高校生として、中学生として、それぞれのステージで夢に向かい、自分の道を一歩ずつ歩んでいってほしいと思います。これからも卒業生の活躍を期待しています。
令和5年2月8日、本校保護者を対象に、中学部・高等部の作業製品の販売会を開催しました。
今回販売した製品は、高等部クリエイティブサービス班の毛糸を使用した製品や、刺し子の布巾等、また、牛革や伊達市のイノシシ革を使用した革工製品、中学部の木工製品や油取りなどでした。
来場者には、高等部アクティブサービス班より、自分たちが育てた花から取った種のプレゼントもありました。
たくさんの保護者様が来校してくださり、販売担当の生徒とやりとりをしながら、製品をご覧頂きました。その中で、製品について自分の言葉で説明をする生徒の姿が見られました。
後日の振り返りの学習では、保護者様からいただいた感想を読んで、「うれしい言葉」「心に響く言葉」などを確認していきました。生徒たちからは「また来年も販売会をしたい。」「喜んでもらえてうれしかった。」など前向きな言葉が聞かれました。
今回の販売会は、生徒一人一人が「今まで頑張ってきたことが誰かの喜びにつながったこと。それは自分も嬉しいこと。」を実感できる機会となりました。
次年度も「使う人のために」良い製品を目指して、日々の学習に取り組んでまいります。
1月10日に第三学期始業式が行われ、元気に2023年がスタートしました。始業式では、本田校長が「チャレンジすることを大切にしてほしい」と、全校児童生徒に向けて伝えました。また、各学部の代表児童生徒が、これからの学習・生活でがんばることを堂々と発表しました。
第三学期は短いですが、1年間のまとめとなる大切な学期となります。寒さに負けず、元気に過ごしていきたいと思いますので、今年も本校教育活動へのご理解ご協力を、よろしくお願いいたします。
たくさんの活動に取り組んできた第二学期もいよいよおしまいです。全校児童生徒が集まって第二学期終業式が行われました。本田校長からは、「重大ニュースは、だて支援学校が開校したこと」「三学期に元気に、笑顔で会いましょう」と話がありました。また、各学部代表の児童生徒が、第二学期にがんばったことやできるようになったこと、第三学期に取り組みたいことなどを、実演したり、モニターを活用したりして発表しました。
式の後には、書道コンクールで入賞した生徒の表彰も行われました。様々な活躍の場面で成長が見られた第二学期。冬休みを経て、第三学期に一人一人の成長が大きく花開くことを期待しています。保護者の皆様、地域・関係者の皆様、第二学期の期間中にいただいた本校教育活動へのご理解とご協力、ありがとうございました。
11月28日(月)に、文化庁主催・公益財団法人福島県文化振興財団共催による、令和4年度文化芸術による子供育成推進事業「芸術鑑賞教室」が開催されました。口笛とキーボードによる音楽ユニット「レッド・ベコーズ」のお二人をお迎えし、「世界一の口笛演奏会」と題して、世界一に輝いた高木満理子さんの口笛と、細川佳那枝さんのキーボードの音色を全校で味わいました。新型コロナウイルス感染症対策として、会場の体育館と校内とをリモートで結んでの鑑賞となりましたが、各リモート会場でも実際の音色と変わらない響きを感じることができたと思います。
また、県文化振興財団からは、理事長の鈴木淳一様(本校の開校準備の期間に県教育委員会教育長として多大なるご尽力をくださりました)等がご来校くださり、校舎を内覧していただくとともに、本校児童生徒に励ましのお言葉をいただきました。本物の芸術に触れる機会をいただいたことに、心より御礼申し上げます。
小・中学部の第2学期の始業式が行われました。新型コロナウイルス感染症対策として、小・中学部それぞれ分かれての実施となりました。校長先生からは、2学期もマスクや手洗い等の新型コロナウイルス感染症対策を行いながら、楽しく、自ら進んで学習すること、友達と仲良くすること、元気に活動することについてのお話がありました。また、代表3名の児童生徒が夏休みの思い出発表を行いました。2学期81日間、日々の学習を大切にしながらすすめていきたいと思います。
だて支援学校が開校して3ヶ月半。71日の第一学期が終わり、全校児童生徒が参加しての終業式が行われました。本田校長からは、各学部ががんばってきたことや通知表のことについて、話がありました。また、各学部の代表児童生徒が、自分ががんばってきたことや楽しかった思い出を発表しました。式終了後には、県障がい者スポーツ大会や県たなばた展の表彰披露も行われ、今学期の校内でのがんばりをお互いに認め合う機会となりました。
いよいよ本校初の夏休み。小・中学部は36日間、高等部は42日間の長い休みになります。新型コロナウイルス感染症には十分に配慮しながらとはなりますが、普段できない活動に、御家庭や地域の中で取り組んでもらえればと思います。第一学期の期間中にいただいた本校教育活動への御理解と御協力、ありがとうございました。
5月15日(日)に第60回福島県障がい者スポーツ大会が行われました。本校からは、フライングディスク競技に中学部3年1組鈴木啓介君、ボッチャ競技に高等部2年3組八巻樹璃さんの2名が出場しました。2名とも緊張感の中、だて支援学校の代表として、精一杯頑張ってくれました。
また、鈴木啓介君は2位という素晴らしい結果を残し、八巻樹璃さんは社会人の皆さんの中に混ざって最後まで諦めることなく試合に臨みました。
フライングディスク競技:鈴木啓介君
ボッチャ競技:八巻樹璃さん